eikan-seirios’s blog

立教専門塾栄冠ゼミ・私立校中高一貫校専門アルファのブログです。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。

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冬休みの勉強の仕方〜国語編〜

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国語の冬休みの宿題は、テキストで出される場合が多いですが、
一部、読書感想文だけ、年始の書初めだけという場合がありますので、
全ての場合に対応できる勉強の仕方の提案が難しいです。


冒頭から、“言い訳”“逃げ口上”で始まりましたが、
国語の宿題に関しては、他の長期休みの宿題でも同様の、
共通の認識があると思います。


「自分は日本に住んでいて、普段日本語を使っているから、
 “特別”に国語の勉強をしなくても、大丈夫」

「だから」

「なんで国語の宿題が出されるか、意味がわからない。
 (自分的に、自分なりに)本はよく読んでいるし、読めるし、
 テストの点数も、そこそこ、なんとなく、点数が取れていて、
 “何”を勉強しろというのか」


いかがでしょうか。


“実際”にそう思って、そうして何もせずとも、“現実”として、
「成果」が出ている、テストで点数が取れている、成績は“普通”に取れているから、
上記の認識で“事実”としていませんか。


いきなりの決め付けで失礼しましたが、上記の認識がある限り、
国語の宿題は、後々でも“できる”から、最後の最後まで後回し、
そうして冬休み最終日に一気にやる、最悪、答え丸写しでも、
“テスト”では点数が取れるから、別にいいと考えてしまうと思います。


なぜ、そんなことがわかるのかというと、多くの先人が、先輩が、
私を含めた大人達が、思ったことだからです。


中高一貫校で、かつ、大学まで内部進学できる学生は、
その感覚、その意識でも、“成績”さえ取れていれば、
特に誰からも文句は言われないでしょう。


しかし、受験を控える方は、気をつけて下さい。
受験で最も点数が伸び悩むのが、国語です。
基本的に、上記の考えでいる限り、伸びないといっても過言ではないでしょう。


日本人だからできるだろう、普段使っているからできるだろう、
本を読んでいるからできるだろう、“学校”の定期テストで点数がそこそこだから、
できるだろう、は受験では通用しないことがしばしばあります。


これは模試や実際のテストを受けてみて、結果が出るまで、
あるいは結果が出ても悩むこととなると思いますが、
考えを改めない限り、変えることが難しいと思います。


長々とウザイことを書きましたが、こうまで壮大に、誇張した書き方をしないと、
国語の宿題をやる、しかも事前にやる、冬休み中にあえて“宿題以外の国語の勉強”をするのが、
難しいと思い、書かせて頂きました。


実際のところ、私もそうでしたが、特別に“国語の勉強”をするとなると、
古文・漢文などの古語の文法、活用形など、「暗記的要素」に集中するだけとなり、
あとはおざなりとなることが多いと思います。


そうなる全ての原因は冒頭の“意識・認識”があるためだと、思います。


長くなりますが、こういった意識・認識があることは前提と考えておりますが、
できれば、この冬休みの間だけでも、意識・認識を外してみて、
やってみてはいかがでしょうかという提案をさせて頂きます。


まず、宿題が事前に出されている、特にテキストを渡されている場合、
新出漢字などの穴埋めを先にしましょう。


今は便利なもので、携帯・スマホ・インターネットという「辞書」がありますから、
いつでも、どこでも、誰でも、できる面倒な“作業”となってしまっていると思います。


もちろん、それで、それが“勉強”だと言うつもりはありません。
“宿題を終わらせる”ことを最大の目的とさせて頂いておりますので、
こう書かせて頂きました。


誰でもできること、面倒なことほど、人は“後回し”にしがちなので、
まずはそれを打破するための提案をしております。


次に、テストが終わってからの一週間から十日間、毎日2〜4ページ、
長文読解を行って下さい。


冬休みの宿題で、実は国語の宿題が、“物理的に”一番“時間”がかかります。


なぜなら、この長文読解の際に、作品を読む“時間”がかかってしまうからです。


少し小言になってしまいますが、そのため、上記した結末、
後回しにした結果、“思ったより時間が足りなくなって”、
答えを丸写し、あるいは、適当に答えて、答えの欄を埋めてしまう。


“こういった”勉強、宿題になってしまうのが、最も効果がなく、
また効率の悪い、「国語の勉強」となってしまいます。


はっきり言って、「意味がない」です。


それならば、ということで、漢字の穴埋めを先にやって、
長文読解を“テスト後”の時間にやってしまいましょうと提案します。


テスト明けの一週間から十日間、毎日2〜4ページやっていれば、
おそらく終業日には、ほとんど宿題が終わるはずです。


“事前に”宿題を出してくれている、優しい先生の「意図」を読み取って、
早めに終わらせておくことをオススメします。


次に、宿題が終業日に出される場合、この場合でも、
できるだけ早めにやってしまうことを提案します。


何度も書きますが、他の教科以上に、国語の宿題は後回しになりがちです。


“誰でもできて”“面倒で”“時間がかかる”“だけ”と思われる国語の宿題を、
終わらせておけば、他の教科をやる“励み”になる、やる気になると思います。


やり方は任せますが、終業日に出された場合は、コツコツというよりは、
思い立ったが吉日、その日一日で終わらせるくらいの気持で、
一気に終わらせるほうがいいでしょう。


やっている最中は、苦痛に感じるかもしれませんが、
“それ”を後回しにするのか、分散させて、だらだらとやるのが良いか、
よく考えてみて下さい。


最後に、宿題が出なかった、読書感想文、書初めだけだった、
あるいは宿題以上に、“さらに”国語の勉強をしたいという方には、
以下の勉強を提案したいと思います。


読書感想文、書初めに関しては、こちらも思い立ったが吉日、
その日一日で終わらせるほうが良いでしょう。


皮肉に聞こえるかもしれませんが“忙しい”今の時代の方々にとっては、
本を読むのに、書初めの準備や何を書くかを決めるのに、
一週間も二週間も“時間をかける”ほうがつらいでしょうし、面倒でしょう。


それならば、さっさと終わらせてしまうことです。


書初めなどは伝統文化という考えもありますので、
正月元旦から三が日にやるというのであれば、それでも構いませんが、
そうやって、結局やらずに、4日以降、ひどいと、始業日前日の夜に、
さっと書くなどとなりかねませんので、毎年の自分のことを、
自分の性格、性分をよく考えて、事前にやるか、決めた日にやるか、決めて下さい。


さて、これで“宿題”が出た場合に関しての提案はできたと思います。


全般編でも書きましたが、基本的に、一部の受験生を除き、
今年一年を頑張った、二学期の成績、テストの点数に問題が無かった、
その上、宿題も終わったというのであれば、
冬休みの短い期間に焦ったように、“勉強”し始める必要はないと思っています。


せっかくのクリスマス、年末年始、正月ですので、
ゆっくりと家族団らんして、一年の疲れを取るお休みとして、
過ごされて良いと思います。


それでもなお、確固たる信念、気持をもって、宿題以上の国語の勉強をする、
したいという方には、“学校の教科書を読む”予習を提案したいと思います。


基本的に冬休みなどの短い休み期間には、“予習”をすることをオススメしておりませんが、
国語に関しては、“予習”をするのが効果的となります。


少し話が脱線しますが、学校の教科書は、特にこの国語の教科書は、
おそらく、もう二度と、受験勉強にも、使うこと、読むことがありません。


しかし、学校の教科書は、名著を厳選された、うまく編集・改編された、
その上、ページ数も少なく、読みやすいように出来ています。


これほどの「名作」の「本」はありません。


そういった意識を持って読んでみると、少しは読みやすくなると思います。


国語の教科書はどうしても“勉強”というフィルターがかかってしまうため、
一般の書籍、本よりも、「面倒」「嫌々」「難しい」「読むのが苦痛」となりがちですが、
年を経て、改めて読み返してみると意外なほどわかりやすく、面白く、読みやすいものです。


予習を兼ねて、三学期の範囲を読んでおくと、三学期の授業がはかどりますし、
範囲外の作品も、読んでおくと、読解力や語彙力がつきます。


また、そういった効果や効率などよりも、上記した、
「もう二度と読むことがない」「名作」の「本」として、
国語の教科書に触れることのほうが、後々大きな財産となると思います。


もう「捨てて」しまったかもしれませんが、前の学年、
それ以上前、中学校、小学校の国語の教科書が、まだあれば、
この冬休みに、改めて、「読んで」みることをオススメします。


長くなりましたが、いかがだったでしょうか。


「国語の勉強」、それも、イベント事満載の、短い期間の冬休みに、
となりますと、なかなか実行できない、後回しになってしまうと思います。


だからこそ、宿題があるなら『事前に』『早めに』を、
宿題がないなら、“無理に”“時間を作って”というのは
難しいと思う、という提案をしております。


あくまでも、たくさんある勉強法の中の一つとして、
参考にして頂ければと思います。


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