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立教生・中高一貫校生2015年夏期講習(前半)
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多くの学校で今日明日ぐらいからテストが始まると思います。
もう終わった方、始まった方は経験してきていることだと思いますが、
テスト自体は始まってしまえば、あっという間に終わります。
50分という時間の早さ、短さを感じることでしょう。
普段の授業では、50分という時間は長く、面倒で、早く終わって欲しいと
思える時間かもしれませんが、その50分で、あなたの能力が、努力が、
『あなた』が問われるとなると、時間が足りないと感じるから、
その時間を早く、短く感じられることだと思います。
しかし、時間を止めることも、遅くすることも、延ばすこともできませんので、
その50分で、“強制”されることになります。
緊張感をもって、全力を出し切ってみて下さい。
テストを終えた方は、“その”同じ50分を、テストを終えた“今”、
何に、どうして使っているか、同じ感覚かどうかを、感じ取ってみて下さい。
そうすることで、『時間』というものを、感じられると思います。
さて、テストが始まった方、始まる方は、
時間を感じ取るなどという悠長なことを言っていられません。
50分、3000秒という時間内で、自分の力を出し切らなければなりません。
そして、それが終われば、次の50分、3000秒に備えて、
一分一秒でもムダにしないように、テスト期間中を走りきれるようにして下さい。
テストとテストの合間の休み時間、10分〜20分の時間でも、
600秒〜1200秒という時間があるわけですから、
その一分で、その一秒で、意外に多くのことを、
『思い出し』『覚え』『確認』できることができます。
10分〜20分は、ちょっとした時間に感じられるかもしれませんが、
テスト中は、その時間も貴重な時間となり、この時間を軽く見る方は、
その時間に泣くことになります。
普段でも、この10分〜20分の積み重ねをしている方は、
こういった時間“こそ”大切に、丁寧に過ごすことができると思います。
テスト中ではありますが、そういったことを学び、“次”に活かせるようにするのもまた、
勉強だと思います。
テストが始まれば、時間はあっという間に過ぎます。
その合間合間の時間、瞬間を、大事に、大切に、丁寧に過ごすことをオススメします。
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