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立教生・中高一貫校生２０１８年夏期講習（前半）
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今年度の定期テストはすでに中間テストを受けていて、
さらに今週には期末テストを受ける、あるいは受けている最中だと思いますので、
『もうわかって』いるとは思います。
成績に関しては、来週再来週に渡されることでしょうが、
どちらも、よく“検証”しておくことをオススメします。
昨年度のテストの点数、そして成績と、
今年度のテストの点数、成績を『比較』してみて、
テストの“素点”そのもの、“平均点”が下がっているのかどうか、
そして、それによって評価された成績は下がっているのかどうか。
下がっていないのであれば、そこまで学校・先生側は“変わって”いないのか、
あるいは、皆さん自身が、『頑張った』から、今まで通りを“保てた”のかもしれません。
しかし、『下がっている』場合、学校・先生側が変わっていることはもちろんのこと、
『変わっていない』ように見える審査・評価が、その“価値”が変わっている場合があります。
つまり、『今までと同じように』宿題を提出しているにも関わらず、
平常点が下がっていたりする場合、宿題提出の平常点の価値が下がって、
他の別のもの、例えば『平常テストや小テスト』などが“増えて”、
その価値が上がったということも考えられます。
こういったことが起きている場合、今まで通り『宿題さえ』出していれば平常点を
もらえるという概念は覆ることになります。
テストの素点もそうですが、『その点』そのものは、たかだか１・２点、
数点ぐらいのことかもしれませんが、“それら”が積み重なると、
十数点から数十点ともなってしまい、『成績』が下がることになります。
そのことを知らずに、例年通り、宿題を頑張ればとか、テスト前にちょっと頑張ればとかで、
問題解決できなくなる可能性が高くなると思います。
そうなると、『頑張っている』のに、点数、成績は伸びない、
学校・先生側が『頑張れば』と言っていることの、『何』を頑張ればいいのか、
わからないということになるでしょう。
今までなら、平常点の大部分を占めていたのが『宿題』でしたので、
『宿題』を必ず出しましょう、そしてその『宿題』をきちんとやっていれば、
定期テストでも、ソコソコの点数が取れるようになっていましたので、
私立校・中高一貫校で、『宿題』をやることが勉強対策であり、テスト対策であり、
成績対策になっていました。
しかし、今年度から、授業の進度が速くなり、宿題の量も増え、
さらには平常テストや授業中の態度・姿勢なども見られるようになって、
定期テストの難易度も上がったとしたら、『全て』を対応しないと、
成績が上がるどころか、成績を『保つ』ことも難しくなっていくと思います。
そして、その状況・状態が今後も続く、あるいは今年度以降、加速度的に
求められることになっていくと、“一度”落した『成績』を取り戻すことが
困難になっていくと思います。
それこそ、生活や考え方、人生観すらも一変するくらいの覚悟がないと、
復活することができないようになるでしょう。
それでも、“今まで通り”の生活、考え方で、『何とかなるでしょう』と思う方、
失礼ながら、これは親御さん、ご家庭の方もですが、そういった方の中から、
順番に学校を去ることになると思います。
学校・先生側が“ふるい落とす”つもりで行っているか否かはわかりませんが、
２０２０年度の教育改革に『対応』しようとすることで、必然的に、あるいは
偶発的に、そういった状況になると思われます。
今年度以降は、『そうなってから』では、挽回が厳しくなることが予想されます。
昨年度からもうるさく書いてきておりますが、“そうなる”前に、
よく考えて、早め早めに『決断』することを、お子さんだけでなく、
親御さん、ご家庭の方も、覚悟されたほうが宜しいかと思います。
『宣伝』だから、脅し文句でそう言っているのだろうと思われてしまうかもしれませんが、
失礼ながら、私立校・中高一貫校生の進級・進学を手助けする塾としては、
今年度以降のことを危惧すると、むしろ、希望を持たせるかのような宣伝によって、
入塾することをお断りし、『受験することになること』を見据えて、
予備校や受験進学塾をオススメすることが増えると考えております。
可能性を否定するようなことになりますが、現実的に考えて、
１４〜１６回の定期テスト、８回の成績によって、
進級・進学が決まる私立校・中高一貫校で、
残り少ない機会しか無い中、泣きつかれるようにすがられても、
数字・数値を覆すことがまず難しいということになると思います。
今までは、“どんな”状況・状態であろうとも、二年次三学期、
あるいは三年次になってからも、大逆転劇を目指せることがありましたが、
そうして、『進学』していっても、高校・大学で、結局潰れてしまう傾向があることが、
データとして増えてきていることも、問題になっていたと思います。
２０２０年度の改革に乗っかる形ではありますが、多くの私立校・中高一貫校が、
また、大学も、このことにテコ入れを行うようになっていくと思います。
そうなってから、『許されない』ということになってしまいますと、
イコール『取り戻せない』ということになるのでは懸念しております。
基礎学力や基礎知識もそうですが、何よりも青春時代に費やした『時間』、
費やすべき、習得すべき勉強、学識が、数百時間も、千時間も、
抜け落としてしまったとなれば、１・２か月はもちろん、１・２年もかけても、
通っていた学校のレベル・偏差値にまで戻ることが
難しいことになるかもしれません。
大げさに書いているつもりではありますが、昨今の私立校・中高一貫校で、
進級・進学できないだけでなく、そのまま『落ちこぼれて』しまった方の
末路を見ると、今年度からは大げさにも注意喚起を促しておかないと、
“そうなって”からの対応も更なる悲劇を生むことになると思います。
ほとんどの方は“そう”はならないことですが、今年度以降、
気を付けておかないと、一気にたたみかけるように、
“そう”なってしまうかもしれませんので注意しておくことをオススメします。
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