eikan-seirios’s blog

立教専門塾栄冠ゼミ・私立校中高一貫校専門アルファのブログです。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。

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『例外』『特別』を許せば許すほど、要求はエスカレートしていく

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二学期が始まって間もなくかもしれませんが、 中間テストがあるのかどうかの確認だけは しておくことをオススメします。 今だ、方針が決まらず、未定となっている 学校・先生は少ないと思いますが、 もし、本当に決まっておらず、 どうなるかわからないという方は、 一学期と異なり、この二学期は、 テストがあることを前提にされたほうが よろしいでしょう。 先日も書きましたが、 私立校・中高一貫校において、 この二学期は、進級・進学の 合否がほぼ決まる学期と なるために、少なくとも高校生、 中学3年生に限っては、 必ずテストがあると思って いたほうが良いでしょう。 少なくとも、『また』不問とされる、 無くなるということは、まず無いと 思って下さい。 今年だけ、特別に、 と思われるかもしれませんが、 学校に限らず、組織運営している コミュニティでは、基本的に、 そういった『例外』を作ることを、 嫌がります。 昨今は、そのことに反発される方が、 多くなってきておりますが、 『例外』『特別』を許せば許すほど、 多くの方が図に乗るといいますか、 あれが良いなら、これも良いだろう、 他人が許されたのだから、自分も 許されるだろうと、どんどん要求が エスカレートしていくと、規律はもちろんのこと、 組織として運営することも困難になっていきます。 今回の事態下で、例外、特別、特例を許せば、 来年以降も、今回のことが『影響した』と、 様々なことに『言い訳』出来ることとなり、 いつまで、どこまで、誰までを対象に、など、 決まりようのない、基準、条件、ボーダーを だらだらと引きずることになります。 学校の校則や地域の条例などにおいて、 無意味に思えるようなこと・ものを、 なかなか変えられない、廃止出来ないのは、 根本的には、このためだとも言えます。 一つ、例外、特別、特例を許せば、 図に乗った方が、次々と、 例外、特別、特例を許せ、与えろと、 『要求』をエスカレートさせていき、 果ては、無法地帯化することになります。 最近は、そうなる想像が出来ない方が多いのか、 規律や規則に対して、不平不満を爆発させて、 『自分の思い通り』にいかないことに、 納得も、自制も、自律も出来ずに、 とにかく好き勝手にやらせろという方が 増えてきているように思えます。 個人的には、一度徹底して好き勝手にやらせる、 つまり、あらゆる例外、特別、特例を許し、 全員が全員、やりたいようにやらせてみて、 『失敗』することを学んだほうがよろしいかと 思っております。 例えば、髪の染色を禁止するなどの校則が、 よくやり玉にあげられますが、一度よく 考えてみることをオススメします。 髪の染色くらいと思われる方が多いと思いますが、 じゃあ、同じくファッションとしてのピアスなどは、 指輪をすることは、ブランド品を持つことは、 とエスカレートしていった場合、 髪の染色はOKで、それらが駄目だという理由を、 明確にかつ、当人を納得させることができるかと 問われたら、いかがでしょうか。 たかが、髪の染色を許すぐらいで、 『そこまで』おおげさなことに なるわけがない、と思われる かもしれませんが、 隣人が好き勝手にやることを ちょっとでも許したら、 エスカレートしていき、 もう手をつけられなくなることは、 国際的にも証明されつつあると 思いますが、どうでしょう。 校則などの規則の根本、根底にあるのは、 そうした例外、特別、特例を許せば、 それに追随する人、ものが出てくるから、 そうならないように定めることにあります。 昨今は、例外、特別、特例を許せ許せと、 訴える方が多くなってきておりますが、 そうなったらなったで、巡り巡って、 自分に何が起きるのか、組織、コミュニティ、 社会全体で、どうなっていくのか、 一度、よく考えてみることをオススメします。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   ┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓   ┃通┃┃塾┃┃生┃┃募┃┃集┃┃中┃   ┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛ 立教専門塾池袋栄冠ゼミ 公立・私学中高一貫校生専門塾アルファ 自習空間シリウス(時間制自習室) 【住所】 東京都豊島区西池袋5-8-9 藤和池袋コープ2F(地図) 【TEL・FAX】 03-6912-7063 【PR】■□■□■□■□■□■□■□■□  私立校・中高一貫校生の二学期からの  勉強の仕方を電子書籍で提案!  試し読み・ご購入は以下のサイトで  ご確認下さい。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■