絞られていく選択肢、可能性

私立校・中高一貫校生　二学期期末テストの勉強の仕方

栄冠ゼミ (著)、330円(税込)　私立校・中高一貫校生の二学期期末テストの勉強の仕方を紹介

１０月もあっという間に２週間が経ちます。中間テストがあった方は、本当にあっという間に感じられたと思います。テストを終えてほっと一息となっているかもしれませんが、気付いたら、来月の今頃になっていたとならないようにして下さい。１０月になった時にも書きましたが、中間テストが終わってからは、部活動や学校行事が活発になる中、授業は加速し、宿題は大量に出される。気付いた時には、とんでもない量になっていて、１１月２週間、下旬になっていると、もう『間に合いません』。宿題は何とか間に合うかもしれませんが、テストで『挽回』するには、それも、今までのマイナス分をとなると、『物理的』に難しいでしょう。昨今の傾向として、この二学期期末テストは、今学年の成績に、『止めを刺す』ようになってきています。『止めを刺す』、つまり、この時点で、今学年の成績はほぼ決定し、三学期は、『次学年』に向けて、軌道修正をする準備期間のようになります。その準備期間でもサボれば、進学の合否の『止め』となる時期が、徐々に早まってくることになっていきます。各学年の一学期は、比較的簡単、テストの点数、成績を取るのが、易しい学期となりますが、その一学期で、『また』点数、成績を落したとなれば、もう進学までの挽回は難しくなります。当然ですが、学年が上がれば、部活動、学校行事はもっと『忙しく』なりますし、『休めず』、『時間が無くなり』ます。以前にも書きましたが、文武両道を試せるのは、１年次１学期まで、遅くとも、２年次１学期までに結論、つまり、文を取るのか、武を取るのか、決断をしないと、ズルズルと、進学出来ないことが決まるまで、学校にしがみつく形になります。かつては、２年次二学期が終わってからでも、目を覚まし、覚醒し、文を押し上げる方もおりましたが、今では皆無になってきています。このことから、最近よく、進級・進学出来ないことは、『予想』ではなく、『予定』されていると表現しております。つまり『予定通り』に進級・進学出来ないとなる方が、増えてきていると言えます。私も含め、教育関係者はどうしても、偉そうに、まるで予言するかのように、こうなる、ああなると断言することが多いですが、これは、『学校の勉強』の特性、体系立った学問の道を進むにおいて、『出来ない』ままで、先に、上に、進むことが出来ないことを知っている、わかっているからです。高校・大学に進学したい、学業の道に進みたい、歩みたいとなれば、そして、その高校・大学も、『そこそこ』名の知れたとなれば、教育関係者は、『予言』出来ることになります。『学校の勉強』、体系立った学問においては、ある意味『絶対的』に言うことが出来ます。一発試験の勝負、受験においても、『勉強』『学力』『知識』は積み重ねとなりますので、ある程度、予言することが出来ますが、志望校、偏差値、受験・テストの形式など、『選択肢』『可能性』が多いので、『予言通り』とならないことはあります。しかし、『学校の』、『学校内での』勉強、テスト、成績、進級・進学に関しては、『選択肢』『可能性』が限られる、さらには、学年が上がるほど、残り時間が少なくなるほど、『選択肢』『可能性』は“絞られて”いきますので、予言というより、『予定』されることになります。受験無く高校・大学に進学出来る、私立校・中高一貫校の場合、進級・進学の条件、基準が、明確に決まっているために、 “より”『確実的』になります。限られている期間、時間と、テスト、成績の機会、そして、学校の勉強、体系立った学問は、『予定』されています。それをいつまで、どこまで、無視するのか、し続けるのかは、個人の自由ではありますが、後から、やっぱり無しで、全部帳消しにしてくれということが出来ませんので、気を付けて下さい。無限の可能性、未来・将来を持つ学生の皆さんにとっては、窮屈な話かもしれませんが、高校・大学に進学する、その資格・権利を得るということが、『どういうこと』なのか、よく考えて、出来る限り、早い段階から、行動しておくことをオススメします。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 　　┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓ 　　┃通┃┃塾┃┃生┃┃募┃┃集┃┃中┃ 　　┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛ 立教専門塾池袋栄冠ゼミ公立・私学中高一貫校生専門塾アルファ自習空間シリウス（時間制自習室）【住所】東京都豊島区西池袋5-8-9 藤和池袋コープ2F（地図）【TEL・FAX】 03-6912-7063 【ＰＲ】■□■□■□■□■□■□■□■□ 　私立校・中高一貫校生の二学期からの　勉強の仕方を電子書籍で提案！　試し読み・ご購入は以下のサイトで　ご確認下さい。