一学期からの呼び出し・面談

私立校・中高一貫校生　夏休み（７月）の勉強の仕方

栄冠ゼミ (著)、220円(税込)　私立校・中高一貫校生の夏休み（７月）の勉強の仕方を紹介

１年次一学期から、呼び出されることはないと思いますが、もし呼び出され、面談となった時は、相応の覚悟をもって、臨んでください。よほどのこと、例えば、主要教科全て１など、かなり絶望的な審査・評価を下され、厳重注意の必要があると判断されていることになります。そうでない場合、例えば１・２教科１や２といった結果であれば、呼び出されるまではいかないと思いますが、２年生、３年生、さらには高校生の場合、その１・２教科が、進級・進学に影響してくることがありますので、念のための呼び出し・面談で、釘を刺してくることがあります。といっても、そこまで目くじらたてて、脅してくるように言ってくることはないと思いますが、この呼び出し・面談で、学校・先生側は、『一応』、注意喚起・指導を行ったことになりますので、『これで』仮に進級・進学出来なくなったとしても、学校・先生側は“一切の責任はない”ということになります。親御さん世代の時であれば、学校から呼び出し・面談なんて、それも親も交えての三者面談なんて、よほどの問題を起こした時か、３年次の最終進路の相談くらいだったかと思いますが、私立校・中高一貫校の場合、学習指導の面と、上記したように、進級・進学出来ないことへの布石として、証拠として、あえて行われることがあります。面談時の話では、このままでは進級・進学が厳しくなりますよ、もっと頑張りましょう、提出物を出しましょう、ノートを取りましょう、テストで赤点を取らないようにしましょうと、軽い助言・アドバイスのように言われるかもしれませんが、その実は、これで注意喚起、指導、教育の義務を果たしたということになっておりますので、気を付けて下さい。こうして、この時点から、全ての責任は、お子さんご本人と親御さん、ご家庭の、『自己責任』となりますので、部活動や学校行事が忙しかろうが、のっぴきならぬご家庭の事情があろうが、学校・先生側は、一切関係無いことになります。そこからは、記録された『結果』の数字上の事務処理案件となりますので、進級・進学要綱の基準をクリア出来なければ、どんなに反省していようとも、やる気になっただろうとも、関係無く、ただただ数字での、合否判断ということになります。こう書かれると、学校・先生側が冷たく、人情味の無いように感じられるかもしれませんが、世間一般的に、傍から見ても、注意喚起、指導、教育されているように見えますし、『それでも』やらなかったのは、出来なかったのは、お子さんと親御さん自身という風に見られることになります。単位制絶対評価の私立校・中高一貫校の進級・進学問題、あるいは停学や退学処分が、ほとんど問題にならないのが、こうした、根回しといいますか、的確な手順を踏み、学校・先生側に不備、問題は無いように、しているためです。この論理展開は、法的にもかなり強いものとなると思われ、実際に、裁判で訴えるということも難しいでしょう。この一学期の呼び出し・面談が、そこまでのものだと身構える必要はありませんが、二学期三学期、さらには２年・３年となっていった時、徐々にその重みを感じるものとなりますので、危機感を持つようにして下さい。２・３年生の中には、呼び出されるのも常連となってきて、そういった意識が薄れてきているかもしれませんが、最終的な勧告となった時、不平不満、文句の一つも言えなくなりますので、そこまで追い込まれることのないようにしておくことをオススメします。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 　　┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓ 　　┃通┃┃塾┃┃生┃┃募┃┃集┃┃中┃ 　　┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛ 立教専門塾池袋栄冠ゼミ公立・私学中高一貫校生専門塾アルファ自習空間シリウス（時間制自習室）【住所】東京都豊島区西池袋5-8-9 藤和池袋コープ2F（地図）【TEL・FAX】 03-6912-7063 【ＰＲ】■□■□■□■□■□■□■□■□ 　私立校・中高一貫校生の夏休みに考える　勉強の仕方を電子書籍で提案！　試し読み・ご購入は以下のサイトで　ご確認下さい。