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立教専門塾栄冠ゼミ・私立校中高一貫校専門アルファのブログです。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。

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テストの出題傾向の探り方

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以前、定期テストの見直し方として、
ミス・間違いを見直すこと、解きなおすことと、
正解した答えをなぜ正解できたかを考えることを
提案しました。


見直しのポイントとしてはその二つで十分なのですが、
もう一つ付け加えるポイントがあります。


これは進学塾などでも、受験対策で行っていることなのですが、
出題傾向を探ることです。


定期テストの場合、学校の先生の性格がわかると、
かなりの確立で出題傾向が出せます。


しかしながらこれはオススメできない方法でもあります。


理由は三つあります。


一つ目の理由は出題傾向=(次回のテストで)やま勘をはると勘違いすることです。


出題傾向がわかったから、絶対この問題が出る=他の問題・部分は
それほど勉強しなくていいと思うこと。


受験など、範囲が幅広く、全てを網羅するのが困難な場合は
こういった勉強法も一つの手ではあります。
(だからといって、オススメするわけではありません)


学校の定期テストで、このやま勘をはる癖をつけてしまうと、
受験または実力テストなどで痛い目に合うことがあります。


二つ目の理由は学校によっては毎年教科の先生が変わり、その都度、
勉強法を変化させて対応しなくてはならないことです。


これはある意味良いこと(変化に対応できる能力がつく)ではありますが、
要領の悪い方ですと、勉強法を変えることに対応できずに、
下手をすると点数が悪くなることがあります。


三つ目は要領良くやりすぎて、本当に覚えなければならないこと、
覚えておかなければならないことを忘れてしまうことです。


一つ目のやま勘をはる癖がつくことに類似しますが、
出題傾向を抑える=必要最低限のことしか覚えない、
その他のことを忘れ去る、という結果になりがちです。


テストは、もちろん点数をとることが目標ではありますが、
その目標に向かって努力すること、
テストをする=学んだことをもう一度復習し理解を深めるという
最終目的があります。


出題傾向がわかれば、他の方より少ない時間で効率良く勉強できますが、
イコールとして、他の方より少ない時間で勉強して、他の人同様ソコソコの
点数(平均点)を取れればいいということでは、成績の向上はもちろん、
生徒本人の人間的な向上も望めません。


出題傾向のみに頼って、必要最低限のことしか、
覚えていかないという姿勢では、上にあがるに従って、
抜け落ちた知識が足を引っ張ってしまうことがあります。


長くなりましたが、これらを踏まえた上で、
次から述べるテストの出題傾向の探り方を
上手に活用してください。


学校の定期テストの出題傾向の探り方として、
まず準備して頂きたいものがあります。


学校で使っている教科書、参考書と授業のノート、プリント。
授業で行った小テスト・宿題があれば、それも用意してください。


これらをまず完全に用意してください。


完全にというのは、毎回の授業をきちんと取ってあるノート、
宿題として出されたプリントなどを全て用意して下さい。


次にテストに出題されている問題を、
それらに当てはめます。


当てはめるというのは、「テストに出題された問題」を
「学校で使っているもの・出されたもの(教科書・参考書・ノート・プリント・宿題)」
の中から、探し当てることです。


簡単なことですが、量が多く、かなり面倒な作業となるため、
皆さんサボりがちです。


多分、テスト中、テストの問題を見ていて、
「あれ、これどこかで見たことある問題だな?」
「こういう問題、教科書か参考書にあったな」
「この問題宿題に出されてなかったっけ?」と感じたと思います。


この感覚が全くない方は、勉強していないことがよくわかります。


学校の定期テストの場合、特に中高一貫校の学校では
「学校で教えたこと=授業で言ったこと=宿題で出したこと」が出題されます。
つまり「学校で教えていないこと」が出題されることはまずありえないはずです。


進学校では受験対策で、学校・先生が教えていようがいまいが、
基本的な公式や文法を知っていれば・わかること、書店で売っている参考書を
やっていれば知っている・わかることを、定期テストに出題されることが多いです。


もちろん中高一貫校の先生の中にはこういった受験を意識した、
本当の学力を求める先生もおりますが、
多くの先生が「学校で自分が教えた」範囲で定期テストの問題を作成します。


これは「学校でやったこと」=「テストに出る」と言えます。


そこで、定期テストの出題傾向を出すために、
「学校で使っているもの・出されたもの(教科書・参考書・ノート・プリント・宿題)」
が重要になってきます。


これらの中に、もっと言えば、これらの中からしか、
定期テストの問題が出題されていないはずです。


先生にもよりますが、
「学校で使っているもの・出されたもの(教科書・参考書・ノート・プリント・宿題)」
の中から、“類似問題”を作る先生もいれば、“数字だけ変えた問題”、
“記載されているそのままの問題”をテストにする先生もいます。


この傾向をつかむことと、もう一つの傾向を見つけることが大事です


学校で使っているもの・出されたもの、
教科書・参考書・ノート・プリント・宿題のどれを重視しているのかです。


まとめますと、
1、学校の教科書・参考書・ノート・プリント・宿題を用意する
2、テストと照らし合わせる。
3、先生の癖
(類似問題を出すのか? 数字を変えただけの問題を出すのか? 記載されている問題をそのまま出すのか?)
4、学校の教科書・参考書・ノート・プリント・宿題のどこから問題が多く出されているのか?
です。


テストで出題されている問題を上記で一覧化してみてください。


例えば、50問あった問題の内、教科書にある問題が10問、参考書にある問題が10問、
宿題で出された問題が30問であった場合、先生は宿題を重視していることがわかります。


そのテストの出題されている問題が
(参考書などに記載されている・宿題で出された)問題がそのまま出ているのが25問
あったのなら、次のテストも、問題をそのまま出す傾向があります。


さらに、この結果を基に、授業でもノートにとり、プリントでも宿題でも出された問題が
80%以上の確立で出ているといった傾向まで、分析すると、怖いものなしです。


ここまでの分析を行ったら、あとは、その分析を活かした勉強に特化していけば、
次のテストは必ず点数があがるはずです。


もちろん、これはあくまで傾向ですが、
先生方も一学期は教科書から、二学期は参考書から、三学期は宿題からと
毎回のテストで変えてくるかもしれません。


しかし、それでも、「授業でもノートにとり、プリントでも宿題でも出された問題が
80%以上の確立で出ているといった傾向」こういった出題傾向に関しては、
避けて通れないはずですので、その問題に関しては必ず点数をとりにいくようにしましょう。


これが分かれば、如何に授業の内容をノートにとることが大事か、
如何に宿題をやっておいたほうがいいのか、ということがわかると思います。


出題傾向を出したから安心というわけではありません。


それを踏まえて、次のテストのために、ノートをしっかりとって、
プリントや宿題などを整理整頓して、それぞれに類似問題がないか、
全てに共通してやっているような問題はないかを、まとめておくようにしてください。


また、先生の癖を熟知し、
(参考書などに記載されている・宿題で出された)問題がそのまま出すようなら、
最悪の勉強法ですが、その参考書・宿題の問題の答えだけを暗記してしまうという
離れ業もあります。
これはどうしてもわからない・覚えられないという問題に関してだけにして下さい。


こういう分析ができるようになれば、
まず定期テストにおいて、赤点をとることはなくなります。


点数に伸び悩んでいる、どんなに勉強をしても点数が上がらない・上がりづらいと
いう方、どうしてもこの単元・箇所・教科に関しては苦手・わからないという方も
点数を上げることができると思います。


定期テストにおいて、ここまでの分析をする方はまずおりませんので、
これを実践する方には、チャンスが出てきます。


もし、3学期、どうしても点数を上げなければならない方は、
この出題傾向の算出を行ってみてください。


但し、不完全な状態の学校の教科書・参考書・ノート・プリント・宿題
を参考にするのは危険ですので、必ず完全な状態のものを用意して下さい。


1学期・2学期の学校の教科書・参考書・ノート・プリント・宿題がない方は、
持っている方に借りて下さい。


その上で、この出題傾向の算出を行えば、
少なくとも次のテストに困ることはないと思います。


余談ですが、ある学校の数学のテストでは、
宿題で出された問題を9割以上そのまま出題していることがありました。
宿題の答えだけを暗記していれば、90点を取れたテストでもあります。
そういったこともありえますので、もし普段からきちんと勉強して、
それでも点数がとれないと悩んでいる方にはこの出題傾向を探ることを
オススメします。


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