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つい先週は、来週、つまり今週のことを考えてもらおうと、
来週は来週はと書いてきました。
しかし二学期が始まった、始まる今週は、中間テストがある“来月”を
考えて下さい。
学期始めの月は、あってないような月として、毎学期書いてきております。
休み明けの月は、学校生活、部活動、委員会・学校行事などに、
『慣れる月』であるため、どうしても、気分的に、
“あっという間”に終わってしまいます。
だからこそ、“来月”を見据えた行動が必要となってきます。
大人ですと、“学期”の区切りがないので、それほど気にならないことではあります。
ですが、学生の皆さんにとっての、“新学期の月”はどうしても、
生活環境を合わせるので精一杯、来月どころか、来週、明日を
どう過ごすかでいっぱいいっぱいになってしまいます。
長期休みの弊害ではありますが、気をつける意味でも、
来月を見据えた行動、勉強、生活をして下さい。
昨今では、この一時、この一瞬を大事に生きる生き方、考え方が流行しているように
思われます。
せっかくの青春時代なのだからといえますが、その行動が、そのやり方が、
その結果が、後々に響いてきているように思われます。
一時、一瞬を生きる、生き方・考え方は結構ですが、
これからの皆さんは、残念なことに、それら全てが“記録”されてしまいます。
『思い出作り』も、今と昔では異なってきてしまっています。
皆さんにとってはムカツクことかもしれませんが、そうやって記録されてしまうと、
大人達は、“それ”が原因で勉強ができなかった、テストの点数が、成績が下がったと、
決め付けることになります。
“証拠”として残ってしまうと、言い訳も、言い逃れもできないでしょう。
そういった意味では今の学生は非情に厳しい立場に立たされていると思います。
悲観的に考えれば、そうなりますが、
楽観的に考えれば、“そういった”過ち、ミス、失敗をしてきている、
諸先輩方のリアルな現状を、知ることができる、見ることができる、
そして疑似体験、想定ができる世の中になってきていると思います。
それらをうまく活用して、自分に活かせるようにして下さい。
私も含めて、多くの諸先輩方のほとんどが、この９月に、
二学期が始まったばかりのこの時期に、中間テストのことを
考えての行動など、できていませんでした。
できていた方のほとんどは、成績に不安のない方、いわゆる勉強のできる方、
要領の良い方です。
できなかったと後々愚痴る先輩となりたいのか、
二学期から変えることができたと誇れる先輩となるか、
よく考えてみて下さい。
一学期の初め、その他の期間にも書いてきていると思いますが、
（二学期中間テスト・期末テストまで）“時間がある”、“可能性がある”
この時期であれば、未来は、希望は、夢は、自分の思い通りに運ぶことのできる
『チャンス』が溢れています。
そのチャンスを逃さないように、考え、計画し、行動して下さい。
来月の今頃は、どんな状況ですか？ 中間テスト何日前ですか？
その時、どうなっていたいですか？ どうしておきたいですか？
テスト前、ノート写しや単語帳作成などの“作業”の追われたいですか？
“それ”をテスト勉強としたいですか？ それは“一学期”とどう変わっていますか？
今なら、“一学期”と同じようなことにならないように、
変えることができます。
“時間”と“チャンス”があります。
その“時間”と“チャンス”を大事にして下さい。
来月の今頃、あーあの時に、あーもっと早くから、
あー二学期からという目標が、とならないように、して下さい。
時間は戻らない上に、今の時代は、全て記録され、残ってしまうということに
気付いて下さい。
便利な世の中になった反面、厳しい世の中になっていることに、
学生時代に気付いておくことをオススメします。
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