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学生時代からの意識改革と銘打っておりますが、
別段自己啓発をしてもらおうというつもりはありません。
ただ、こういう考え方、やり方もあることを知っておくのも、
一つの勉強だと思いますので、今週は偉そうなことを書いていきます。
揚げ足を取られる前に、先に言っておきます。
これから書くことの多くは理想的で、
じゃあ現実にお前はやってきたのかとツッコまれると、
私はできていない、できなかったことが多いです。
ですので、説得力がないから、信じるに値しないと思われても構いません。
しかしながら一つだけ、反論させて頂きますが、そういって、そうやって、
できなかった・できていない大人達の言うこと・忠告は、説得力がないといって無視して、
自分のやりたいようにやる、その結果、できなかった・できていないとバカにしていた
“大人”になってしまうことが、多々あります。
“これ”に関しては、私は多くの経験“済み”ですから、
偉そうに言わさせて頂きます。
未来・将来ある学生の皆さんが、それに当てはまるかどうかは別として、
経験者として語らせて頂きます。
冒頭からうるさい説教のようになってしまいましたが、
まず初めに書かせて頂きますのは、
「やりたいことがあるなら、そのためにどうするか考える」です。
これからの時代は、本当に、やりたいことがいろいろ自由にやれる時代だと思います。
いろいろな選択肢と情報、そして知識や方法が、世の中に溢れており、
さらにそれを、自由に気軽に、取得できる、発信できる世の中になっていると思います。
ただ、その結果、正誤があやふやなものが増え、情報過多となってきていると思います。
私自身は、情報過多になっているというよりも、『選択過多』となってきていると、思います。
私の学生時代は、“遊ぶ”という行動に対して、外で運動するなら、鬼ごっこやカン蹴り、
スポーツだったら草野球、家の中で遊ぶなら、せいぜいトランプ・囲碁・将棋ぐらいでした。
ところが今は、外で遊ぶにしても、“何”でもできる、遊べるもの・ところがたくさんあり、
家の中では、夜遅くまで、無限に遊ぶことができるくらいの“もの”に溢れていると思います。
その中で、皆さんは、自分の好きなものを選択し、遊んでいると思います。
そしてこれは、将来の夢や職業・仕事といったものに関しても、同じのように感じられます。
実際に、将来・未来がどうなるかわからない、“現在”であれば、
可能性がありますし、夢ができない・叶わないことはないという事実があるので、
皆さんは多くの希望を持って、いろいろな可能性に挑戦できます。
ですが、その多さに、目移りしてしまう、いろいろなことをつまみ食いして、結局、
中途半端に終わってしまう。
“現在”どうですか？ そして、“今迄”、どうでしたか？
もちろん、これだけ多くの選択肢と可能性を見せられれば、
“いろいろなことをやりたい！”という気持が強くなるのが人間として、当然です。
しかし、やれることには「制限」が、“いろいろ”かかります。
例えば、どうにもならないことで、「時間」。
そして、これが原因でできないのはくやしいと思いますが、「お金」。
スポーツや芸術の世界だと、「才能」「努力」。
集団で何かを行うためには、「人」「人脈」「人徳」など。
皆さんのやりたいことには、少なくとも上記のどれかが関わって、
うまくいかないことがあると思います。
私が実際に年をとって感じたのは、上記の中で、
最も制限されるのが、「時間」だと思います。
若い皆さんには、ピンとこないことかもしれませんが、
この時間の制限がもっとも厄介になってきます。
みなさんのやりたいことが何なのかは、各個人個人、一人一人で異なりますが、
そのやりたいことには、必ず時間の制限がつきます。
いつからいつまでなのかはわかりませんが、一定の時間が必要となってくるのが、
現実です。
思い立った次の日に、その道のプロ、その道を職業にできるわけではありません。
やりたいことが多ければ多いほど、またそのやりたいことをやりたいと考えている人が多ければ多いほど、
その可能性は、選択肢は、競争は厳しいものになっていきます。
私は、“本当にやりたいことがある”のであれば、学校の勉強“ごとき”、
さっさと終わらせて、やりたいことに集中して、時間をかけて、大成するのも、
良いと思っています。
ただ、その“ごとき”ですら、適当に、時間を無駄にかけて、怠けてやるようでは、
皆さんの言う“やりたいこと”“すら”、同じようになってしまうと思います。
結局は、勉強しろと言いたいのかと思われるかもしれませんが、それは違います。
学校の勉強“ほど”簡単で、公平平等に評価されることはないから、
“ごとき”と書いているのです。
皆さんの言う“やりたいこと”には、教科書や参考書、例題や先生、
テストや成績がありますでしょうか？
そして、それは、具体的な数字としての、ペーパーテストのようなもので、
評価されるものでしょうか？
それらが“無い”から、自由で楽で、自分勝手にできると思っていませんか？
そういう“世界”で、自分のやりたいことをやる人になる方が、
与えられた、用意された、学校の勉強“程度”を、できない、
やらない、やりたくないと、“逃げる”のでしょうか。
やりたいことがあるのは非常に良いことだと思いますが、
そのやりたいことをやるために、何がどう必要なのか、
どうするのか、よく考えてみて下さい。
そして、さらに、“その”必要なものをやるためには、するためには、
どうするか、考えて下さい。
大きな夢、希望、野望をしたい・やりたいためには、
そのために必要なものは何なのかを考え、そして
その必要なものを“作る”ためには、用意するためには、
どうするのかを考える必要があります。
若い皆さんには、それを考える、する・やる『時間』と『チャンス』と、
『行動力・原動力』となる体力があります。
それらを、“無駄”にすることのないように過ごすと、
学生時代は“より”充実したものとなりますので、
ぜひ、『試して』みて下さい。
そして、言う、考える、願う、思う“だけ”で『終えてしまう』ことのないように、
しておくことをオススメします。
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