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今まさに佳境となっているかもしれませんが、
春休みの宿題はいかがでしょうか。
出されていないという方も、一応『出されていない』ということを、
確認して下さい。
『実は』出ていた、ついうっかり忘れていた、なんて笑い話、
３ヵ月後、成績が出た後には、笑えなくなることになります。
一学期の平常点となる春休みの宿題を軽く考える人は多いですが、
私立校・中高一貫校において、宿題・課題を出さないことが、
どういう意味となるか、成績を『記録』してしまってから、
後の祭りとなってしまってから、気付くことでしょう。
そういったことを気づくのも、生徒の自由・自主性、そして
その結果も『自己責任』ということで、ばっさり切り捨てるほうが、
今風のクールな、さっぱりとした、あっさりとした対応なのかもしれませんが、
個人的には、何年生なろうが、何歳になろうが、うるさく言ってあげるのが、
『優しさ』だと思います。
しかし、進級・進学の権限を持つ学校・先生が言えば、軽い冗談のつもりで言っても、
今ならパワハラ・差別・虐待となりかねないので、何も言えないのでしょうが。
この春休みの宿題も、学校の先生は『出しましょう』『出せたら出せ』程度の
言い方だったかもしれませんが、それは、強制しない、自主性に任せると同時に、
その言葉に対する言動・態度・姿勢に対して、『評価』を下すことを意味しています。
やらないでも構いません、それがあなたの意思というのであれば、
その意思に対しての『評価』『記録』をしますので、気をつけて下さい。
こういう体制と取れば、“こう”指導すれば、昨今のパワハラ・差別・虐待問題を全てクリアし、
全て生徒側・ご家庭の『自己責任』となります。
親御さんからすれば、冗談じゃない、せっかく私立校・中高一貫校に入れたのだから、
『そういった』ことも含めての、高い教養、素養を身につけられるように教育・指導するのが、
当然だと『勘違い』されているかもしれませんが、今はむしろ、私立校・中高一貫校ほど、
『生徒の自主性』を重んじ、『文武両道』を推し進め、徹底して、生徒本人・ご家庭に、
『自己責任』を取ってもらう体制になっています。
先月、『小学生の勉強の仕方』にも書かせて頂きましたが、しつけや教養・素養といったものは、
“ご家庭”で身につけるものであり、学校、特に私立校・中高一貫校では、
『その成果を披露する場』となっています。
大げさに言えば、私立校・中高一貫校での点数・成績は、
『その結果』を評価されているともいえます。
親御さんは、そんなこと思いもしてはいないかもしれませんが、
昨今の教育問題を考えると、私立校・中高一貫校側が、そういった体制・態度・姿勢を
取るのもやむおえないかもしれません。
春休みの宿題“程度”のことから、壮大な話になってしまいましたが、
新学期、一学期が始まる今、親御さんも含めて、考えておかないと、
二学期、三学期、二年、三年と学期・学年を過ごす中、
どんどん青ざめることになっていくことになります。
これはかなり大げさに過激に書いた内容ではありますが、
こんなことは『普通』に勉強して、『普通』に学校生活を送れていれば、
絶対に起こりえない、妄想話ですので、気にしすぎる必要はありません。
ただ、その『発端』といいますか、『一端』が見え隠れし始めた時、
親御さんは早め早めに対応しないと、ズルズルと悲劇へと進むことになりますので、
気をつけて下さい。
新学年、一学期から、お子さんにうるさいことを言いたくはないと思いますが、
この一学期こそ、点数・成績を取って、忙しくなる二学期に備えておかないと、
お子さん以上に親御さんが、頭を悩ませることになります。
改めて、よく考えておくことをオススメします。
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