二学期お疲れ様でした - eikan-seirios’s blog

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今週には終業を迎え、二学期も終わると思います。

お疲れ様でした。

本当に、今年度は怒涛の勢いで進んだと思います。

まだ三学期がありますが、もうほぼこの二学期で、
今年度の結果が決まってしまったかと思います。

三学期は学校・先生も進級・進学に関しては、『事務作業』に追われるだけで、
結果に対する書類を用意するだけだと思います。

もう５回ある定期テストの内４回、３回ある成績の内２回もの結果が、
出ているわけですから、残り１回で合否がギリギリ決まるという方は
少ないと思います。

今年度は特に、そういった三学期までもつれることのないように、
言い方が悪いですが、この二学期で『とどめを刺して』きたと思います。

先週、あるいは今週までもつれているかもしれませんが、
面談・呼び出しとなった方は例年以上に多かったと思います。

それこそ、今まで呼ばれたことなどなかったという方も、
今年度は呼び出し・面談、そして忠告となったかと思います。

一学期の時点で気づいた方は、この二学期で軌道修正できたかと思いますが、
そうでなく、“そうはいっても”『進級・進学させてくれる』のだろうと、
タカをくくって、『今まで通り』の生活をしてきた方は、もれなく
呼び出し・面談となったと思いますが、いかがでしょうか。

ここで、呼び出し・面談となったこと以上に、１年生の場合、
１４〜１６回あるテストの内４回を、８回ある成績の内２回を、
２年生の場合、９回〜１１回のテスト、５回目の成績を『消化』し、
『記録』したことに危機感を覚えないと、残りの回数で、
どれだけの挽回が必要なのかわからないと思います。

失礼ながら、昨今はもう残り２〜３回しかない状況で、
『どうにかして下さい』と、懇願されることが多くなってきました。

数年前からその傾向がありましたが、去年、今年からに関しては、
もうすでに、その時点では遅いということが多くなってきました。

テストの点数や成績もそうですが、もう学校生活が破たんし、
基礎学力が格差的に落ちているにも関わらず『今まで通りの生活』は続けたい、
勉強も“少し”頑張るから許してほしい、といった態度、姿勢で、
いられる方が多いです。

それで通用するほど、私立校・中高一貫校は甘くありません。

今までの点数、成績が『記録』されているということと、
残りテスト、成績が『物理的に回数が限られている』ということを、
あまりにも甘く考えられている方が多いです。

自分自身の無限の可能性を想ってのことなのか、それとも思想・考えの根底に、
『学校の勉強など社会に出て役に立たない』というものが、
根付いているからなのかもしれません。

いずれにしても、その思想、考え、態度、姿勢のままで、
私立校・中高一貫校で、『進級・進学』が“許される”ということはないでしょう。

むしろ、よく書いておりますが、私立校・中高一貫校でのもっとも悲劇となる、
中学３年次のこの時期になって、進学できないことが決まり、
さらには基礎学力の低下、勉強習慣の無さから、他校受験も失敗、
国内での進路は断たれ、海外留学するまで追い込まれる事態となり、
そこからまた国内（の大学）に戻ってくるのに厳しい条件を課されたりして、
大学受験もうまくいかず、これから先どうするのかも決まらない。

そこまでになった時、“普通に”進級・進学できていれば、
大学までの道が用意されていたことを考えた時、この差別にも似た区別に、
耐えられるかどうか。

その時になって、『なってみてわかった』で仕方なかったで、
済ますことができるかどうか。

そこまで最低最悪な結果になることもあるということを考えて、
自分自身の無限の可能性を、機会を、夢を追い続けることが、
正しいのかどうかを考えていますでしょうか。

残念ながら、『記録』される点数、成績で進級・進学が決まる私立校・中高一貫校においては、
今年度以降、ある程度の時期をもって、その考えを改めなければ、悲劇へと進むことになると思います。

大げさな妄言だと思いますが、ギリギリで進級・進学“できた”“できなかった”方を、
多く見てきた塾だからこそ、出来る限り、多くの方に知っておいてもらいたい『現実』として、
書かせて頂いております。

これからの私立校・中高一貫校は大きな激変の時代になると思います、

その変革の『犠牲者』となって、さらには上記のような『悲劇』へと、
突き進むことのないように、しておくことをオススメします。

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