進学できなかった方を知る、見る

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敗者にさらに鞭を打つような最低の行為に見えるかもしれませんが、
うるさい妄言のような説教よりも、説得力のある『現実』だと思いますので、
ぜひ、しっかりと知って、見ておくことをオススメします。

厳しい書き方をしますが、記録される点数、成績で進級・進学ができる
私立校・中高一貫校において、『進級・進学“できなかった”』方は、
敗者であり、そのやり方、生き方、考え方、学校生活は、
少なくともその私立校・中高一貫校では『間違っていた』という判断を
されたことになります。

その『やり方』『生き方』『考え方』では、うまくいかなかったということに
なるわけですが、何よりも、その学校・先生に対する姿勢、態度が、
「なっていなかった」ということになります。

おそらく毎学期の呼び出し・面談も、毎度の恒例行事程度に考え、
はいはいわかりました程度に聞き流していたと思われます。

その態度、姿勢によって、進級・進学できないことが決定したと
言ってもいいと思います。

それこそ、学校・先生に対して、じゃあどうすればいい、どうしろというのだと、
今ならクレーマーのような態度で、学校・先生にくってかかるように
なっているように思えます。

それは、学校・先生はきちんと文書であるいは記録で指し示してくれているにも
関わらず、それを無視して、好き勝手にやっておいて、さぁ教えろ、
さぁ許せと言わんばかりの態度、姿勢を取っているようなものです。

そうなるともう、学校・先生との信頼関係も破綻し、そもそも通っている
私立校・中高一貫校では不適合だったということになります。

昨今はその傾向が極端になってきているように思えます。

学校・先生の肩を持つわけではありませんが、特定の個人に強めの指導教育を行えば、
パワハラ・アカハラ、精神的体罰だと言われてしまう昨今、学校・先生は、
ただただ結果だけを見て、その結果を、伝えるだけになるのは仕方ないことだと思います。

にも関わらずの対応をされる方が、進級・進学できない方に多いように思われます。

数年前までは、それでも進級・進学できることが多かったので、
大きなお世話、余計なお節介だったことでしょうが、最近の
進級・進学“できない”方の傾向として、
顕著になってきていることを危惧しております。

私立校・中高一貫校は基本的に、生徒の『自由・自主性』を認めており、
そのうえで文武両道もできる素晴らしい環境・状況を用意し、
高校、大学へと比較的楽に進級・進学できるように体制を整えています。

その分、『自己責任』が重くなることにはなりますが、
今後はこの自己責任が、その後の進路、人生に大きく関わってきて
しまうことを考えると、その学校を、その環境を“うまく使わないと”
昨日書いたような悲劇へと進むことになると思います。

今年度以降はそれが顕著に表れることになると思います。

このことが、通っている私立校・中高一貫校において、嘘か真かを判断するためにも、
進級・進学できなかった方をよく知り、よく見ておくことをオススメします。

進級・進学できなかった方には必ず原因と理由があり、その原因と理由が、
普段の学校生活や生活態度に必ずあると言っても過言ではないでしょう。

そして、そうなったのは、どういった環境で、
どういった教育・指導のもと育ったのかが必ず関わっていると思います。

そこまで知って、よく見ておくことで、通っている私立校・中高一貫校においての、
進級・進学要綱、その合否がどのようになっていくのかを、
さらに今までの『記録』された『結果』を、再度確認することをオススメします。

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