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立教専門塾栄冠ゼミ・私立校中高一貫校専門アルファのブログです。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。

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私立校・中高一貫校生 中学進学決定後の勉強の仕方 〜進級・進学に向けて編〜

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※中学進学決定後の勉強の仕方 〜進級・進学に向けて編〜ですが、
 全般編を読んだ上で、参考にして下さい。


私立校・中高一貫校の中学校入学前から、ここまで考えられる必要はありませんが、
入学後の勉強、生活とを考えるうえで、特に、通っている学校の高校・大学へと
『進級・内部進学』するのが“当たり前”と思っているのであれば、
ご家庭内での教育方針、お子さんの未来・将来の『指標』を作る意味でも、
事前に少し考えておくほうがよろしいかと思います。


昨今、私立校・中高一貫校、特に高校・大学の付属の学校に入学させたからには、
高校・大学までと進学していくのは『当然』のこと、
その権利を『絶対的に』持っていると、盲信している方、
これはむしろ親御さん、ご家庭の方に増えてきているように思えます。


そして、残念ながら、親御さん、ご家庭の方がそうした言動、態度、姿勢を取る限り、
お子さんもそう考え、言動、態度、姿勢が、随所で垣間見れることがあります。


一番わかりやすいのが、どんなに悪い点数、成績を取ろうとも、
学校での生活、授業中の態度等、改めることもせず、
学校・先生からの忠告や助言を無視した言動を続けるところに、
その考え、思いが強く影響しているように思えます。


特に、内部進学出来ないことはもちろんのこと、退学や転校なども、出来るものならしてみろ、
どうせ、そんなことは出来ないんだろうと言わんばかりの問題行動をし始めると、
もう、通っている学校での進級・進学は不可能に近くなります。


昔であれば、失礼ながら、そうした小生意気な、幼い言動、態度、姿勢を取る方でも、
点数を、成績をきっちりと取っていて、学校・先生方も、手をこまねいていながらも、
まぁ、やることはやっているようだし、学生時代、青春期の一時の反抗期、やんちゃ、
気難しさだと割り切って、暖かく見守ることが出来ていたように思えます。


しかし、昨今は、実状、実力が伴っていないにも関わらず、さらには、
そうした言動、態度、姿勢を続けていると、ほぼ“確実”に進級・進学
出来ないことが決まってしまうという危機感もなく、良く言えば自由奔放、
悪く言えば好き勝手に、人生を歩まれようとする方が増えてきているように思えます。


学校・先生方も頭を悩ませていることでしょうが、『そうであれば』『そうしたいのであれば』、
なぜ、規律・規則、特に進級・進学の条件などが厳しい、私立校・中高一貫校に、
入学してきたのか、そこで勉強しようと思ったのか、理解に苦しみます。


こういった方を典型と言うわけではありませんが、まさにこれが、
『親御さん、ご家庭によって、“無理やり”受験させられた、入学させられた』という
一例なのかと思われます。


大変失礼な書き方をさせて頂きますが、学校・先生側からすれば、
こういった傾向にあるお子さんを、親御さん、ご家庭から、
『押し付けられた』形で、責任転嫁させられたように感じられることでしょう。


そうなると、学校・先生側が、他の生徒に悪影響とならないために、
早急に対応するためにも、厳しく審査・評価を下すようになっていくのは必然となります。


付属の小学校から内部進学が決定した、受験で合格し、入学を決めた時には、
『そんな未来』となるとは到底考えられないかもしれませんが、先に書いた、
全般編、勉強編、生活編における『当たり前』のことを、全てとは言いませんが、
“ある程度”出来る、備わっているようでなければ、そうした悲劇、不幸へと
突き進むことになります。


そして、これは残念ながら、そうした傾向にある方に、引っ張られてしまう方も、
少なからずいるのも現状だと思います。


言い方が悪いですが、とばっちりを受けた方、親御さん、ご家庭の方からすれば、
ふざけるなと思われるかもしれませんが、これもまた、同様に『記録』されてしまっている場合、
その『記録』を元に、公平、平等に審査・評価が下されることになります。


このことでわかりやすいのが、やはり今なにかと問題になっている『部活動』かと思われます。


協調性が必要となってくるチームスポーツや音楽などにおいては、
自分一人の『事情』によって、抜け出すことが出来ず、また、
他の方に付き合わざるおえない状況、環境にあり、
学年が上がるごとに現状を変えることがかなり難しくなっていきます。


そうなってから、後々に進級・進学の問題が出てくると、
手の尽くしようがないということになります。


塾でも、進級・進学が出来ないかもしれないほどの成績になりました、
でも部活動は辞められません、時間が取れません、やる気になれません、
今までの習ったことも今習っていることもわかりません、でも、
通っている学校で、進級・内部進学したいんですと、
二年次終わりになって、あるいは三年次になって、訴えてくる方が多いです。


『積み重ねた』“結果”=『記録された』“成績”によって、
進級・進学の要綱、条件が決まる私立校・中高一貫校において、
そこからの挽回は『受験』するよりも厳しい、いばらの道を進むことになります。


それを、部活動の片手間で、今までの生活はそのままで、
今までのことは無かったこととして、まるでゼロからのスタートで、
勉強することを“少し”『増やす』ことで、理想的な最高の結果を
望まれてもうまくいくことはまずありません。


こう書くと、皆さん、これは親御さん、ご家庭の方も含めて、
『最低でも』通っている学校で進級・内部進学“できさえ”すればいい、
そんな理想的な、『最高の結果』を望んでいるわけではないと言われる、思われるようですが、
もう『その状況・状態』になっていることで、通っている学校で進級・内部進学することは、
受験で難関校に合格することと同じくらいの理想的な、最高の結果となっています。


それも数カ月、半年の短い期間で、2〜3回の機会で、今までの十数回のテスト、
数回の成績の結果、数年間の学力分を、全てを『帳消し』に出来るようにするということが、
どんなに理想的か、最高の結果か、冷静に考えれば、わかると思います。


そういった意識、認識を、内部進学が決定してから、受験で合格してからの、
数カ月、あるいは数年の間に、違えてしまったがゆえの結果かもしれませんが、
『そこまで』の状況・状態となってしまってから、進級・進学のことを考えても遅いと
なります。


そういった危機的状況・状態にまで“ならない”ためにも、
お子さんが通う私立校・中高一貫校の進級・進学の条件や、
進級・進学出来ない『危機』『問題』となった時、
そして出来る限り『なる前』『前兆が現れた』時に、
どうするかの対応、準備、判断・決断を出来るように
ある程度考えておくことをオススメします。


これを、まだ幼いお子さんに、『中学生になったのだから』、
『自分で』『一人で』よく考えて、『自己責任』を取りなさいと、
突き放すのは、あまりにも無責任だと思います。


少なくとも、その私立校・中高一貫校へと入学した、させたのには、
親御さん、ご家庭の方の意向が、考えが、あったと思います。


であれば、『一緒に』なって考えてあげること、相談にのってあげること、
指標をもって、導いてあげることは、最低限の義務だと思います。


そして、その際に、お子さんの希望、思い、考えを『重視』し、
通っている学校での進級・進学などを『問題』としないというのであれば、
“たかだか”通っている学校での進級・進学“ごとき”のことにこだわらずに、
早い段階で別の道へと軌道修正することをオススメします。


昨今は、教育、勉強の最前線の現場にいる子供たちのほうが、勉強や進路、
進級・進学のことを現実的に、客観的に、そして物理的に見ているように思えます。


自分に足りない知識、学力がどれほどのものなのか、それを取り戻すために、
現実的な物理量は、時間はどのくらいのものになるのか、うっすらでも
気付いている、わかっているように思います。


そのため、部活動や習い事などを辞めて、どれだけの時間を、
勉強に捧げなければならないのか、そして、それが必ずしも実を結ぶとは限らない
ということまで考えて、諦めてしまっているように思えます。


にもかかわらず、部活動や習い事は“辞められず”、これはむしろ、
親御さん、ご家庭の方が“辞めさせず”、勉強の負担だけを増やそうと
躍起になっている姿を見て、さらに、子供たちは諦める傾向にあると思います。


そうなると、その時間・期間が長ければ長いだけ、子供たちにとって地獄が続き、
屈辱的な、人格を否定されるかのような点数、成績を、見せつけられる、
評価される、記録されるようになっていくことになります。


私立校・中高一貫校での、点数、成績を『取る』こと自体は、普通のことを
普通にやっていれば、当たり前のことを、当たり前に出来ていれば、簡単に出来ますが、
今までの負債、借金を、学力を『取り戻す』となった場合、部活動や習い事の片手間で、
出来るほど甘いものではないと、親御さん、ご家庭の方が理解を、意識・認識をしないと、
進級・進学の問題は解決することが難しいです。


このことをよく考えて、何がお子さんにとって、最善かをよく考えて、
私立校・中高一貫校での進級・進学をどう対応するか、
事前事前に考えておくことをオススメします。


以下に、挙げる項目は、おそらくお子さんが一人で行うことはもちろんのこと、
考える、確認することもないことですので、『当然』ですが、
親御さん、ご家庭の方が、やらなければならないことになります。


これは失礼ながら、私立校・中高一貫校に入学させた親御さん、ご家庭の方の、
『最低限』やっておかなければならない義務だと思います。


知りませんでした、わかりませんでした、子供が、学校・先生が、
うまくやってくれているものだと思っていましたで、
進級・進学の問題が出てから、慌てても、もう『遅い』となりかねません。


厳しい言い方になりますが、そういう意味では、親御さん、ご家庭の方の『せい』で、
お子さんが進級・進学の危機を迎えることになるとも言えます。


気付いた時には遅かったとならないためにも、よく検討しておかれることを
オススメします。


『中学進学決定後に確認しておくこと、やっておくこと〜進級・進学に向けて編〜』


① 進級・進学要綱を調べておくこと。

② 進級率・進学率を調べておくこと。

③ 部活動や検定など、プラスポイントとなることを調べておくこと。

④ 上位校への指定校推薦などを調べておくこと。

⑤ 各学年、各学期において、テスト、成績がどうなったら、どうするのかを決めておくこと。

⑥ 進学出来ないボーダーラインを知ること。

⑦ 内部進学出来なかったら、どうするのかを決めておくこと。


①進級・進学要綱を調べておくことに関して、
これは入学前から知ることが出来ないかもしれませんが、
入学後、必ずこの条件・基準を学校・先生から知らされます。

これを、『推奨』されている程度に考えて、放っておくと、
お子さんが積み重ねていく『記録』=『成績』によって、
親御さん、ご家庭の方が『評価』『審査』されていくことになります。

これは各学年、各学期、さらには必要であれば、各定期テストごとに、
きちんと確認し、計算し、どう対応していくのかを考えていかないと、
親御さん、ご家庭の教育方針、指針は揺らいでいくことになります。

通っている私立校・中高一貫校で、『内部進学』することなど、
『当然のこと』と思っているのであれば、何よりも、
この進級・進学要綱、さらには、各教科各先生の成績の付け方まで、
きちんと知っておくことをオススメします。


②進級率・進学率を調べておくことに関して、
勘違いされている方が多いと思います。

私立校・中高一貫校では、毎年、数名の方が進級・進学出来ない方が
“必ず”出てきますが、その中には、親御さんの都合での転校や、
問題行動を起こしての退学“だけ”でなく、
“単純に”『学業』での問題(結果)によって、強制的に、
学校から締め出されるという方もおります。

もちろん、より上位の学校への進学をした方もいますので、
進学率に関しては、一見すると『内部進学を希望した方』は、
ほぼ“全員”進学出来ているというように見えなくはないですが。

しかし実状は、その前の段階で、足切りが行われていることになります。

今後はより、その傾向が強くなり、『内部進学』を諦める代わりに、
転校や退学までの処分をせず、『卒業』はさせてもらえる、
つまり『強制的に』他校へと受験させられることになると思います。

そこまで追い込まれてから、進級率・進学率の数字を盲信して、
『なんとかなる』『食い込める』と思われても『遅い』となります。

特に進学は、進学要綱の基準によって決まるわけですから、
テストや成績点の順位が、全体の生徒数の何%に入っているから、
進学出来るというものではありません。

進学のための条件・基準を満たしていなければ、全体の何%に
入っていようが、“関係無く”進学出来ませんので気を付けて下さい。


③部活動や検定など、プラスポイントとなることを調べておくことに関して、
これも勘違いされている方が多いので、まず釘を刺させて頂きます。

部活動や検定などのプラスポイントとなるものは、
勉強での結果=『成績』において、内部進学出来る基準・条件を満たしているのが
大前提で、部活動や検定などのプラスポイントで、成績の結果に『補填』できるもの
ではありません。

『内部進学出来る基準・条件を満たしている』方にさらに付与できるポイントであって、
内部進学出来る基準・条件を満たしていない方にとっては、『無意味』なものとなります。

検定などは、受験の際に、内申点となるので、全く無意味というわけではありませんが、
通っている私立校・中高一貫校での内部進学においては、内申点になるわけではありません。

また、部活動などにおいては、ただ3年間続けていれば良い、というわけでもなく、
都道府県大会、全国大会において、目覚ましい活躍をして、結果を出して、
初めて、他のポイント、例えば、3年間無遅刻無欠席などのポイントと、
同格、同列に扱われることが多いです。

そう考えると、勉強を犠牲にしてまで、それに青春時代をかけるというのは、
私立校・中高一貫校では、進学対効果があまりありません。

そのことも踏まえて、部活動に関しましては、もう一度よく考えておくことを
オススメします。


④上位校への指定校推薦などを調べておくことに関して、
“そこまでは”望んでいないから、あるいは、そこまで
勉強を強制するのは、やり過ぎと考えられる方が多いかもしれませんが、
これこそ無限の可能性、未来・将来がある子供たちに示せる、
『具体的な選択肢』の一つだと思います。

スポーツや芸術などの不確定な進路、可能性、未来・将来よりも、
『明確な』基準・点数によって、『確実』にその権利を手にすることが
できるものとなります。

そういった権利、進路があることを、お子さんよりも、
親御さん、ご家庭の方のほうが知らずに、
最初から諦めている、目指さないとなれば、
お子さんがその権利、進路を目指すことはまずないでしょう。

特に私立校・中高一貫校に『受験』で入学した方は、
必ずしも、入学する学校が『第一希望』だったとは限らないことでしょう。

もし、もう一度、高校からでも、通っている私立校・中高一貫校よりも
上位の学校を目指してほしいと思うのであれば、第一希望を目指すつもりであれば、
親御さん、ご家庭の方は、入学前から、その意識を持って、
お子さんを導いてあげないと、中学受験以上の厳しい状況・状態に
追い込まれることになります。

内部進学が決まる時期が、受験勉強の大事な時期と重なることを
考えれば、通っている私立校・中高一貫校が必ずしも『良い環境』になるとは限りません。

これから通う私立校・中高一貫校を見下すようで、そう思えないかもしれませんが、
今やどの私立校・中高一貫校でも、受験を視野に入れる二年次終わりごろから、
特に内部進学が決まる時期は無法状態となり、『受験勉強』をするのには最悪の環境となります。

特進コースなどであれば別ですが、それでも、全ての人が受験を目指すわけでなく、
『内部進学』でいいやと、諦める方が出てくることを考えると、
学校・先生だけに任せておけば良いわけではないので、気を付けて下さい。

中学受験を経験された親御さん、ご家庭の方からすれば、“しばらく”は
受験のことなど考えたくないと思われるかもしれませんが、
気付いたら、より上位校への受験を目指すどころか、
内部進学すら危ういという状況にまでなってしまうことのないように、
考えておくことをオススメします。


⑤各学年、各学期において、テスト、成績がどうなったら、
どうするのかを決めておくことに関して、昨今の流行りなのかわかりませんが、
具体的な対策・対応をせずに、『様子見』『静観』される方が多くなってきています。

親という字は、木の上に立って『見る』という考え、方針なのかもしれませんが、
進学の条件・基準が明確にあり、“積み重ねた”結果=成績で、
内部進学が出来るかどうか、決定する私立校・中高一貫校では、
そうして、対策・対応をしないまま、時間を重ね、さらには成績を、記録を
残していけばいくほど、窮地に立たされることになります。

お子さんの無限の可能性、未来・将来を信じて、『いつか』わかってくれる、
気付いてくれる、そして、やってくれる、やり始めると“思って”いるだけで、
学校・先生が、忖度してくれるわけではありません。

よく、部活動やスマホなどをやり玉に挙げますが、
学校の授業、勉強についていけない、そして結果として、
テストで点数が取れていない、成績が取れていないのであれば、
その『原因』『元凶』となることを、一旦止めさせて、
勉強の遅れ、基礎学力の抜けを取り戻さないと、
授業の進度が速い私立校・中高一貫校では、『追いつけなく』なります。

今後は、その傾向が加速していき、もう一年次の時点で、
学校・先生側から“そう”見切られたが最後、
内部進学が出来ないことが決まるまで、学校・先生側が、
『様子見』『静観』し、冷静な審査・評価を下し、
早々に、学校から締め出すために、『記録』を取っていくように
なっていくことでしょう。

それでも尚、お子さんの自由を、可能性を、目指したいというのであれば、
内部進学が出来ないことが決まった場合の後の対策・対応を、
考えられることをオススメします。

もうこれからは、部活動やスマホ、他の習い事などの片手間で、
学校の勉強をうまくやり過ごすことが難しくなります。

これは今まで、まがいなりにも出来ていたという方でも、
2020年度の教育改革を機に、かなり厳しい状況・状態にまで、
追い込まれることが予想されます。

そこまでを見据えてというのは難しいかもしれませんが、
3年間で『8回』しかない成績において、一回一回、
どうなったら、どうするのかを、よく考えないと、
私立校・中高一貫校では、『様子見』『静観』で、
状況・状態が良くなることはまずありません。

特に複数教科において、進学の基準を満たせていないようであれば、
もう内部進学を諦めるか、今までの生活を諦めるかのどちらかを
選ばなければならないようになると思います。

そうなった時、そしてその前段階、“そうならない”ためにも、
テスト、成績がどうなったら、どうするのかを、よく決めておくことを
オススメします。


⑥進学出来ないボーダーラインを知ることに関して、
これはある意味あまりオススメは出来ないのですが、
進級・進学要綱の基準とは別に、この進学できないボーダーラインが
あることもありますので、一応調べて、学校・先生に聞いておくことを
推奨します。

これをオススメ出来ないのは、これによって、進学要綱の基準や条件ではなく、
この進学できないボーダーライン、『最低限』の条件をクリアすれば、
内部進学は“出来る”と勘違いされてしまうためです。

これは大変失礼ながら、親御さん、ご家庭の方“も”です。

いえ、溺れる者はわらをもつかむの心境なのでしょうが、
昨今はむしろ、親御さん、ご家庭の方“こそ”、これを知り、
『最低限』これをクリアすればいいと、親子共々そう考え、
そうしているように思われます。

そうして進学できた方も見てきた経験から言わさせてもらいますが、
まず間違いなく、高校、あるいは大学において、学校を去ることになります。

特に中学時代は、私立校・中高一貫校といえど、“義務教育”期間であり、
『無条件』で進級出来てしまうため、進学“も”『最低限』の条件で、
クリアすることで、ほぼ『無条件』で内部進学出来るかのように錯覚されて
しまうことが多いでしょう、特にお子さんは。

うるさい説教、忠告を、その場その場でやり過ごし、追試や追加課題をやっていれば、
それで許される、それで帳消しにできると、親子共々『勘違い』して、
進級・進学する度に、言い方が悪いですが、『調子にのって』『反省せず』、
今までのことは無かったことのように、振舞われることが多いです。

塾ではその典型として、内部進学が決定すると、途端に塾に来なくなり、
そのまま、辞めていく方が多いです。

そして、不名誉なデータではありますが、そうして辞めていった方の
半数以上の方が、高校、あるいは大学において、
不本意な結末を迎えられることになっています。

中学時代ですでに、進学出来ないボーダーラインギリギリを
さまよっている方のほとんどが、基礎学力が足らずに、
高校、さらには大学の授業、勉強、テストについていけません。

その上、継続的な勉強を拒否する生活、生き方を選ばれるとなれば、
学校を去ることになるのは必然となります。

中学時代を、高校への内部進学を、要領良く、うまく学校・先生を出し抜いたように
思っているからなのかもしれませんが、そのまま高校・大学で、うまくやれることは
まずありません。

そういった意識、認識になってしまうこともありますが、
ご家庭での教育の一つの指標、基準として、最終的な判断材料として、
進学出来ないボーダーラインを知っておく必要もあるかと思います。

しかしこれは、そこまで追い込まれたらの危機管理ということに留めておく
ことをオススメします。


⑦内部進学出来なかったら、どうするのかを決めておくことに関して、
上記①〜⑥まで、親御さん、ご家庭の方がどんなに考えても、実際に授業を受け、
勉強をし、テストを受けて、成績を取るのはお子さん次第となりますので、
どんなに周りが『考えた』『導いた』としても、内部進学出来ないことはあります。

その場合の、その後の選択肢を、早々に決めておくと、もしや万が一の時に、
早急な対応ができるようになります。

この対応で、一昔前まで流行っていたのが、『海外留学』です。

手っ取り早く、『英語』を、それも本場の英語を学んで、
数年後には帰国子女として、より上位の大学へと返り咲けることもあるということで、
流行っておりました。

最近は、ご家庭の事情やお子さんの意向、さらには、諸先輩の、その後の結果が
芳しくないのか、少なくなってきているように思えます。

また、今やどの高校・大学でも、短期留学や一年間だけの留学などもあるために、
わざわざ、『数年間』も留学しなくても、良いと考えられているのかもしれません。

こういったことでも、『効率化』が行われているのかもしれませんが、
そうして効率化を求めたがゆえに、“うまく”いかなかったことを、
無視しないようにして下さい。

失礼ながら、私立校・中高一貫校の中学へと進学した方、
進学させた親御さん、ご家庭の方の中には、少なからず、
『これ(私立校・中高一貫校への進学)で、“楽に”、“受験無く”、
 高校・大学へと進学出来るもの』だと、勘違いされていることでしょう。

効率的に、効果的に、受験勉強などの苦しい時間・勉強無く、
高校・大学まで行けるのであれば、多少授業料の高くとも、
私立校・中高一貫校にいくことで、それでその進路が『確保』されたと
思われていると思います。

しかし、実際は、全般編から書いてあるような、面倒な、うるさいことはもちろんのこと、
進学するのにも細かい要綱や基準があり、毎回のテスト、成績で、呼び出し・面談などあり、
思い描いていた、『楽』や『効率』とはかけ離れた状況・状態になります。

その上、『内部進学』出来ないなどとなれば、親御さん、ご家庭の方すれば、
発狂したくなることでしょうが、毎年、数名、多い時は十数名と、
内部進学出来ない方がいることを考えると、このこと(内部進学出来ないこと)は
他人事として、考えてはいられないと思います。

不本意ながら、多くの『内部進学』出来なかった方を見てきた者として、
言えることは、そうなった時の対応、対策が『早く』行える方は少なく、
また、準備・用意していた方は皆無となり、その後を最適な進路が取れたとは
言えない方が多かったです。

今後、学校・先生側が、このことに対応しやすいようにと、
内部進学の審査を早めてきた場合、強制的に考えさせられることになり、
頭を悩ませていることになると思います。

そうならないためにも、心構えとしても、事前に対応・対策を
考えておくことをオススメします。



【後書き】

失礼ながら親御さん、ご家庭の方でも、かなり少ないとは思いますが、
ここまで考えられている方であれば、おそらく私立校・中高一貫校での
進学の問題どころか、教育方針や躾けなど、ある程度の『柱』『核』をお持ちで、
しっかりとお子さんを導かれていると思います。


実際には、先に書いた、全般編、勉強編、生活編のことを、小出しでも
少しでも、指導されていれば、私立校・中高一貫校では『うまくやって』いけるとは思います。


ただ、多くの方が、進級・進学の問題を抱えるようになってから、
あるいは点数・成績が下がってから、さぁどうしよう、考えようとなって、
判断・決断を先送り、後回しにして、『様子見』『静観』としてしまうことが
多いと思います。


無限の可能性、未来・将来がある子供達のことですから、本当にいつどのタイミングで、
自分自身で気付き、やり始めるか、本気になるか、わかりませんので、
ただ強制する、介入することが、『正しい』わけではありません。


しかし、何の指標もなく、方針もなく、『なってみるまでわからない』という
言動、姿勢、態度を、親御さん、ご家庭の方が、お子さんに指し示してしまう場合、
ほぼ例外なく、お子さんも同じ言動、姿勢、態度を取ることになります。


それで、“たかだか”学校の勉強、テスト、成績“ごとき”のこと、
さらには内部進学、高校・大学への進学のことなど、
『出来ないなら出来ないでも良いじゃないか』と、
親御さん、ご家庭の方が、その意思を、考えを“貫ける”のであれば、
何の問題もありません。


そうは言っても、内部進学はさせたい、高校・大学へと進んでもらいたいと
言うのであれば、私立校・中高一貫校に関しては、勉強のことはもちろんのこと、
生活面においても、“お子さんが出来るようになるまで”は、親御さん、ご家庭の方の
ある程度の『強制』『介入』が必要になると思います。


その時に、迷うことなく、教育・指導の基準、指標、柱、核にしやすいのが、
通っている学校での『進級・進学』に関することだと思います。


もし、これからお子さんが通う学校で、『内部進学』するのは“当たり前”のことと
思うようであれば、親御さん、ご家庭の方は少しでもこのことを考えておくことを
オススメします。


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