部活動は決めた？　覚悟は決まった？

私立校・中高一貫校生　一学期から始める勉強の仕方

栄冠ゼミ (著)、220円(税込)　私立校・中高一貫校生の一学期から始める勉強の仕方を紹介

昨今は、いずれかの部活動に入ることが強制されている学校が多いですが、気軽に決めたつもりが、その後の、学校生活、特に授業や勉強、成績に関わってしまうことがありますので、気を付けて下さい。特に私立校・中高一貫校の場合、施設が充実しているため、都道府県大会はもちろんのこと、本気で全国大会優勝を目指すという意気込みの部活動となっていることがあります。加えて、運動部などは、私立独自（私立校同士で行う）の私学大会や地区大会などがあったりしますので、事実上、年に４～６回、２～３カ月ごとに大会・公式試合などがあり、ほぼ毎月、『大会・公式試合前』となります。そして、『大会・公式試合前』という特例によって、休みなく、週４～５日の練習に加えて、朝練、ミーティング、土日は練習試合などで、ほぼ毎日部活があるなんてこともザラでしょう。さらに長期休み中は、その毎日の練習に加えて、合宿などがあり、まさに青春時代を部活動に捧げるという毎日を過ごされることになると思います。大げさに書いているつもりではありますが、文武両道を推進している私立校・中高一貫校では、少し異常になってきていると思います。かつては、そうは言っても、『文』が第一、学業・成績不振であれば、休部・退部させる、という権限が学校・先生側にあったと思いますが、昨今は、そうした権限で、子供達の可能性、未来・将来を奪うのはいかがなものか、パワハラじゃないかということなのでしょうか、そういった強制力をもっての指導は行われなくなってきているようです。そうなると、自己判断、自己責任、特に、生徒・お子さん本人というよりも、『親御さん、ご家庭』の判断、責任となって、学校・先生は、『応援』するしか出来なくなってきています。しかし、各教科、担任の先生は、“そんなこと”＝部活動で頑張っていて、疲れてしまって、授業中寝てしまう、忙しくて、時間が無くて、勉強できない、宿題できない、で、点数・成績が落ちてしまった、取れなかった、などということは、『関係ありません』ので、無情・非情と言われようとも、審査の結果だけで、低い評価を下すこととなります。最初から、文武両道が出来ている方は問題ありませんが、出来ていないにも関わらず、ずるずるとその生活を続けてしまう方は、かなり厳しい道を進むことになります。嫌味に聞こえるかもしれませんが、本当に無限の可能性を持つ子供達は、いつ、どのタイミングで開花し、文武両道が出来始めるかわかりません。実際に、当塾でも、あるタイミングから、劇的に文武両道が出来始めた方もいるので、一概に、文武両道出来ていないから、あるいは、出来そうにないから、止めておきましょうとは言えません。しかし、これだけは、親御さんも含めて、よく心に留めておいてほしいのが、どんなに、無限の可能性があろうとも、青春時代、学校生活の『時間』は“有限”であり、進級・進学の『機会』は、有限というよりも、８回の学期（成績）と１４～１６回の定期テスト“しか”ありません。次頑張れば、次は頑張るで、その次の、『時間』と『機会』は、より限られてくるということ、そして、それは『追い込まれて』『追い詰められて』いるということを、忘れないで下さい。受験やクイズ番組のように、一回の成績・テストで一発逆転、ポイント倍増問題・テストといったものがあるわけではありませんので、残り『時間』と『機会』が少なくなればなるほど、単純に、厳しい状況・状態になることになります。気軽に入ったのだから、状況次第では途中で辞める・転部するつもりだというのであれば、問題ありませんが、辞めるに辞めれない、その上で、勉強は追い付かないとなると、言い方が悪いですが、進級・進学出来なくなるまで『飼殺される』ことになります。受験無く高校・大学に進学出来る私立校・中高一貫校に入ったのは、入れたのは、何のためなのか、本当に、高校・大学に進学することだけが全てではないと言い切れるのか、高校・大学に進学できるのは当然の権利だと勘違いしていないか、よく考えた上で、文武両道、部活動と勉強＝進級・進学を天秤にかけて、決断、覚悟を決めることをオススメします。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 　　┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓ 　　┃通┃┃塾┃┃生┃┃募┃┃集┃┃中┃ 　　┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛ 立教専門塾池袋栄冠ゼミ公立・私学中高一貫校生専門塾アルファ自習空間シリウス（時間制自習室）【住所】東京都豊島区西池袋5-8-9 藤和池袋コープ2F（地図）【TEL・FAX】 03-6912-7063 【ＰＲ】■□■□■□■□■□■□■□■□ 　私立校・中高一貫校生の各学年ごとの　勉強の仕方を電子書籍で提案！　試し読み・ご購入は以下のサイトで　ご確認下さい。