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一学期中間テストに向けての勉強〜数学編〜

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※4/28(月)で書いた全般編を参考した上、ご覧下さい


全般編でも書いたように、一学期中間テストは具体的な『数字』を目標に、
徹底的にやることをオススメしましたが、この数学はまさに、“それ”が
あてはまり、かつ、結果が反映されやすいものとなります。


一学期の数学のテストは、『勘違い』される方ほど、点数を落とすことになります。


勘違い、つまり以下のようなものです。


授業で、わからなかったことは、問題は“無かった”から、大丈夫。

間違えた問題は計算“ミス”、問題の数字を“見間違え”、
符号の付け忘れなどの『単純な・簡単な』間違い・ミスだったので、
『次』は気をつける、『テスト』では大丈夫。

わからない問題も、『答え』『やり方』を教えてもらった、知ったから、
『次』は、『テスト』では、自力で解ける。

問題は、『一回』解いた・解けたから、もう安心。

テストでは、そこまで、あるいは“ここまで”難しい問題は出ないだろう。


うるさい小言、ウザい説教に感じるかもしれませんが、
昨今は一つ一つのことに対して、なぜを『説明』されないと、
考えを『修正』されないと、納得されない方が多いので、書かせて頂きます。


わからないことは“無い”のほとんどが、正確には、
“どこがわからないのか”を『わかっていない』のではないでしょうか。
それらを全て確認しておりますでしょうか。


もし、それでも『わかっている』というなら、教科書・問題集の問題を、
『時間内に正確に解けるかどうか』を確認して下さい。


大体ではありますが、一問1分かからずに、“ミス”なく解けた、
つまり「完璧」に解けたというなら、「わかっている」と言えます。


ただし、あくまでも、どんなささいな“ミス”もなくです。


“ちょっとした”計算ミス、“ついうっかり”見間違えた、
“たんに”符号・数字を付け忘れた・間違えた、『だけ』の“ミス”で、
やり方がわからなかったわけではない、その問題を根本的にできないわけではない、
『次は』、『テストであれば』、ミスしない。


この言い訳は、中学以降は今後、“いかなる”テストにおいても、通用しません。


ミスをすれば、空欄、あるいは、その問題をわからなかった・できなかった方と“同等の扱い”、
つまり“点数をもらえない”ということになります。


テストではなく、“練習・演習中に起きた”ことだから、誰かに教えてもらった、知ったから、
『次は』、『定期テストであれば』は解ける・できるの保障になりません。


スポーツに例えればわかりやすいでしょう。


バスケットやサッカーのシュートで、シュートがなかなかゴール・リングに入らない。
フォームや力加減などを誰かに教わり、シュートが入った。
その次からは、一度も、試合中もミスすることがなくなった。


なんてことが現実に起きますでしょうか。
それとも、勉強ならありえるといえるのでしょうか。


勉強の場合、スポーツよりも、限りなくその可能性が高まりますが、絶対ではありません。


スポーツの世界では、できる・やれる・できた・わかったことを、“何度も繰返して”、
精度が上がるということを実感しているのに、勉強では、なまけるのはいかがでしょうか。


一部の超天才を除いて、どんな教科、勉強においても、問題を一回、一問、解いて、
“次”から、完璧に、間違えることなく、解けるということはありえません。
どんな方でも、間違え・ミスを起こします。


そして、テストの出題形式・傾向に関しては、学年が上がっても、先生が変わらないことがありますので、
ある程度の予想・予測をしておくことは大事ですが、自分勝手な線引きはNGです。


と、勉強に直接は関係ないことを、つらつらと書きましたが、いかがでしょうか。


「こんなこと、言われなくてもわかっているよ」と思われるかもしれませんが、
それは違います、“わかっていません”。


本当に考え、本気で思っていれば、対策を、対応を、どうすればいいかを考えるのが、
人として「わかっている」と認められるということです。


今後は、そんなこと・こんなことわかっている、ということを対策しない、対応しないのは、
『わかっていない』とみなされることになります。


それだけならいいのですが、ひどい言葉で言えば、
「バカにされる」「なめられる」「あきれられる」「相手にされなくなる」などという、
ひどい状況・状態になる、あるいは“扱われる”ということになります。


こうもうるさく書いたのは、この数学が、学生時代において、
最も“それ”を感じやすいものだからだろうと思い、書かせて頂きました。


だからこそ、この数学から逃げずに、対策・対応してもらいたいと考えております。


一学期の数学のテストは、比較的、その対策・対応がしやすいです。


なぜなら、数学ができる方、そしてできない方が共通して、
冒頭のような考え、感覚、勘違いで、『点数』を落としていくからです。


できる方は、期末で、あるいは二学期以降で挽回できると思っておりますので、
別にそれほど恐怖と思っていないでしょうし、実際にそこまで点数を落しません。
せいぜい、計算ミスなどの数点、十数点でしょう。


できない方は、この一学期の範囲は比較的『簡単』、かつ、自分勝手な思い込み、
学年を上がった実績・自信から、今学年は頑張っているからと勘違いして、
テストで失敗してしまいます。


そんな中、できない方の点数を上回り、できる方の落とす数点・十数点を拾う方が、
できる方以上の高得点を取る可能性があります。


実際に、一学期中間テストから一学期期末テストの二回、
あるいはもう少し伸びると二学期中間テストまでの三回の定期テストは、
この逆転現象が起きることがあります。


普段、あきらかに数学ができない、わかっていないと思われる方が、
テストにおいては、できる方より、点数をとってしまう。


できる方にとっては屈辱、できない方にとっては不思議に思うかもしれませんが、
これはちょっとした意識の持ちよう、そして、テスト前の勉強とテストの受け方次第で、
十二分に起きうる現象です。


定期テスト』だからこその逆転現象ではありますが、結果として、
数字・成績が『記録』として残るわけですから、進級・進学においては
これほど“効率の良い”勉強はありません。


さて、これで「わかって」頂けた、「納得して」頂けたでしょうか。


ここまでで、ひねくれて捉えてしまう、一つ一つを言葉遊び、揚げ足取りして、
楽しまれてしまう方は、以下に提案する勉強の内容も無駄になってしまうでしょう。


しかしそれはそれで、また後々になってから、考えてみるのも、
その方の人生・考え方・生き方だと思いますので、
“余裕”のある一学期なら、学年なら、試してみるのもいいでしょう。


ただし、うるさい・ウザいことを言っておきますが、学校のテストの点数、成績もそうですが、
今後は『全て』において、「記録」されることを意識して下さい。


「何もしない」ことすらも「記録」され、そして、その『理由』を聞かれることもあります。


その時になって、記録を書き換えたい、やり直したいと思っても、変えることができませんので、
気をつけておくことをオススメします。


話が“意識”“心構え”ばかりで長くなりましたが、ここまでを理解・納得できましたら、
次は実践の話となります。


全般編でも書きましたが、数学のテスト勉強においては、具体的な数字を設けることが
勉強を“楽”にします。


この数学においては、わかっている・わかっていないに関わらず、テスト範囲の問題を、
1,000問、2,000問とひたすら解けば、自然と『わかる・できる』ようになります。
※全般編でも書きましたが、これほどの問題数が“無い”という場合、
 同じ問題を何度でも繰返して、やって下さい。


わかる・できるというよりも『慣れる』ことになると思います。


そして、わかっている・いないに関わらず、1,000問、2,000問もの問題をやるとなると、
“嫌でも”、いえ、むしろ、“嫌だからこそ”、「早く解く」「(面倒だから)早く終わらせよう」という意識が
芽生えると思います。


そうして、いかに楽に、いかに簡単に解くかを考え始めると思います。
“そこまでになる”ために、上記のような問題数をこなす必要があります。


これは、これだけの「数字」をやって、やりきらなければ、持てない意識だと思いますので、
1,000問、2,000問という数字を提案しております。


まずは、「やって」下さい。これはただ「やる」だけでもいいです。
数をこなして、達成してみて下さい。


その上で、上記の数字によってできた、積み重ねた「失敗例」、あるいは「成功例」である、
自分の書いた「途中式」「答え」の検証が、次にやることです。


1,000問、2,000問中、果たして、自分は「どんなミス・間違い」をしたか。


どんな計算ミスをしたか、符号の書き間違え・付け忘れはどういう問題でしたのか、
やり方・解き方が間違えているのはなぜか。


これもできれば、『数字』として、『傾向』として捉えることができると望ましいです。


四則計算の足し算、引き算、掛け算、割り算のどれを間違えやすいのか、
分数、小数などの計算になると間違えやすいというのなら、“どちら”が間違えやすいのか、
符号の間違えは、+−、あるいは、×÷のどれを書き間違える、見間違えるのかなど。
どの間違えが数として多いのか、少ないのか。


『自分のミス・間違え』の傾向を知れば、後は、その『修正』をする、
あるいはテスト中、特に『気をつける』、『見直す』ということができます。


そうした上で、今度は、テスト中の時間配分が関わってきます。


これは上記のように、問題数をこなし、問題慣れしていれば、それほど困ることはありませんが、
大体、計算問題なら一問30秒を、文章題などは一問3分を目指すといいでしょう。


それで、テスト勉強中に模擬テストをしてみて下さい。


計算問題を10〜15分、文章題などの難しい問題を20〜25分。
上記の時間で解けるということであれば、計算問題は20〜30問、文章題などは7〜8問、


その上で、見直し、つまり『自分のミス・間違え』の傾向を踏まえた見直しの“訓練”、
目を養うために、10〜15分かけてやってみて下さい。


そうすると、テストの時間・問題数と大体同じになりますので、その「感覚」の精度を
高める勉強を、テスト前、大体一週間前からやっていれば、ほぼ確実に、
70点以上の点数をマークできるでしょう。


後は、それを、その精度をどこまで高めるかの話になってきます。


個人的な提案ではありますが、百点満点を目指すなら、中学生なら5,000問くらい、
高校生なら3,000問くらいやってみてはいかがでしょうか。


これは極端な話ではありますが、これくらい極端のほうが、“目指しがい”があると思います。


テストまで20日あれば、一日250問・150問ですが、これを2時間以内にという気持ちで
やってみると、一問約30秒以内・1分以内で解こうとしなければなりませんので、
自然に『早く』が身につくと思います。


そこまでやって百点満点を目指す勉強だと思いますがいかがでしょうか。


無茶な提案だとは思いますが、一つの基準、指標として考えてみて下さい。



数学の勉強は、一番わかりやすいのですが、時間・問題数の『数字』を重ねたことが、
そのまま反映されやすいです。


ただし、だらだらと一時間かけて数問解くよりも、一気に数十問解く勉強のほうが、
力として身につくことが多いので、『時間数』(のみ)=勉強と勘違いされる方は、
気をつけて下さい。


一学期から、その感覚、
「勉強は時間をかければいい」=だらだらと机に座っているだけ、問題をゆっくり解く
だけになることのないようにして下さい。


それで数学の点数が上がることはありえませんので、早めに意識を切り替えることを
オススメします。


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