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立教専門塾栄冠ゼミ・私立校中高一貫校専門アルファのブログです。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。

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私立校・中高一貫校生 小学生の勉強の仕方 〜算数編〜

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※小学生の勉強の仕方〜算数編〜ですが、
全般編読んだ上で、話を進めさせて頂きます。


中学、高校の数学の土台となる算数ですが、
これもまた勘違い・思い違いをしている親御さんが多いと思います。


高学年になってきて、さらに中学へと上がって、
算数・数学が『できない』で困っていると相談される親御さんの
ほとんどが『文章題』ができなくて困っていると言われることが多いです。


文章題に関わらず、算数・数学の教科書に書かれている全ての文章は、
もっとも正確にかつ無駄のない『日本語』となっております。


つまり、文章題ができないのではなく、むしろ『国語』『日本語』ができていないために、
説明が難解になってくる(ように感じられる)中学・高校数学が、もう全く出来ないという
ことになってしまいます。


文章題ができない、算数・数学ができない、のではありません。


『国語力』それも、かなり単純な『日本語』を理解できない・しないことが、
実は大問題になっています。


そして、そのことを意識していない親御さんほど、
お子さんが算数・数学できないことにやきもきし、
中学以降は半ば諦めるようになり、うちの子は文系だから、
算数・数学ができないからと、投げやりな言動・態度・姿勢を取ってしまい、
それが、お子さんに伝わって、お子さん自身もそう思うようになる。


悪循環の負の連鎖のように思われますが、
最近この傾向は増えてきているように思われます。


もう一度書きますが、算数・数学ができないのではありません、
実は『国語』『日本語』ができない・できていないんです。


そのことをもう一度よく意識しないと、算数、そして中学以降の数学は、
点数・成績はもちろんのこと、『知識』を取り戻すのが困難になるでしょう。


逆に言えば、一度、『国語』『日本語』が出来るようになれば、算数・数学だけでなく、
英語を除く、全ての教科において、『困る』ことはないでしょう。


なぜなら、英語を除く、全ての教科の教科書は、『国語』『日本語』で書かれており、
さらに、授業に関しても、基本的には『国語』『日本語』で説明されるわけですから、
『国語』『日本語』ができれば、自然と他の教科も『理解』でき始めるようになります。


算数・数学ができない、文章題ができないと悩まれている親御さんは、
認識を改めてください。


実は算数・数学などよりも、『国語』『日本語』ができない・できていないんです。


しかしながら、『国語』の点数・成績が良いと、このことに目が向かなくなります。


冒頭にも書きましたが算数・数学の教科書に書いてある文章は、
最も正確にかつ全く無駄のない『日本語』で書かれています。


これを理解できないとなると、中学以降、全ての教科において、
暗雲が立ち込めることになると思って下さい。


しかしながら要領の良いお子さん、そして親御さんは、
文章題に関しては目をつぶり、それ以外の『計算能力』だけで、
中学時代まで乗り切ることができます。


さらに、理系に進まないということであれば、高校2年間も、
なんとか乗り切ることもできる可能性があります。


そこまで割り切って、『計算能力』だけを伸ばすというのであれば、
算数・数学において、文章題のできるできないをあまりとやかく言う必要はないでしょう、
『受験すること』なく、『内部進学』していくのであれば。


言い方が悪いですが、文章題そのものは、『そこまで“学校の定期テスト”に出てこない』、
多くても30点分ぐらいでしょう。


残り70点の内、8割、9割取る、『正確で』『早い』『計算能力』があれば、
そこまで苦しめられることはありません。


もちろん、その『計算能力』が揺らいでしまうと、その点数はどんどん落ちていくことになります。


そこで、低学年まではむしろ計算能力を高めることに重点を置き、
高学年になって、ある程度、『国語』『日本語』が身についてきてから、
文章題の問題をどうするか、そもそも教科書を『読んで理解』できるかどうかを
見ていくほうがいいでしょう。


ただし、念を押しますが、これは私立校・中高一貫校に通い、
『受験すること』なく、『内部進学』していくのであれば、の話です。


さらに付け加えて、『内部進学先の選択肢』、特に理系へと進むことは、
あまり考えていないのあれば。


外部受験で途中から入学される方・ご家庭は、こういった割り切り方を、
『受験』勉強で学んでいることが多いので、意外にスムーズに進級・進学されることが多いです。


内部進学生は、こういったことの割り切り方がブレてしまうため、
『最悪』な結果に陥る可能性が高くなります。


それに関しては最も気をつけるべきことだと思います。


中学、高校の数学の土台となる算数で、そこまで先を見据えてというのは
難しいかもしれませんが、中学1年次までに、ある程度の『見切り』を
つける覚悟を持たないと、授業の進度が早くなっていく私立校・中高一貫校では、
最も苦しめられる教科になりかねません。


やる気になれば、『学校の定期テスト』ぐらいは、高得点を目指せますが、
そのやる気を最も奪うのが、『教科書を読む』ことでしょう。


そこに書いてある、正確にかつ全く無駄のない『日本語』に対して、
バカにされているかのような気持ちを持ってしまうと、
勉強は進まないでしょう。


小学校時代は、そういったトラウマとならないようにしておくことをオススメします。


ここまでのことを親御さんが理解・納得して頂いた上で、
さらに、私立校・中高一貫校ならではの、
勉強の指標となるものを、以下に提案したいと思います。



① 低学年までは達成した(問題を解いた)「量」を意識させる

② 低学年までは復習によって(短い時間で)たくさん解くことを意識させる

③ 低学年までは予習によってじっくりゆっくり綺麗に書くことの大事さも教える

④ 高学年になったら、早く正確にできるように工夫をさせる

⑤ 高学年になり、興味を持ち始めたら、学校指定の教科書・参考書以外のものを与える

⑥ 検定や資格などを挑戦させてみる

⑦ 数学・理学に興味を持てるようなTV番組や本を見せる



①〜③に関しては、計算能力と正答能力を高めるための訓練です。

まずは時間内で早く解く、多く解くことを意識させ、
さらに、予習によって、式や途中式を綺麗に書くことの大事さを
学べれば、より効果的だと思います。

基本的には、早く解けること、多く解けることが大事ではありますが、
ある程度の学年になってくると、正答率も大事になってきます。

その時、字の汚さや、数字の書き間違いなどが問題になってきますので、
頃合を見て、『間違えない』ことの大事さを学ばせるほうがいいでしょう。


④に関しては、早さと正確さを求める、高度な要求となりますが、
中学数学が近づいてきていることを考えると、高学年になってきてから、
対応させておくほうが良いと思います。

初めは難しいかもしれませんが、まずは(時間内)に解いた『量』に関して褒めて、
次に『正答率』を指摘してあげ、そうして、1週間なり、1ヶ月なりで、
解いた『量』を示してあげると、お子さんも自信を持つことでしょう。

1週間で千問も解いたという事実をお子さんが知った時、
それは千回修行したかのように、『実感』がわくことでしょう。

そうして、『数多く』解くこと=力になると『経験的に』知ることができれば、
中学時代になれば、『やる気になれば』=『数多く解けば』となって、
“学校の定期テスト”に対応できる土台ができます。

小学校高学年になったら、そのことを意識できるようにしておくのがいいでしょう。


⑤〜⑦に関して、早ければ低学年からでも良いのですが、
その時期は興味を持つのも、飽きるのも、早いため、
おそらく『親御さん』のほうが、振り回されて精神的に疲れることでしょう。

ある程度の年齢になるまでは、与える物そのものもそうですが、
与えるかどうかに関しても、考慮が必要になると思います。

全般編にも書きましたが、これは『教養・素養・しつけ』の範疇、
教育方針の範疇となります。

興味を持てば、何でも言えば、与えてもらえると思わせてしまうのか、
我慢を覚えさせるべきなのか、などの難しい問題となると思いますので、
一概にこうしたほうが良いとは言えません。

ただ、高学年になり、ある程度、土台が出来た上での『興味』に関しては、
その後も継続して、学ぶ可能性もありますので、与えられる限りは、
与えてあげるべきでしょう。

もっとも、それまでに、情報収集の仕方を学び、
図書館などの公共施設を利用することを学んでいれば、
自ら、行動を起こして、勝手に学ぶかもしれませんが。



算数教育に関して、冒頭から、親御さんの勘違い・意識を指摘させて頂きましたが、
この算数に関しては、できる・できないがはっきり出るため、親心(心配)から、
親御さんも口うるさくなってしまう気持ちは大いにわかります。


しかしながら、小学校時代の算数においては、
やはり『国語』『日本語』ができていないことに注目しないと、
授業を聞かない、ノートを取らない、宿題をしないの行動を招く典型例だと思います。


先生の言っていること、教科書に書いてあることがわからない。
だからノートは取らない、だから宿題はやらない。


小学校時代までは、これらは『通信簿』として、ご家庭に『お知らせ』されるだけですが、
中学以降は『成績表』として、『記録』され、そして、進学・進級要綱の『基準』と
照らし合わされるものとなります。


これだけは避けるように、ご家庭で気をつけておかなければ、
この算数が、その後、数学となった時、お子さんが、
そして親御さんも含めて、最も頭を痛める問題となるでしょう。


中学一年次にわかることではありますが、もしこの一年次に数学の成績を
落としたとなると、もうお子さんを好き勝手に、特に文武両道、部活動を
続けされるなどということはできません、それは進級・進学を諦めたものとなります。


このことは親御さんがよく考えておくことをオススメします。


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