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立教専門塾栄冠ゼミ・私立校中高一貫校専門アルファのブログです。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。

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私立校・中高一貫校生 小学生の勉強の仕方 〜国語編〜

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※小学生の勉強の仕方〜国語編〜ですが、
全般編読んだ上で、話を進めさせて頂きます。


学生だけに限らず、大人も親御さんも含めて、多くの方が、
最も勘違い・思い違いをしている教科が国語だと思います。


中学生、高校生向けの勉強の仕方にも書きましたが、

自分は日本人だから、普段日本語を使っているから、

(自分好みの)本を読めているから、街中にある文字だって読めるから、

友達と会話して、意思疎通が取れているから、特別な勉強なんかしなくても、

『自然』に、国語力、日本語を身につけられる、身につけられている。


その根拠となるのが、小学校でもそうですが、
“そこまで勉強しなくても”『テスト』で点数が取れているから。


大人も含めて、この考え、この論拠を持つ方は少なくないと思います。


小学生のお子さんを持っている親御さんに至っては、
『もう小学生になったのだから、一人で勝手に教科書・本を読んで、
 勝手に勉強していなさい』というスタンスの方が多いのではないでしょうか。


確かに、国語、つまり日本語を使う分には、普段から、聞いて言って、
読んで見て、触れているわけですから、『普段』の日本語がそのまま、
勉強となっているでしょう。


しかしながら、この『普段』の日本語というのが、実に怖いものです。


子供のコミュニティとして、学校・ご家庭が占める中、学校内では友達同士とでしか、
ご家庭内では、あまり会話もしてないということになりますと、『そういう日本語』が、
自分の使う日本語として、身についていくことになります。


もちろん本やTVなどから得る情報なども、読んで聞いているので、
その日本語も、血となり肉となり、肉付けされていくことにはなりますが、
『根幹』となるお子さんの日本語は『ご家庭内の会話』にあると思います。


幼少時からの時間を考えると、ご家庭内で飛び交う日本語が、
お子さんの『国語の基礎・根幹』となると言っても構わないと思います。


小学生ともなると、お子さんの口癖や口調、語調は、まさに親御さんの
物真似のように、物言いのようになっていませんか。


中学生以降からは、様々な知識を身につけ、むしろ親御さんを小バカにするような、
発言や言い回し、口癖、口調、語調となるかもしれませんが、小学生時代は、
親御さんの真似をオウム返しのようにしていることが多いでしょう。


“それ”が、お子さんの国語力、日本語力となることを、
親御さんは意識しない限り、学校に行かせたから、
それも私立校・中高一貫校に入学させたから、
高度な国語力、日本語力を身につけるだろうと、
任せっきりにしていると、『他の教科』に、大きな影響を与えることになるでしょう。


算数編でも書きましたが、算数ができない、算数の『文章題』ができないのではなく、
その根本となる教科書の文章が読めていない、理解できていない、
国語、日本語ができていないことが、問題となったりします。


お子さんが、国語のテストは『ソコソコ』の点数が取れているので、
そこまでおかしな国語、日本語を使っていないから、
何の問題もないだろうと思っていると、『こういった』弊害が、
小学校時代から見え隠れしてくると思います。


そういったことから、ある意味で、この国語の勉強というのは、
全ての教科、学問に通じてくる、関わってくる重要な勉強であることを、
親御さん自身が認識しないと、中学以降、お子さんの勉強について、
共に苦しむことになると思います。


英語を除く、他の教科は基本的に、『日本語』で書かれていることを、
授業で説明されることを考えれば、わかると思います。


ちょっと小難しい国語、日本語が『何言っているかわからない』、『意味がわからない』と
なってくると、もう、学校の先生、親御さんから『何を言われても』もう無理、もう考えられないと、
拒否するようになってくることでしょう。


こうなると、勉強の質が高く難しく、授業の進度が早く、
さらにその結果を“否応なく”『記録』される私立校・中高一貫校に、
下手に入学させてしまうと、お子さんにとっても、親御さんにとっても、
不幸となってしまうと思います。


これを防ぐためにも、お子さんが小学生時代の内に、“むしろ”親御さんが、
もう一度、国語、日本語を学びなおし、普段の会話や日常生活に使う日本語を、
正すつもりで、意識しないと、いくらお子さんに『言ったから』『やらせたから』と言っても、
効果が出ることはないと思います。


意外に思われるかもしれませんが、子供は何歳になろうと、
言う事を聞いてくれない、やってくれない『のではなく』、
その言う事を、やる事を、『日本語の意味』をきちんと理解していない、
わかっていない可能性があります。


特に中学生・高校生ともなると、もう大人の仲間入り、準備期間ということで、
難しい言い回しや単語を、『親御さん』のほうがしていることがあります。


これくらいの国語(文法・言い回し・ことわざなど)、日本語、わかるだろうという『体』で、
話せば話すほど、そのわだかまりは広がると思います。


このことを一度よくふり返って、考えてみて下さい。


小学校・中学校時代であれば、まだ変換期として間に合う可能性がありますので、
親御さんがもう一度、国語、日本語を学びなおし、普段の会話や日常生活に使う日本語を、
意識してみることをオススメします。


国語、日本語の勉強に関して、冒頭にも書きましたが、多くの方が、
『一人で勝手にやって、ひとりでにできるようになる』
『“だから”本でも読んでろ、問題集でやってろ』あるいは『一人でやらせよう』と
考え始めることでしょう。


個人的な意見ではありますが、この国語、日本語の教育は、
最も周りのサポートが必要な、環境を整える必要があるものだと思います。


有名な名作本や参考書を買い与える前に、ご家庭内の普段の日常会話、
日常生活で使っている日本語をぜひ見直してみて下さい。


それがお子さんが小学生時代に身につく、最低限の教養・素養・しつけとなることでしょう。


ここまでのことを親御さんが理解・納得して頂いた上で、さらに、私立校・中高一貫校ならではの、
勉強の指標となるものを、以下に提案したいと思います。



① 低学年までは教科書・本の読み聞かせをする

② 低学年までは授業の内容を「聞き取り調査」する

③ 低学年までに辞書・百科事典の使い方を学ばせる

④ 高学年になったら、教科書の内容を説明させてみる

⑤ 高学年になり、興味を持ち始めたら、自分の好きな本を選ばせる

⑥ 検定や資格などを挑戦させてみる

⑦ 文学に興味を持てるようなTV番組や本を見せる



①に関して、意外に多いことだと思いますが、本を読むことに関しては、
小学生になったのだから、急に一人で読めと親御さんが突き放すと思います。

しかし、幼稚園時代から『本が好き』な子なら、まだしも、そんな習慣も、
興味もない子供に、ただやれと言ったところで、やりません。

低学年までは、一緒に宿題を、教科書を読み聞かせするつもりでいないと、
まず、本を読むという習慣は身につかないでしょう。

特にお子さんが『本を読みたい』という欲求を示した時は、
多少の時間を割いてでも、読み聞かせしてあげるほうがいいでしょう。


②に関して、低学年と書いておりますが、必要とあれば高学年になっても、
やっても構わないと思います。

授業の内容を聞いているかどうか、わかっているかどうか、
『会話』をすることで、国語、日本語の勉強になりますし、
何よりも、話をする、自分の知っていること・思ったことを『伝える』力を、
身につけられることでしょう。

親御さんはあくまでも聞き役に徹することで、
お子さんの国語能力、日本語能力を測ってみてください。


③に関して、これも低学年に限らず、いつでも学ばせるほうがいいでしょう。

何よりも、『知りたい』と思った時に、『調べる』方法を知らない・わからないということが、
『知識探求の機会損失』になりかねません。

親御さんが四六時中、『答え』を与えられるのであれば、問題はありませんが、
そういう状況・環境を継続するのは難しいと思います。

であれば、早い段階の内から、自分一人でも『調べられる』方法を
教えておくほうがいいでしょう。


④に関して、②に似ていますが、高学年になったら、
『聞く』のではなく、お子さん自身に説明させることで、
言葉の選択や使い方を、『他人に正確に伝えるためには』ということを
学べると思います。


⑤〜⑦に関して、ここまで来れば、もう国語、日本語の勉強は、
一人歩きしていくことだと思います。

このレベルになれば、冒頭に書いたように、『一人で勝手に教科書・本を読んで、
勝手に勉強していなさい』で構わないと思います。

おそらく親御さん以上に、国語、日本語について、学び始めることでしょう。

その後、学校の国語のテストで困ることはないと思います。

ただ、高得点を取るためには、また別のテクニックを必要とする場合もありますので、
その時、お子さんが『点数・成績』を上げたいという欲求があれば、
有名な家庭教師、著名な参考書・問題集などを与えてあげれば良いと思います。



この国語の勉強に関して、冒頭から強く言わしてもらいましたが、
多くの大人達、親御さんも含めて、冒頭の意識、考え、そして論拠が、
根強く残っていると思います。


いくら、言われても、そうは思えないだけの『根拠』、
実際に点数が取れている、取れてきたことが、
そこまでやる、考えることは『効率が悪い』と思われるでしょう。


そして、さらに厄介なことに、提案したこと全てやったところで、
効果が出たかどうか、立証できないことだと思います。


なんとなく良くなった、なんとなく点数が上がる時も出てきた。
でもその程度の効果に、ここまで時間や手間をかけるのはな・・・。


国語の勉強の壁と言いますか、絶対的に『高得点』が取れると、
確証を持てない、自信を持てないのでそこまで考えられないと思います。


有名な講師の方も言っておられましたが、『国語』のテストで、
特に大学受験ともなったら、百点満点を取ることは不可能に近いほど難しい、
と思います。


失礼な書き方になるかもしれませんが、
現役の著名な国語学者、文学者などといった方でも、無理かと思います。


極論で言ってしまえば、そんなレベルの人でもできないのだから、
そこまでやる意味はないと言われても、仕方ないことでしょう。


その考えがある限り、ご家庭内での日常会話、日常生活で使う日本語に、
気を使うなんて、疲れるだけでしょう。


しかし、言葉使いや敬語といった言葉の選択などの『教養・素養・しつけ』に関しては、
おそらく、日本は世界の中でも一番うるさい国だと思います。


今後、失言や喋り方一つとっても、『記録』されて、
そのことで、その人の人格や品格、人生すらも否定するかのような
叩かれ方をするようになってきた時、『教養・素養・しつけ』の問題は、
大問題になってしまうのではと懸念しております。


親御さんのサポートが、環境・状況作りが、かなり必要になってくることですので、
安易にやってみましょう、気軽にやりましょうとは言いませんが、
『一度考えて』みて、1週間、1ヶ月試してみるのも良いかを思います。


忙しい今の親御さん世代には、難しいことかもしれませんが、ぜひ検討してみて下さい。


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