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立教専門塾栄冠ゼミ・私立校中高一貫校専門アルファのブログです。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。

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私立校・中高一貫校生 返却されたテスト問題・解答用紙の見方・見直しの仕方 〜英語編〜

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※返却されたテスト問題・解答用紙の見方・見直しの仕方 〜英語編〜ですが、
全般編を読んだ上で、話を進めさせて頂きます。


数学に引き続き、この英語のテストに関しても、ほとんどの方が、
見返し・見直しを『した』と豪語されると思います。


そのほとんどが、学校の先生の解説を聞いた、友達の解答と照らし合わせて、
解答欄を埋めたになっていると思いますがいかがでしょうか。


数学同様ではありますが、それは見返しでも見直しでもありません。


ただの答え合わせにすぎません。


そして、これもまた数学同様、この問題があっていれば、
何点だったという打算が始まることでしょう。


数学と異なるのは、次は頑張ろう、次は気をつけようという意識・気持ちが
薄いところでしょう。


なぜなら、英語は『(単語や文法表現を)覚えていなければ点数が取れない』から。


今回点数が取れなかったのは、(単語や文法表現を)覚えていなかったからで、
次は覚えてさえいれば、点数が取れる、わからないことはないと思える。


学校の定期テストであれば、ある程度の点数は、その通り、
覚えてさえいれば、点数を取ることができますが、
それを徹底しても、良くて70点、悪ければ赤点回避できただけという結果に終わり、
(時間をかけて)勉強した割には、努力した割には、割の合わない点数のように、
感じられることが多くなるでしょう。


本来積み重ねの知識・勉強が必要な英語ではありますが、
範囲が狭く、また出る問題・内容もある程度決まっている、
学校の定期テストでは、点数が取れてしまうことが多いです。


そのために、陥ることなのでしょうが、
高校以降、さらには大学や資格試験などの英語ともなると、
積み重ねの『サボッた』ことが、点数の壁を作ることになります。


その勉強ややり方では、どんなに頑張っても80点を超えることが
できないでしょう。


英語の場合、定期テストで見返す・見直すべき点はここにあると思います。


つまり、新出で出てきた単語や文法表現は『覚えていなかった』ことが問題ですが、
それ以外の箇所における単語や文法表現は、
今まで習ってきたことを『忘れている』ことになります。


それを、さも『たまたま』覚えていなかった・思い出せなかったから、
できなかったとして、処理してしまうと、英語の場合、学生時代ずっと苦しめられることになります。


数学は高校時代の途中で、文系・理系の選択があり、言い方が悪いですが、
『逃げる・避ける』ことができます。


しかし、英語は、高校時代はもちろんのこと、大学でも、さらには就職活動、
社会人になっても使う、使われるものとして、今後はより厳しいものとなっていくでしょう。


英語・英会話教室に通っていて、聞き取る・喋ることはできるかもしれませんが、
読み書きの英語になると弱いとなってしまうと、英語の評価は低いものとなってしまいます。


そういった意識・気持ちを持てなければ、この英語に関しては、
『学校の定期テスト』において、点数が上げることは難しいでしょう。


“その”結果、事実がテストの点数として如実に出ているかと思いますが、
いかがでしょうか。


なまじ、英語が出来る(聞き取れる・喋れる)方にとっては、
自分自身の自信と学校での評価の差異に苦しめられることになっていると思います。


そういった葛藤、悩みを防ぐためにも、ある程度妥協して、
学校のテストに対応・対策をすることをオススメします。


そのためにも、テストの見直しが必要となってきます。


単語のスペルミスなどは覚えればいいだけの問題かもしれませんが、
文法表現や並び替え問題などに関しては、根本となる、土台となる、
英語の知識が抜け落ちている可能性があります。


自分にそういった部分があるのかどうかを知るためにも、
テストの見直しを行って下さい。


究極に言えば、テスト問題の全ての文章を理解できる、つまり日本語の文章して出されていれば、
簡単な『国語』の問題になるわけですから、誰でも解けることでしょう。


しかし、そこまでできないのは、全て英文で書かれており、『正しく』文章を理解できていないため、
さらに、土台となる文型や文法表現などの英語の規則を『忘れている』『無視している』から、
点数を落としているのでしょう。


そのことを意識しながら、もう一度テストを見返し・見直してみると、
自分の英語の本当の実力が見えてくると思います。


昨今、英語の点数に関しては、極端な結果になることがなくなりました。


おそらく、英語・英会話教室に通っていて、英語ができないわけではないが、
学校のテストになると、そこまで点数が取れない(赤点から60点台をキープ)という方が、
増えているのかと思います。


皮肉なことではありますが、学校側が英語教育に力を入れている割には、
学校での英語の授業、テストには反映されていないかのように思えます。


もちろん、一部の出来る方は、その学校の英語教育の恩恵を受けて、
素晴らしい結果を出しているのでしょうが、平均点台の方々の多くは、
学校の授業、勉強というよりは、英語・英会話教室の力によって、
底上げされているように思えます。


そのためか、学校の英語教育と、そういう方々との英語の勉強に微妙な差異が生じ、
点数が伸び悩んでいるのではないでしょうか。


あくまでも予想の範疇ですから、実際にはそういったことがないかもしれませんが、
今後、その差異が進めば進むほど、学校での英語の授業・勉強が増えている割には、
結果が伴わないことになってしまうのではと懸念しております。


話が脱線しましたが、学生の皆さんはそういったことまで考える必要はありません。


ただ、そういった事情から、英語が出来る(聞き取れる・喋れる)のになぜか、
学校のテストでは点数が伸び悩むということによって、葛藤・悩むことの無いように、
きちんと、学校のテストにも対応・対策しておくことをオススメします。


そのためには、テストの見直しを、ただの答え合わせ、確認で終わらせるのではなく、
きちんと自分の英語の実力、特に学校の英語に対応・対策できているのかの、
確認・分析をしてみましょう。


そこで、以下の項目を、見返し・見直しの際にやってみて、
学校の英語のテストに、成績に対応・対策してみることを提案します。



① 数値化できるものは全て数値化する
→問題数、問題内容、自分の解答数・率、正答数・率、問題にかかった時間など

② 問題内容を教科書・ノート・問題集から探す
→そのまま(表現・単語・文章など同じ)の出題なのか、類似問題なのか

③ 答えの英文・単語から問題の英文を思い出してみる

④ 間違えた解答の質を探る
→スペルミスなのか、問題文がわからなかったのか

⑤ 時間をかけてもう一度解いてみる
→テスト時間との誤差を測る

⑥ 次回のテスト範囲をシラバス(授業計画)で確認する

⑦ 選択問題、並び替え問題、穴埋め問題の対策を考える



①に関して、これは全般編から各教科でも書ていることになるものですが、
こういった分析を面倒くさがっている限り『効率良く』勉強することなど
不可能でしょう。

数学とは異なり、『間違えた=覚えていないから』となりやすい英語のテストですが、
じっくり数値化して、自分が間違える傾向の問題や内容、間違える確率などを
出してみると、むしろ数学よりも傾向が出てきやすいと思います。

意味がないように思えるかもしれませんが、必ずやるようにして下さい。


②に関して、これも全教科に言えることではありますが、
今学年一年間のテスト対策として、知るべきことはまずここでしょう。

学校から渡されている教材(教科書・問題集・参考書)や授業で板書したノート、
渡されたプリントの、どれから優先的にやり始め、どれに重点を置くべきか、
知らずにして、『効率良く』勉強などありえません。

そして、これは各校、各クラス、各先生によって異なるものですので、
これを全くの赤の他人に『教えてくれ』というのはおかしな話だと思います。

よく考えてみて、一度徹底して調査・分析をすることをオススメします。


③に関して、これは問題文の理解と解答の理解ができているかどうかのチェックです。

何を聞かれたから、こう答えたのか、あるいは、こう答えているの対しての問いはこうだろうと、
いうことの繰り返しが英語のテストになっていきます。

英語のテストは究極に言えば、全ての英文を日本語に正しく訳せるのであれば、
何を聞かれているのかわかり、後はどう答えればいいのかということがわかれば、
百点満点を取れることになります。

全ての英文を、日本語に“正しく”訳すのは難しいことでしょうから、
何を聞かれたのかを、『読み解ける』『推理できる』力を身につけなければ、
今後の英語のテストで高得点を取っていくことはもちろんのこと、
赤点回避も難しくなっていくでしょう。

英語のテストの場合、多くは『何を聞かれている』のかが分かっていなかったことが多いです。

もちろん、その中に、『単語』が分からなかったから、というのもあると思いますが、
文章全体の中のたった一つの単語がわからなかったから、その文章全てがわからないと
いうことは、ないでしょう。

つまり、なんとなくでも、こんなことを聞かれているということは分かるはずです。

それが出来ているかどうか、どのくらいの認識なのかを図るためにも、
ぜひやってみることをオススメします。


④に関して、③に引き続くことではありますが、英語の場合、間違えに『質』があります。

問題文そのものが分からない、勘違いしていたのか、
単語を知らなかった、スペルミスをしただけなのか、
それは知っていればできたことなのか、知っていて・分かっていても間違えたことなのか。

スペルミスなだけなら、問題がありませんが、基本となる文型や文法、例えば三単元のSを
付け『忘れた』のか、そもそもそれを『きちんと理解して』いないのか、
これは大きな差となって、後々に影響してきます。

たまたま、忘れていただけと、タカをくくったり、『格好つけ』たりしないで、
素直に間違えを認めて、もう一度学び直すくらいのつもりでいないと、
英語の積み重ねは成されていくことはありません。

ぜひ自分に厳しく、間違えの質を探ってみて下さい。


⑤に関して、①〜④までをやってみて、もう一度テストをやってみると、時間が早くなる、
あるいは点数が上がるとは思いますが、遅くなった、下がったというのであれば、
まだまだ見直し・見返しの復習が『足りない』ことを指します。

特に③、④を適当に流してやっている限りは、テストの点数は上がらないでしょう。

見返し・見直しが『できているかどうか』を図るためにも、
何度でもやって、百点満点は無理だとは思いますが、
高得点(80〜90点)を取れるまで、何度も③〜⑤を繰り返すことを
オススメします。


⑥に関して、英語の場合、次のテストのことを考えるよりも、次の単元で何をやるのかを
知るほうが大事でしょう。

そして、それを知った上で、教科書の本文の翻訳や、問題集を事前にやっていかないと、
『次のテストの対策』『次頑張る』を体現できないでしょう。

逆に言えば、ここまでのことをやった上で、余裕出来て初めて、
『次のテストの対策』を考えることができると思って下さい。

というよりも、①〜⑤までのことをやった上で、次のテスト範囲内の教科書の内容を
知ることまで出来ることが、すでに『次のテストの対策』になっていることではありますが、
これらをやりもせずに、ただなんとなくで教科書を事前に読む、
(分かりもしていないのに)問題集を事前に解くだけでは、次のテストでもそこまで
点数が上がらないでしょう。

あくまでもここまでのことをやった上で、教科書の本文の翻訳や問題集を解くようにすることを
オススメします。


⑦に関して、最後に小手先の傾向と対策として、
選択問題、並び替え問題、穴埋め問題の対策を考えることを提案します。

最後にしたのは、これを途中、あるいは最初にもってくると、
『それだけ』で、今回のテストの反省はもちろんのこと、
次のテストの『頑張る』を『考えた』としてしまうことを避けるために、
しました。

実際には、①、②に段階で、皆さん淡い考え・打算をし始めてしまうと思いますが。

効率良く点数が取れる選択問題、並び替え問題、穴埋め問題は、
点取り問題として、皆さん、毎回対応・対策を考えられると思います。

そして、その結果、なんとか出来ている、取れている“から”、
点数がキープできているのだと思いますがいかがでしょうか。

しかし、それの対応・対策も、①〜⑥までのことをやってから、
考えたほどのものではないと思います。

一度、この①〜⑥までをやってみてから、
この選択問題、並び替え問題、穴埋め問題の対策を考えてみて下さい。

問題数や正答率によっては、『時間対点数効果』が低かったり、
逆に思った以上に多かったり、問題分の理解度によってはもっと解けていたり、
正答していたりということが、わかったりします。

そうなってからの、この点取り問題、
選択問題、並び替え問題、穴埋め問題に対する意識や認識、
覚えるやる気やテストでの解く心構えなどが変わってくると思います。

なんとなくで、頑張るのではなく、①〜⑥までやったことを意識すれば、
また対応・対策も変ってくることでしょう。

すでに、自分なりの対応・対策を持っているかもしれませんが、
一度、最後にしてみて、考えてみることをオススメします。



数学に続き、『ここまで』『見返し・見直し』する人はいない、
することはないと思われることを書かせて頂きましたが、
要領の良い方は、これらを、感覚的打算で近い効果を導くことがあります。


この先生は、こういった傾向の問題を出すことが多くて、こういう問題の多くは
問題集・プリントでやっているのをみたから、おそらく問題集・プリントを
やっていれば、大丈夫だろう。


その上で、テスト前に、新出単語の暗記をして、覚えれば、
少なくとも何点くらいは取れて、赤点は回避できる、
少し頑張れば、まぁ平均点は堅い。


多くの生徒を見てきて、実際に、それを体現しているのを見ると、
おそらくそれが、『その方々にとって』の“学校の英語の定期テスト”の、
効率の良い勉強法だったのだと思います。


事実、それで、点数を取った、成績を取ったとなると、
上記のような『見返し・見直し』の提案など、
うるさい説教、大きなお世話になってしまうことでしょう。


ただ、もし、そういった感覚的打算で、テスト勉強がうまくいかず、
テストの点数が、成績がどうしても上がらないともがき苦しんでいる方に向けて、
感覚や打算ではなく、分かりやすい指標・やり方を提案させて頂いたつもりです。


感覚的打算でうまくいっている人も、そうでない人も、一度は試してみて、
英語のテストの点数を、成績を、意識的に取りにいくようにしてみることを、
オススメします。


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