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今日までには、進級進学の進退が完全に決定してきたことだと思います。
私立校・中高一貫校において、進級・進学ができれば、
絶対の正義となり、今まで、このブログに書いてあった
不安を煽るようなうるさい説教、余計なお世話はもちろんのこと、
学校・先生からの忠告や助言も、一切関係ないことになります。
進級・進学が認められたということは、皆さんの生き方、考え方、やり方が、
認められたということであり、それは『正しかった』という証拠になります。
皮肉を一つ言わせてもらえば、通っている私立校・中高一貫校において、
ひとまず『今年度』はと、なりますが。
こういった皮肉も、進級・進学が決まった今、念仏どころか、
意味のない言葉、嘘八百に聞こえることでしょう。
受験なく、点数、成績によって進級・進学が決まる私立校・中高一貫校においては、
それはそれで、絶対的に正しい正義と言えます。
なぜなら、どんなに素晴らしい説教、正論も、
事実として進級・進学ができた結果を捻じ曲げることができません。
結果主義となった今なら尚更のことでしょう。
今年度になって約９か月、うるさいことを、暗く重く嫌な予言めいたことを
書いてきましたが、進級・進学できた方は、これら全てを否定し、
嘘だった妄言だった、こんなことを言うのは嘘つきだと罵るくらいの権利があります。
しかし、進級・進学“できなかった”方にとっては厳しい現実となり、
重くのしかかる事実となり、これからそのことに苦しめられることになるでしょう。
実際に、そうなるのはごく一部の方であって、多くの私立校・中高一貫校生は、
“普通”に進級・進学していくことになります。
ですから、ここで、今後こういったうるさい忠告や説教を見返す、嘘だと証明するには、
全て『結果』を出すことだと学ばれることをオススメします。
ただ、ギリギリ首の皮を繋げて進級できた方と、進学できてしまった方に、
一つ、うるさい忠告と予言をさせて頂きます。
２０２０年度の『大学入試等含む教育改革』と、２０１９年度から始まる、
『高等学校基礎学力テスト（仮称）』に向けて、厳しくなった今年度から、
さらに数年をかけて、どんどん厳しさが増していくことになると思います。
もうすでに決まったことですから、それに向けての対応を
学校・先生側が余儀なくされています。
これは中高大付属となっている私立校・中高一貫校も例外ではありません。
むしろ、中高大付属の私立校・中高一貫校“だからこそ”、
より厳しく、より難しくなっていくことが予想されます。
中高大付属の私立校・中高一貫校にとって、
２０２０年度の『大学入試等含む教育改革』と、
２０１９年度から始まる、『高等学校基礎学力テスト（仮称）』が、
直接関わることは少ないとは思います。
直接関わるとすれば、せいぜい進級・進学要綱にこれらを盛り込む、
あるいは条件として加えるくらいで、それもすぐにがらりと変更されることはないでしょう。
しばらくは様子を見て、変更するかどうか検討されると思います。
外部の大学への受験がメインの進学校では、これらの対策を少なくとも
２年次には終えようとすることでしょうが、
それは一部の特進クラスなどの話で、内部進学クラスではそこまで関わってこないでしょう。
しかし、内部進学の方には、『高校・大学』へと進学した際に、
『外部生』との格差を無くすためにも、普段の授業の進度、量・質・内容が、
関わることになり、さらにそれによって、テストの点数、成績へと
間接的に上記の改革、テストが関わってくることになると思います。
そうなると、中高大付属の私立校・中高一貫校で『内部進学』を目指している、
といよりも、『内部進学』でいい、『内部進学』できるから関係ないと
思っていると、今年度以降の変革についていけなくなることになるでしょう。
うるさい忠告かもしれませんが、ギリギリ首の皮を繋げて進級できた方と、
進学できてしまった方は、このことを少しは考えて、少しは今の自分を、
今の生活を改めないと、来年度、再来年度に、その首を繋げておけるかどうか、
わからなくなります。
ギリギリ首の皮を繋げて進級できた方と、進学できてしまった方は、
今はもちろんのこと、おそらく今年度三学期、来年度一学期までは、
この進級・進学できたという事実、正義によって、自分は正しい、
自分は間違ってないと、頑なになると思いますが、
そうやってまた来年度二学期に追い込まれた時に、
状況が状態が、また同じように『挽回』できるかどうかわかりません。
というよりも、今年度以上の厳しさになった場合、来年度一学期の時点で、
その先の進路が決まってしまうかもしれません。
先月先日も書いておりますが、これから数年は、私立校・中高一貫校で
進級・進学“できなかった”方にとって、地獄になることが予想されます。
それこそ、本当に勉強・学校という進路が狭まるだけでなく、
選べる人生すらも狭まってくるかもしれません。
そんなことにだけはならないように、よく考えておくことをオススメします。
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