eikan-seirios’s blog

立教専門塾栄冠ゼミ・私立校中高一貫校専門アルファのブログです。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。

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宿題を終わらせる

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年間を通して、ここまでうるさく、『宿題』に対して、
うるさく言っている教育関係者はいないと思います。


ただ、それくらい、昨今の私立校・中高一貫校の、
『宿題』は異常になってきていると思います。


親御さん世代からすれば、宿題くらい、
“多少”サボって、溜まったとしても、
週末、休みの日に、さらには、テスト前にやれば、
『終わる、終わらせることが出来る』と思われているかと
思いますが、昨今の私立校・中高一貫校においての
『宿題』は、大量“多量”になってきており、
その『形式』も、問題集やプリントの穴埋めなどと
単純に『やればいい』だけの宿題だけでなく、
レポート形式や調べものが必要な宿題なども出され、
科目に至っても、数学・英語だけでなく、主要5科目全教科、
さらには、副教科科目まで、宿題を出されるように
なってきています。


中学生、高校生にもなったお子さんに、
細かく聞くことはないと思いますので、
実際、実態を把握されている方は少ないと思いますが、
中学受験を経験された親御さんなら、感覚的には、
受験塾で出された宿題と同じ量・数を、
出されていると思ってもいいと思います。


こう書くと、中学受験を経験された親御さんは、
いやいやいや、あの時の宿題地獄は、親である私も
サポートするのに苦労したくらいで、並みの量・数ではない、
最終的に積みあがった宿題の冊子・プリントは、
子供の身長くらいまでになったという方もいるかと
思いますが、量・数はそこまでにないにしても、
内容、そして、科目数、さらには、『状況・環境』が、
その『負担・苦労』に匹敵するものとなっていると
思って下さい。


内容そのものは、“普段の”授業、勉強に対応していれば、
基本的には“その”『復習』なので、そこまで難しいものでは
ありませんが、ここで問題になってくるのが、
『状況・環境』です。


部活動をやられている方はわかりやすいですが、
特に運動部の方は、週3~4回の活動に加えて、
大会前などは、毎日の活動に切り替わり、
週末は練習試合などの遠征をするなどする、
そして、それが3~4カ月ごとにあるため、
3、4カ月は、ほぼ毎日部活動になり、
『時間』と『体力』が奪われます。


中学受験中でも、3~4つの習い事を続けて、
模試などと、習い事の大会やコンクールが重なって、
といった状況・環境になった、という方も、
いらっしゃるかもしれませんが、親御さんの
サポート無しに、塾での勉強、宿題に、
ついていけたと思われますでしょうか。


それも、『自発的に』『スケジュール管理まで』して、
自学自習をし、受験の日まで、サボることなく、
自分を律して、合格を目指して、頑張ったと、
なりましたでしょうか。


いやいや、さすがに『小学生』で“そう”なる、
なれるわけない、むしろ、そんなロボットのような、
生活をしてたら、子供の精神がおかしくなってしまう、
と、思われる方が多いと思います。


では、『中学生』になったら、“なったから”、
いきなり、急に、こうなる、こうなれる、と
思われますか?


これもまた、いやいや、“そんな”すぐには、
“急に”なんて、無理でしょうと思われると
思いますが、いかがでしょう。


さて、では、またお聞きしますが、お子さんは、
親御さんが思い描いた理想の、上記のような状況・状態に、
『いつ』なるのでしょうか、なれるのでしょうか。


私立校・中高一貫校の場合、これが簡単に
『わかります』。


『記録』された『結果』、つまり、
学校・先生の『評価』によって、
具体的に、『数字・数値』で、表されることに
なります。


ですので、ある意味、残酷なまでに、
『結果』で、上記のように
なれるか、なれているか、なれていないか、
出来るか、出来ているか、出来ていないか、
が、『結果』として出てきます。


そして、なれていない、出来ていないの評価が下されると、
低い点数、成績として、評価されることになります。


さらに、それが“続く”と進級・進学に関しても、
なれない、出来ないとなっていくことになります。


中学生、さらには高校生までにも、親御さんがどこまで
干渉・介入すべきかという問題はありますが、『サポート』が
必要な方は、中学生、高校生だろうと、『サポート』しないと、
やりません、出来ません。


ですので、よく親御さんにもお伝えしておりますが、
『進級・進学要綱、基準、条件』『成績のつけ方』など、
進級・進学に直結する情報、書類、
『授業シラバス』など、
(通年、あるいは各学期の)授業の内容がわかるもの、
『学校行事の年間スケジュール』をよく読んで、
“一緒に”確認し、各学年各学期各定期テストで、
軌道修正が必要であれば、今の生活を見直し、
これからの対応・対策を考えて、『結果』を
出していかないと、出すことを意識しないと、
進級・進学出来ないと『なるべくして、なった』と
なります。


長くなりましたが、こうしたことまで考えられれば、
わかると思いますが、宿題くらい、
“多少”サボって、溜まったとしても、
週末、休みの日に、さらには、テスト前にやれば、
『終わる、終わらせることが出来る』なんて、
意識でいると、あっという間に、追い込まれて、
『結果』が出せない、それどころか、その『結果』が
『記録』として残り、進級・進学にまで影響してくることに
なります。


受験無く高校・大学に進学できる
私立校・中高一貫校生の場合、
ほとんどの方は、ここまで言われなくとも、
学校での授業、勉強、定期テスト、成績を、
感覚で、感じ取って、どこまでになったら危ない、
どこまでなら何とかなると、要領良くやれる、
やられますが、昨今、落ちこぼれる方が、
極端になってきていることから、
こういったことを、文書化しないと、
わからない、理解できないのかと思い、
書かせて頂きました。


『記録』された『結果』で進級・進学の合否が決まる
私立校・中高一貫校の場合、『結果』を出している、
出せている限りは、何の問題もありませんが、
『結果』を出せなかった、出せないことが続いてしまうと、
上記の事々を、知らなかった、わからなかった、何よりも
『やらなかった』ことに、悔いを残すことになると思います。


“受験無く”“楽に”『無条件に』
高校・大学に進学できるものだと、
思い込んでいると、足をすくわれることに
なりかねませんので、気を付けておくことを
オススメします。

 

 

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