eikan-seirios’s blog

立教専門塾栄冠ゼミ・私立校中高一貫校専門アルファのブログです。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。

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「手がかかる子ほどかわいい」と言えたのは、偉そうに忠告、指導、説教することが出来たから

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今、現在、中高生のお子さんを持つ、 親御さん世代くらいまでは、 この「手がかかる子ほどかわいい」という 言葉を見聞きした、あるいは、経験したと 思います。 また、仮に見聞きせず、経験せずとも、 何となく、この言葉を、そう考えれる、 そう思える、そうできる、世代だと 思います。 しかし、自分の子供、また、 他人の子供も含めて、 全ての子供達に分け隔てなく 無償の愛情を注げる方を除いて、 「手がかかる子ほどかわいい」と 言える方は減ってきた、少なくなって きていると思われます。 というのも、かつて、 「手がかかる子ほどかわいい」と言えたのは、 偉そうに忠告、指導、説教することができ、 これは、忠告、指導、説教『する』側も、 ある程度、悦に入ることができる、つまり、 忠告、指導、説教している自分に、 酔うことができた、自己満足できていた、 と思います。 このブログで、偉そうなことを書いている 私も含めてですが、忠告、指導、説教する側は、 得てして、相手が、“自分の”忠告、指導、説教で、 成長した、変わった、結果を出したと、 『勘違い』しやすく、相手の成長、変化、結果を、 自分の手柄のように考えてしまう傾向があります。 これは、どんな人でも、大なり小なり、 多少なりとも、そう思う、考えることが あると思います。 「手がかかる子」というのは、 イコール、忠告、指導、説教する部分が多くあり、 忠告、指導、説教“好き”からすれば、 『かわいい』=忠告、指導、説教しがいがあると 思える心理が働くと考えられます。 親御さんでも、手塩をかけた我が子ほど、 かわいく思えることでしょうから、 このことは理解できると思います。 ところが、昨今、これら、忠告、指導、説教は、 相手から嫌われる、無視される、さらには、 下手すると、ハラスメントや精神的虐待、差別と 取られかねないため、そういった対応をせずに、 『触らぬ神に祟りなし』となりつつあります。 言い方や伝え方の問題もあるかと思いますが、 どんなにそれに気を付けていても、『相手』が、 忠告、指導、説教を、ハラスメント、虐待、 差別的発言などと感じたら、一発アウトと なってきているのが現状だと思います。 いかがでしょう、会社にお勤めの方なら、 後輩、部下、新入社員に対する接し方が、 昔のように『手のかかる子(人)ほど、かわいい』と 言える、思える、考えれるように、 なっていますでしょうか。 おそらく、昔以上に今は、 下手な口出し、手出しはしない、 忠告、指導、説教どころか、 声をかけること一つ取っても、 かなり気にかけて、言葉と タイミングを選んでいませんか。 その結果、『(自分が)そこまでして』、 「手のかかる子(人)」に関わる 必要性はないと、考えるように なっていませんか。 会社での話であれば、 そうは言っても、いい大人が、社会人が、 給料をもらっているんだから、 仕事をしているんだからと、 “まだ”口出し・手出しも、 許容されているかもしれません。 しかし、学校教育の現場においては、 無限の可能性、将来・未来のある、 子供達に、何てことをするんだ、 それが原因で、トラウマになったら、 精神的に病んでしまったら、 どうしてくれるんだ、となります。 となれば、どうでしょう。 「手のかかる子」に、積極的に 関わりたいと、思われますでしょうか。 教育関係者、学校の先生を、 悟りを開いた聖人か僧侶のように 思われている、あるいは、 そうあるべきだと思われている かもしれませんが、冒頭に書いたような、 無償の愛情を注げる一部の方を除いて、 ほとんどの方は、会社勤めの親御さんと同じ、 「普通の人」であり、普通の感覚、感情を 持っている『人』です。 いかがでしょう、親御さんも、 『我が子のように』、 後輩、部下、新入社員で、 「手のかかる子(人)」ほど、 「かわいい」と思って、 手厚く、サポートして、 気持ちよく仕事をしてもらおう、 どんな要望・希望にも応えてあげようと、 されてますか。 そして、それに対して、相手は、 期待通りに育っている、成長している、 応えてくれていますか。 今後、この問題は大きく、そして、 多くなっていくと思われますが、 現状維持が続く、または、さらに 厳しくなっていくことを考えると、 これからは「手のかかる子(人)」ほど、 “嫌われます”、そして、手出し・口出し 出来ないので、どんどん“無視されていきます”、 “見放されていきます”“切り捨てられていきます” そうして、ある程度の記録=証拠品 (組織・コミュニティから追い出すための)が、 揃ったら、無言で排除されるようになっていきます。 こうした傾向は、学校、教育機関に関わらず、 強まっていくことになる、いえ、もう、 親御さん世代においては、お勤めの 会社の社内、部署内、あるいは、 プライベートな付き合い、コミュニティに おいて、そうした傾向が出てきているのでは ないでしょうか。 もはや、この日本において、 「手のかかる子(人)ほどかわいい」、 我が子以外の子(人)に、そう言える人は、 かなり少なくなってきていると思います。 そうなった時、「手のかかる子(人)」が、 どう扱われるのか、そして、親御さんの世代の方は、 今、貴方が、どう扱っているのか、どう思われるのか、 よく考えておかないと、学校・先生に「任せても」、 何もしてもらえません。 上記しましたが、「手がかかる子」に、 忠告・指導・説教などしようものなら、 今では、ハラスメント、精神的虐待、差別と 言われかねない世の中になっており、 先生に限らず、社会の大人達、親御さんですらも、 そういう子ほど「かわいい」ものだと、 思える、考えれる人は、少なくなって きていると思います。 結局、そういう子(人)は、 我が子(自分の子)でない限り、 『触らぬ神に祟りなし』と なっていくことになると思いますので、 気を付けて下さい。 そうなると、関われるのは、 『親御さん』『家族』“だけ”となりますので、 『手がかかるほど、手をかけなければ』、 社会に出てから、冷遇される、差別に近い区別される、 そして、無視され、見放され、切り捨てられることに なります。 壮大な脅しめいたことを書きましたが、 この「手のかかる子ほどかわいい」という 言葉を、納得できる、そう感じ、そう思える、 という方は、若い世代の方ほど、希薄に なっていると思います。 ギリギリ、今の中高生の親御さん世代が、 そう思える、そう考えれる、最後の世代と なっているのではと、懸念しております。 これから先の社会、世の中が、 そう進んでいく場合、上記したようなことは、 壮大な話でもなく、かなり身近な問題として、 出てくることになると思います。 親御さんがお勤めの会社には、今はまだ、 そうした「手のかかる子(人)」はいない、 あるいは少ない、かもしれませんが、 だんだんと増えて来た時に、どう対応するのか、 どう扱うべきか、お子さんを通して よく考えておくことをオススメします。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   ┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓   ┃通┃┃塾┃┃生┃┃募┃┃集┃┃中┃   ┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛ 立教専門塾池袋栄冠ゼミ 公立・私学中高一貫校生専門塾アルファ 自習空間シリウス(時間制自習室) 【住所】 東京都豊島区西池袋5-8-9 藤和池袋コープ2F(地図) 【TEL・FAX】 03-6912-7063 【PR】■□■□■□■□■□■□■□■□  私立校・中高一貫校生の二学期からの  勉強の仕方を電子書籍で提案!  試し読み・ご購入は以下のサイトで  ご確認下さい。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■