eikan-seirios’s blog

立教専門塾栄冠ゼミ・私立校中高一貫校専門アルファのブログです。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。

MENU

夏休み(8月)の勉強の仕方〜国語編〜

【PR】 【PR】

・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
  ★┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓★
  ☆┃立教生・中高一貫校生2014年夏期講習(後半)┃☆
  ★┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛★

      夏休みの宿題・1学期の範囲の総復習!
   2学期対策・休み明けテスト対策に向けて事前勉強!

  立教生はこちらから   中高一貫校生はこちらから

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・

※夏休み(8月)の勉強の仕方〜国語編〜ですが、
 7/21(月)に書いた全般編を読んだ上で、参考にして下さい。


夏休み(7月)の勉強の仕方〜国語編〜でも書かせて頂きましたが、
宿題が出ている場合、国語の宿題は“物理的”に時間がかかるものとなっていますので、
もし終わっていなければ、最優先でやって下さい。


そして、国語の場合、夏休みに宿題が出されていないと、この7月、特に勉強しようと考える方は少ないと
思います。


さらに畳み掛けて、8月の夏休み、休みモード全開で部活動もなく、学校の補習などもない、
本当に自由な夏休みとなってくる8月に、他の教科の宿題、あるいは宿題以上の勉強をした上で、
“さらに”国語の勉強を考えている方。


決め付けで書かせて頂きますが、皆無だと思います。


この7月ですら、他の教科の宿題、あるいは宿題以上の勉強で手一杯、時間一杯、
さて、じゃあそれらが一段落しての8月、“新たに”“さらに”国語の勉強をしようと考える方はいないと思います。


ずるい言い方をさせて頂きますが、“そこまで”向上心があり、意欲を持っている方が、
今更『勉強の仕方がわからない』と嘆くことはないと思います。


他の教科同様、何をやるのか、問題・目的意識を持って、学校の教科書・問題集・参考書は
もちろんのこと、それ以上の参考書や問題集を、“自分”で選んで、“自分”でやり始めていると思います。


ですので、あまりちゃちな横槍で、そういった方のペースを崩すようなことを言うつもりはありません。


おそらく、もうすでにやっていること、その段階は終えていることを書きますので、
もし、もうすでに自分の勉強を確立していて、より高みの勉強に励んでいる方は、以下に書きます内容は、
参考程度に、いえ、参考にもならないと思いますので、無視して下さって構いません。


と、こう書くのに、わけがあります。


もう何度も、各学年、各学期、各定期テストごとの勉強法でも書いてきていることではありますが、
『数学や英語の勉強から逃げるための、時間稼ぎの、“国語”の勉強をする』のを避けるためです。


明日書きます、社会や理科の勉強も、そうじゃないのかと思われるかもしれませんが、
社会・理科は“覚えておく”だけでも勉強になるから、そしてその覚えるだけの勉強で、
圧倒的に、テスト対点数効果がある教科ですので、
仮に同じ、数学や英語の勉強から逃げるための、時間稼ぎの勉強だとしても、
社会・理科の勉強に関しては、『無駄』になりません。


では、国語の勉強はなぜ無駄と言い切るのか。


それは、こういった夏休み、自由な時間での“勉強”がよくわかりやすいと思います。


国語を本気で、本当に“勉強”しようと考えたなら、体系立てられた文法や表現をきちんと理解し、
そして、問題演習のテクニック、文学に対する幅広い知識・雑学などを総合的に勉強しなければなりません。


こう書かれて、じゃあどうやって勉強しろと言うのか、わからないという方のほとんどが、
『学校の先生の授業』を、そして『テスト』を軽んじているのがまるわかりです。


どうやって勉強するのか、最も簡単で、わかりやすく、やさしくやってくれているのが、学校の先生の授業であり、
テストです。


“それ”と同じレベルの勉強を一人でやろうなんておこがましいと思って下さい。


この理解をできていない方は、どんなに時間をかけても、どんなに良い参考書、予備校の先生に恵まれても、
おそらく、テストの点数は、今と昔も、そしてこれからもあまり変わらないでしょう。


8月の夏休みの国語の勉強に入る前に、この意識を強く持って下さい。


そうしなければ、二学期以降の国語の授業、そしてテストにおいて、
この夏休みに“無駄な時間”をかけて作った“無駄な自信”で、“勝手な思い込み”で、
二学期以降のテストの点数が上がる、成績を上げられると勘違いすることになります。


学校の先生を崇拝しろとまでは言いませんが、少なくとも、学校の国語のテスト、成績は、
学校の『先生』が作り、そして点数をつけます。


その学校の先生の授業を、テストをないがしろにしている・する限り、
この夏休みにどんな勉強をしようとも、点数は、成績は上がりません。


ですので、ここまで、強く、数学や英語の勉強から逃げるための、時間稼ぎの、“国語”の勉強をするの
止めましょうと言っております。


勘違いしないでほしいのですが、国語の勉強そのものをバカにしている、
そして国語をないがしろにしていいと、言っているわけではありません。


ただ、数学や英語の勉強から逃げるための、時間稼ぎの、“国語”の勉強をすることは、
国語の勉強を、国語を冒涜しているということです。


説教や精神論が長くなりましたが、じゃあ、できることは何もないのか、英語や数学の勉強はもちろんやって、
さらに、勉強する気があるんだ、勉強したいんだという方もいると思いますので、その方向けに、
以下の勉強を提案したいと思います。


但し、何度もうるさいですが、冒頭から上記までの考えを持って、以下に提案する勉強を“ただ”やって、
勉強して“やった”、二学期はこれで“大丈夫”なんて安易な考えにならないようにして下さい。


あくまでも、以下に提案するのは、学校の先生の授業の準備、あるいは授業を受ける姿勢・態度を磨くようなものです。
二学期以降に限らず、今後、学校内で主体となるのは、『先生の授業』であり、テストです。
そのことを決してお忘れなく、以下の勉強を試してみて下さい。


まず、ここでも改めて書きますが、国語の勉強は、少なくとも受験でなく、学校での定期テスト、成績においては
学校の先生の授業が主体です。


当然ですが、学校の先生が、授業で使うもの、つまり学校の教科書が主体となってきます。


二学期以降、どの範囲をやるか、どの作品をやるか、わかっていないこともあるかと思いますが、
国語の勉強をするんだ、と意気込む方が『効率』なんて求めるのはおかしいです。


どこをやるかわからないのですから、考えるのが面倒です、全部をやりましょう、全作品を読みましょう。


8月の夏休み約30日間もあるわけですから、教科書一冊くらい、全部を一度読む、読み込むことはできるはずです。


その際、できれば音読が良いのですが、今までそんな勉強をしていない方がいきなり音読を始めたら、
周りの家族の方が、別の意味で心配するかもしれませんので、最悪黙読でも構いません。


ただ、できたら、自分はこれから国語の勉強をするんだと、きちんと家族にも説明して、
近所の迷惑にならない昼間から夕方にかけて、音読するほうが良いでしょう。


次に、教科書に書いてある文章を、ノートに書き写してみましょう。


これは非常に時間がかかり、途中眠くなってしまったりしますので、教科書内の、数作品を
決めて書いてみるのがいいでしょう。


この書き写しに関して注意すべきは一点だけです。


数日かけて地道にコツコツやる、一日で一気にやる、どちらでも構いませんが、必ず『やり切って』下さい。
一作品を丸々書き写すということです。


この超基本的なこと、この二つをやることの意味は、3つあります。


一つは、自信をつけることができます。


冒頭のほうには持つなとは言いましたが、それは“無駄な自信”です。
この二つは『学校の教科書』つまり、学校の授業で使うツールを使っているわけですから、
学校の授業に必ず『役立つ』と思って構いません。


『学校の教科書』の内容を全部やっている、知っている、ということは
学校の授業で、テストで役に立つと自信を持っていいことです。


二つ目は、語彙力が自然と身に付くことです。


音読、黙読、書き取りによって、嫌でもその言葉・文字、そして文法、表現を目にし、耳にし、手にします。


三つ目は作品の内容を覚えることです。


二つ目の語彙力と重なる部分ではありますが、そこまで読んだ、そこまで書き取ったのであれば、
嫌でも作品の内容を覚えるでしょう。 これは細かいところまでは覚えなくとも、大体で十分です。


これで、この二つで、十分学校の授業を受ける土台・姿勢ができるはずです。
授業中の先生の解説もすんなりと入ってくるでしょう。


二学期以降はこの経験を活かし、そして覚えた一度覚えた内容、身に付けた語彙力、自信を、
テスト前に“改めて”『思い出す』ことで、テスト勉強もはかどります。


これ以上の勉強はとなると一杯一杯だと思いますが、さらにと言うのであれば、
やはり学校の先生が推奨するように、教科書以外の文学作品を読んでみることや、
他の参考書・問題集をやってみるのも良いと思います。


ただ、これは嫌味ではありますが、国語の勉強をそこまで好きになれる、やれる人が、
他の教科をないがしろにしているとは思えません。


国語だけに異常に興味を持ち、そのため、他の教科がないがしろになっているという方は、
この夏休み、国語の視点で、他の教科の教科書を読んでみることも面白いと思います。


各教科に書いてある内容を、別にその教科の勉強としてではなく、言葉・文字を、表現を国語の視点で
みてみると面白いと思います。


例えば、数学の教科書において、『次の問題を解け』、解けと命令するとは偉そうだな、自分だったら、国語だったら、
こう書く、こう表現するだろう、なぜ数学ではそんな表現をするのか、などなど、と考えてみたことありますでしょうか。


そういった視点で、他の教科の教科書を見るのも、『国語』の勉強になりますので、
時間のある8月の夏休みは、試してみても面白いと思います。


最後に何度もうるさいようですが、決して、この国語の勉強が、
数学や英語の勉強から逃げるための、時間稼ぎの勉強と言われないように、
また、そう思われないようにして下さい。


他の教科でもそうですが、“せっかく”勉強したのに否定される、認められないといった悲劇と
ならないことを祈ります。


国語の勉強は焦らなくても、必ず学校で、先生がきちんと教えてくれます。


そのことを念頭に入れて、学校が始まったら、学校の先生の授業を、きちんと受けて下さい。


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
  ┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓
  ┃通┃┃塾┃┃生┃┃募┃┃集┃┃中┃
  ┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛

立教専門塾池袋栄冠ゼミ

平成教育創造塾シリウス

公立・私学中高一貫校生専門塾アルファ

自習空間シリウス(時間制自習室)

【住所】
東京都豊島区西池袋5-8-9 藤和池袋コープ2F(地図

【TEL・FAX】
03-6912-7063

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■