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立教専門塾栄冠ゼミ・私立校中高一貫校専門アルファのブログです。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。

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私立校・中高一貫校生 目標達成のための勉強 〜目標を探す・探る編〜

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※目標達成のための勉強 〜目標を探す編〜ですが、
全般・前提編を読んだ上で、話を進めさせて頂きます。


多くの方がこれをないがしろにするというよりも、自分の知っている範囲で、
狭い見識で知った、たった一つの目標を、絶対だと思い込んで、
それ一つにこだわり続けることが多いと思います。


純粋に一つのことを思い続けること、それ自体は非常に素晴らしく
美しいことだと思います。


ですが、一つ嫌味な皮肉を言わせて頂きます。


本当に、それが、目標なんですか?


全般編でも少し書きましたが、目標目標と思う方ほど、
『目的』と『願望』をごっちゃにしたものを『目標』と勘違いされていることがあります。


例を挙げましょう。


野球少年だったほとんどの方が『目標』と言っていた、思っていたであろうこと、
『甲子園に出場して、活躍して、優勝する』。


これは、『甲子園に出場』は目的であって、その後の『活躍して、優勝する』は願望です。


一見すると、甲子園に出場することは目標のように思えますが、
むしろ、きちんと自分で計画し、目標と定めるなら『優勝する』のほうが目標に近いです。


甲子園で優勝するという高い目標を持っていれば、甲子園出場は『過程』に過ぎません。


そのために、『何を達成しなければ』ならないのか、まず知って、
そこから、『何をする』のかを計画し、『どうするか』考えなければなりません。


そこで、まず何よりも、ここで言う最終目標『甲子園で優勝する』“一つ”とってみても、
それまでに“達成”しなければならない『目標』が多々あることがわかります。


その一つ一つが『目標』となります。そして、それを知る、調べる必要があります。


さらに、それを調べている段階で気付くと思いますが、
この最終目標は“一つ”でいいのでしょうか?


そんなことは一切ありません。


欲を言えば、その先に大学に行きたい、プロになりたい、メジャーに行きたいなどと
いっぱい出てくることでしょう。


そういった『目標』全てを“探す”、あるいは“探る”必要があります。


何を探すのか。それは世の中にある、知りうる限り全てをです。
何を探るのか。それは自分自身をです。


人から与えられた目標に乗っかるのは非常に簡単なことではありますが、
それを続けていると、いざ自分で目標を立てようと思った時、
『目標』が立てられません、というより『出てこない』でしょう。


そしてそれが嫌で逃げるように、追い立てられるように、
無茶な、理想的な、『目的』や『願望』を、『目標』に見立ててしまい、
いつまでも達成できずに日々を過ごすことになります。


こうしてもんもんとした年月を重ねてしまう。


受験がなく進級・進学“できてしまう”私立校・中高一貫校生は、
この傾向に陥りやすいです。


そのため、逃げるように、他人が決めた目標がある部活動や、
自分が好きだからと思い込んでいる趣味に走ることになります。


文武両道ができる、ごくごく一部の方は、その目標が目的が願望が、
自分の目標、将来に合致して、爆発的な成長を遂げることもありますが、
多くの方はなぁなぁになってしまい、中途半端に終える結果になります。


それを避けるためにも、一度徹底的に、『目標』を探す、
あるいは自分の中から探る必要があります。


この経験は後の就職活動時の企業研究や自己分析にもつながる勉強になります。


中高時代はそこまで考えて、見据えて行えないとは思いますが、
『方法論』として、学んでみても良いと思います。


さて、目標を探す、探ることはわかっても、具体的にどうすればという話になると思います。


先の例の、『甲子園に出場して、活躍して、優勝する』などもそうですが、
あまりに抽象的過ぎると目標はぼやけます、というより希望・願望で終わります。


これはもっと正確に考えてみて下さい。


●●高校の野球部に入り、2年生までにレギュラーになり、3年生卒業するまでの間、
春夏2回の内、少なくとも2回以上甲子園に出場し、チームで優勝する。


あまり私は野球に詳しくはないので、実際はこれ以上細かく書けると思いますが、
このように、細かく書いていけば、他の具体的な『目標』も見えてきます。


●●高校の野球部に入るにはどうしたらいいでしょうか?
その野球部で求められていることはなんでしょうか?
レギュラーになるには、ポジションはどこがいいのでしょうか?
甲子園に出場するには、本当にその高校でいいのでしょうか?


などなど、考えることはたくさんあり、他に目標にしなければならないこともどんどん出てくるし、
最終目標自体も変ってきたりしますが、その全部を可能な限り知った上でなければ、
どこか心残り、後悔することになると思います。


これらは『知っておけば』、あるいは『知っていれば』、その目標に向かって
頑張れる時間があったものですから、『やらなければ』『何もしなければ』
『何も知らなければ』、学生時代の後悔に繋がりやすくなります。


野球を例にしましたが、これは別に他のことにも当てはまることだと思います。


重要なのはこういった意識、態度、姿勢、考え方を持って、
『目標』を探した上で、探った上で、『目標』を決めたかどうかです。


昨今は、探さずに、探らずに、知らずに、他人の決めた『目標』にただ乗っかる、
ただ従うだけで、目標達成することは難しい世の中になってきていると思います。


ぜひ、自分で探した上で、探った上で、知った上で、改めて目標を考えてみて下さい。


以下に挙げることはその助けになるようなことであり、
これをやったから、目標が必ずできる、決まるというものではないで注意して下さい。


あくまでも、目標を探す、探る、知るためのものだと思って、
試してみて下さい。



① 好きなことに関わること全ての情報を集めてみる

② 大会やコンクール、資格やイベントなどを一覧にする

③ 好きな“それ”を行うのに必要な技術・知識を知る

④ 自分と“それ”との関係を考えてみる

⑤ 自分と“それ”との時間を考えてみる

⑥ “それ”を行う自分と社会との関係を考えてみる

⑦ それに関わる会社やグッズ、仕事などを調べてみる

⑧ 改めて、“それ”の何が好きなのか考えてみる


①に関して、目標を探すのに最も楽なのは自分の『好きなこと』でしょう。

興味がある程度のことでも構いませんが、その場合、調べることに徹底できるかどうかが
問題になります。

この程度でいいや、これだけ知っていればいいやで済ませてしまうと、
冒頭にも書いたように、『その程度』、『それだけ』が絶対のものと思い込んでしまうので
気をつけて下さい。

また、一見すると全く関係ないような過去の歴史や記録なども、
『“それ”を自分が塗り替える』なんて目標ができたりしますので、
調べるときには、どんな些細なことでも、調べておくことをオススメします。


②に関して、手っ取り早く見つけやすい『目標』ではありますが、
大きなものから小さなものまであって、数が多いとは思います。

しかし、ここではまず、あくまで“全て”探す、知ることにありますから、
まずは全てを調べて一覧にするまでにして下さい。

ここで、どこどこに出場するといったことまで決めてしまうと、
そこから先を考えなくなってしまいますので、
必ず全て調べて一覧にして下さい。


③に関して、おそらくこれは皆さん、好きな事ができると、
すぐに手を出すと思います。

いわゆるハウトゥー本や資料集などですが、『目標』を探す際には、
むしろこれよりも、①のような雑学全般のようなものの方が
目標が探し当てやすくなると思います。

もちろん、必要な技術・知識を知っておくことは、『目標が決まった後』に
大事なことですので、探して調べておいて下さい。

一部、ものにもよると思いますが、新技術・手法開発など、そういった面での
『目標』が決まることもありますので、全ての技術・知識を調べて、
一覧にしておくのもいいと思います。


④、⑤、⑥に関して、①〜③までを調べるので膨大な時間がかかると思いますが、
そこまでして調べ上げたのであれば、『考えられる』と思います。

“それ”に(調べるまで)そこまで時間をかけられるのはなぜか。

逆にそこまで時間がかけられなかったという場合も一度
考えてみて下さい。

それは、そこ(目標を探す、さらには決める)までのものではないのかどうか。

ここから先、それとの時間をどうしていくのか。

調べれば調べるほど面白いものなのかどうか。

ここをないがしろにしておくと、目標が決まった後に、思い悩むことになります。

なぜ、これをやっているんだろう、なんでここまでやってきたんだろうと。

そういった『ブレ』を失くすためにも、出来る限り初めの内に、
考えておいたほうがいいでしょう。


⑦に関して、ここまで来るともう将来・未来、就職を見据えてのことになりますが、
もし、最終的に決めた目標が達成できず、それでも“それ”に関わりたいとなった時、
新たな別の目標が見出せると思います。

本来は就職活動中に行う企業研究のようなものではありますが、
若いうちからやっておくと、より幅広い視野を持てる、選択ができるようになれると思います。

“調べて”、探しておくことに損はないので、やってみることをオススメします。


⑧に関して、④⑤⑥に似通っていますが、ここまで調べられれば、
その業界、その職業、その道の方と同じような知識・考え方ができるように
なっていると思います。

これは、後に目標を達成『しても』『しなくても』、思い悩むことになるでしょう。

その時に、強い意志を、意識を持つためにも、一度考えておいたほうが
良いと思います。


【後書き】


本文中では、野球を例に書かせて頂きましたが、こういった目標を最も探しやすく、
わかりやすく、立てやすいものがあります。


社会に出て役に立たないと言われている“たかだか”“ごとき”の『学校の勉強』です。


教育関係者だからの見解ではありますが、
昨今学校教育があまりにも馬鹿にされているように思われます。


私立校・中高一貫校に関わらず、各学校が持つ建学の精神は素晴らしいものであり、
その精神を真に学び、真に活かせるのであれば、自分の目標や将来に大いに活かせるものに
なっていると思います。


失礼ながら、それ“すら”も学ばない言動、態度、姿勢を示し、逃げるように自分の好きな事、
楽な事に走って、学校を卒業して社会に出て、困ったら、大して勉強もしてこなかったにも関わらず、
学校の勉強なんて意味が無かった、役に立たなかったと拗ねて文句を言う。


厳しい書き方になりますが、意味を無くしたのも、役立たせなかったのも、
『学ばなかった』自分だと思って下さい。


私立校・中高一貫校の場合、この差は顕著に出てくることになります。


他の学校であれば、あいつは優等生で、学校とは別のところで勉強していたから、
有名な国公立、私立大学へ受験合格して、元々実力もあって、
あいつは違った、あいつだけは違ってたと他の方は納得する、あるいは、
(他人のことなど)さほど気にされないことでしょう。


しかし、私立校・中高一貫校の場合、『同じ』質の高い教育を受けてきていて、
『同じ』ように機会を与えられていて、評価も『絶対評価』で、“自分”が頑張れば、
“自分”を評価してもらえた、『にも関わらず』、やらなかったのは誰か、できなかったのは誰かと、
自分自身に問いかけ、背負い込むことになります。


私立校・中高一貫校の場合、受験無く進級・進学できる余裕分、
そして受験にかける時間分、『いろいろなことを試せる』余裕と時間が『あった』となります。


その余裕と時間を、機会として捉えて、一度“自分の目標”を見出してみて、
自分で目標を決めて、その目標を達成してみることをオススメします。


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