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立教専門塾栄冠ゼミ・私立校中高一貫校専門アルファのブログです。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。

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私立校・中高一貫校生 中学進学決定後の勉強の仕方 〜全般編〜

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初めに。


公立、一般の中学校ではなく、あえて私立・中高一貫校の中学に
通うことを決めた方、これはむしろ、『通わせる』ことを決めた
『親御さん、ご家庭』の方向けに、これから先、厳しい現実の『可能性』を
示す形になることをお断りさせて頂きます。


付属の小学校から内部進学が決まった、あるいは受験で合格して、
親子ともに、夢や希望に向かって頑張ろうとしている所に、
夢も希望もない無粋な、非情な言葉を投げかけることになるかもしれませんが、
多くの私立校・中高一貫校生の『進級・進学』の問題を見てきたからこその
“偉そうな”助言、忠告や勧告だと思って下さい。


多くの私立校・中高一貫校生と書きましたが、
その多くが、『進級・進学』の問題が表面化してきて、
駆け込まれる方、その傾向になりつつある方を見てきての話ですから、
全ての私立校・中高一貫校生に当てはまるわけではないですが、
その傾向になる可能性があることは、全ての私立校・中高一貫校生に
当てはまることだと思います。


自分に限って、あるいはうちの子に限って、『そんなこと』にはならないと、
思いつめ、思い込んでいると、対応が遅れ、さらにはその先に
『予定』されていたかのように、進級・進学の問題を抱えることになります。


そのことをよく考えた上で、これから先書くことが、少しでも参考になればと思います。


冒頭から、すでにうざい、偉そうな説教に感じられたかもしれませんが、
何の権限も、権力もない第三者の戯言や助言などは、気にされなくても結構です。


しかし、今後、『入学した』私立校・中高一貫校では、学校が、先生が、
成績の、進級・進学の、進路の、『決定』を行う権限、権力があるということ、
そして、その審査・評価を行うということに、気を付けて下さい。


学校が、先生が、自分、あるいは親御さん、ご家庭の意向に、都合に、合わせてくれて、
『何でも』やってくれる、許してくれる、(願いを)聞いてくれるわけではありません。


そのことを勘違いしていると、私立校・中高一貫校は、やたらと厳しくて、
融通が利かなくて、『何もやってくれない』存在のように感じて、
“親子”共々、学校や先生と喧嘩別れするかのように、去っていくことになります。


中学生という多感の時期の、一時の過ち、感情で、様々な未来、可能性を、
自ら、あるいは親御さん、ご家庭の方の意向で、都合で、
『潰して』しまうことのないように、釘を刺させて頂きます。


私立校・中高一貫校において、進級・進学の審査・評価の大前提、条件は、
『成績』、つまり『勉強の結果』となります。


一部、高校からスポーツ科などがある学校では、そのスポーツなどにおいて、
目覚ましい結果を出せば、その先に続く道も用意されているかもしれませんが、
普通科の、一般科の、クラスにおいては、この大前提、条件が、
進級・進学の合否を決めることになります。


そして、それらは各学年各学期に『記録』されていく、
テストの点数、成績によって、照らし出されることになります。


人間なんだから、それもまだ幼い子供なんだから、一回二回の失敗ぐらい、
一度や二度の挫折ぐらい、反抗期になって、ちょっとの騒ぎを起こしたぐらい、
目くじら立てて怒らなくても、重箱の隅をつつくようなことをしなくてもと
思われるかもしれませんが、学校、先生は、そして何より過ぎ去る月日、
その間に、『記録』されていく数字・数値は、『そんなこと』関係ありません。


その間でも、そうしていることも、学校、先生は、淡々と『記録』し、
審査・評価を続けていくことになります。


いやいや、最後の最後、挽回して、『人並み』になったんだから、
今までのことなど“帳消し”にしてよ、許してよ、何とかしてよで、
済むことはありません。


昨今そうやって、救ってしまったがゆえに、腐っても私立の●●生という
ブランドがあったのが崩壊し、私立校・中高一貫校なのに、
学力の格差が広がって、今やどの私立校・中高一貫校でも、
一部の上位の方を除いて、学力の低下、それも“基礎学力”の低下が、
問題になってきていることに、学校・先生側は危機感を持ち始めているように思えます。


それを払しょくしようと、改革しようと、各学校各先生が奮闘されているとは思いますが、
残念ながら、時代の流れもそうですが、子供達、さらには親御さん、ご家庭の方の、
『意識』『認識』が変わってしまった、ズレてしまっているように思われます。


数世代前の受験戦争時代、学歴至上主義的な、教育の在り方が正しかったとは
言いませんが、その全てを『間違っていた』『悪だ』として、
ゆとりある、時代に沿ったものこそが『善』であり、『正しい』ものだと、
決めつけて推進してしまったがゆえの、今日の結果があると思われます。


個人的には教育、学力の格差があること自体に、問題を感じません。


これからは個性の時代、個々人の実力・能力の時代、自由に、好きなことを
行う権利があり、幼い子供といえど、自我があるわけですから、個々人の主義主張があり、
それを認め、自由を許すということであれば、『格差』が出てくるのが、当然のことだと思います。


ですから、“たかだか”学校の勉強“ごとき”のことで、口うるさく、
こうしろ、ああしろというのはお門違いだとは思います。


しかしながら、その先に、格差が出た後になってから、下位の評価を受けた方が、
上位の評価を受けた方、『同等』『同様』の権利を与えろと権利主張するのは、
いかがなものかと思います。


自分がやってきたことには個性を認めろ、好き勝手にやらせろ、勉強なんかしたくない、
授業なんか出たくない、宿題なんかやりたくない、テストなんか受けたくないと、
『我』を通してきた結果、『進級・進学』できませんとなった時、
それを『差別だ』、『不当な扱いだ』と騒ぎ立てるのは、どうでしょうか。


多くの私立校・中高一貫校生を見てきて、“いざ”進級・進学の問題に直面し、
それも末期の状況・状態になっているにも関わらず、
自分の好きなことを、『我』を通す方は、この傾向になることが多いです。


大変失礼ながら、これは『親子共々』、そうされる、そう考えられることが多いです。


部活動やスマホについて、よく槍玉にあげますが、他の多くの方がそれらと勉強を
両立させて、うまく付き合って、『勉強』に主軸をおいて、勉強においての結果を出して、
進級・進学までの進路、未来、将来を掴みとっているわけですから、自分だけ、
自分の子供だけ、『特別扱い』せよというのはどうでしょうか。


そういった意識、認識が少しでもある場合、私立校・中高一貫校では、
『中学時代』から、悲劇、不幸、地獄の始まりとなります。


私立校・中高一貫校に限らず、中学生になると、大きく変わることとして
3つ挙げられます。


一つは『部活動』が始まること、もう一つは『定期テスト』が始まること、
そして、最後に、『成績表』が“記録”されること。


部活動は言わずもがなかもしれませんが、意外にも定期テストと成績表に関しての
意識、認識が、親御さん、ご家庭の方も“勘違い”していることが多いです。


小学校時代の小テストの延長で、定期テストがあり、
『通知表・通信表・通知簿・通信簿』の延長で、
成績表を軽んじて考える傾向にあります。


そのことが、入学する私立校・中高一貫校との意識、認識と
大きく異なると、中学、さらには高校でも、苦しむことになるでしょう。


学校、先生、各教科の採点基準は異なると思いますが、
学校、先生側は『大体』でも、定期テストで何点以上取りましょう、
成績において、3以上をキープしましょうと、『告知』しているはずです。


それはもちろん、『毎回』『絶対に』だとか、強く言っているわけではない、
ましてや、取れなかったら、即退学ですなどということではないでしょう。


しかしながら、そのことで、勘違いされている方の多くは、
上記の条件を、“出来る限り”『推奨』します程度に考えられていると思います。


そして、これもまた失礼ながら、親御さん、ご家庭の方も
“強く”そう思われていることでしょう。


そうして、いざ、進級・進学の問題が表面化してきた時に、
進級・進学の基準や条件に、『1年間、ないし、3年間の成績において』の
トータルでの条件や成績の平均化による、基準点の算出などを知り、
成績で『1』を取るということがどういうことなのかを知ることになると思います。


同年度(1学期〜3学期)における成績で『1』を“2回”取った場合、
もう『学年成績』において、3以上という基準を満たすことができません。


義務教育の中学時代は『留年』ということにはなりませんので、
次年度持ち越しで補習・追試を受けるか、追加課題を出されるかということに
なると思います。


そして、3年間(8回の学期、成績)で『1』を“4回”取った場合、
進学の審査において、かなり厳しい立場に立たされることになります。


それも“複数教科”でとなりますと、高校への内部進学は取り消される
可能性が高くなります。


見てきた経験上で言わさせてもらいますが、仮にその状況・状態で、
内部進学“出来た”としても、高校から大学への進学はかなり厳しいものになることでしょう。


こうした現状を知れば、“たかだか”一回二回のテストで、成績でと、
軽く考えられないと思います。


その一回、二回が、14〜16回ある定期テストの、8回の成績の、
どれほどの割合を占めるのか、わかることでしょう。


これから先、改革が進む私立校・中高一貫校で、
どこまでが、いつまでが『許される』ボーダーラインとなるかはわかりませんが、
中学時代からそのボーダーラインをギリギリで過ごして、
『何とかなる』と勘違いしたまま、私立校・中高一貫校で進学していくのは
危ういです。


そして、何より、そうしたギリギリから、さらに『落ちこぼれて』しまった場合、
中学校時代は、通っている私立校・中高一貫校での、『挽回』はかなり
厳しいものになります。


授業の質、進度、テストの難易度も含めると、かなり早い段階での
『決断』をし、対応・修正をしていかないと、気付いた時には、
受験にも対応できないほどの状況・状態にまで落ちこぼれる可能性が高くなります。


そうならないためにも、一回一回のテストにおいて、成績において、
きちんとした『指標』を、親御さん、ご家庭の方が決めておかないと、
私立校・中高一貫校での悲劇、不幸、地獄を止めることは難しくなります。


そのためにも、親御さん、ご家庭の方も含めて、もう一度、これから通うことになる
私立校・中高一貫校を、よく知っておくことをオススメします。


以下に挙げる内容は、理想的なことのように感じられるかもしれませんが、
これから通う学校のレベル・偏差値によっては、やっているのが
『当たり前』ということもあります。


親御さん、ご家庭の方も含めて、まだ中学進学の実感がわかないかもしれませんが、
出来る限り準備を進めておくことをオススメします。


『中学進学決定後に確認しておくこと、やっておくこと〜全般編〜』

① 入学する学校を良く知ること。
 →知らなかったでは済まされない。

② 毎日自分への課題・宿題を作り、実行すること。

③ 小学校の総復習をしておくこと。
 →特に得意、苦手科目はやっておくこと。

④ 部活動を決めておくこと、実際にどんな部活動か見ておくこと。

⑤ 生活のリズム、特に勉強習慣を整えておくこと。

⑥ 中学の準備(予習)をしておくこと。

⑦ 一年間、三年間の目標を決めておくこと。

⑧ 興味があること、夢や将来についてのことを調べておくこと。

⑨ 一人でできることを増やすこと。


①入学する学校を良く知ることに関して、
当たり前のことではありますが、これから3年間、ないしは
6年間、青春時代を過ごす、大事な場所であり、勉強はもちろんのこと
様々なことを学び、身につけ、そして巣立っていく場所なのですから、
『知らなかった』『わからなかった』では済みません。

失礼ながら、これは親御さん、ご家庭の方“も”です。

なんとなく過ごしていたら、進級・進学はおろか、卒業出来ていたという風に
なるわけではありません。

進級・進学するには、卒業するには、その条件、基準は、
さらにはその先へと進学する際に、どんな選択肢があるのかなど、
『後』で知って、間に合わない、点数・成績が足りないとなっても、
本当に後の祭りとなります。

このことは大人である親御さん、ご家庭の方『こそ』が、
よく知っておき、各学年各学期各所でお子さんと話し合い、
導いていかなければ、落ちこぼれていく可能性が高まってしまうことになります。

内部進学できたからOK、受験で合格したからOK、その学校・先生から
『認められて』、“ぜひ”入学して欲しいと懇願されて進学できたわけではありません。

そのことをもう一度、冷静に、言い聞かせて、これから先、
入学する私立校・中高一貫校の学生として、行動するように、
行動させるように努めて下さい。


②毎日自分への課題・宿題を作り、実行することに関して、
進学できた喜び、自信、達成感からか、『出来る』と勘違いされていることが多いですが、
付属の小学校から内部進学してきた方はわかっていると思いますが私立校・中高一貫校は、
毎日の課題・宿題が、段違いに多く、そして、その量を『やること』が前提の授業の質、
進度、難易度となっています。

それを、部活動やスマホの片手間で、あるいは、テスト前までそれらを『溜め込んで』、
直前でなんとかすると甘い見積もり、算段をしていればいるほど、
蟻地獄のように抜け出せなくなっていくことでしょう。

進学が決定した後に、お子さん自らが、あるいは親御さんがどんなに言ったところで、
『毎日』、『自主的に』というのは不可能に近いとは思いますが、ここで、
これだけ『自由』『時間』がある時でも、『やらない』『出来ない』ということを学び、
自制、あるいはある程度の強制しないと出来ないということを知り、
どう対応していくのかを考えるようにして下さい。

そうでなければ、進学が決定してから、一学期中間テストを迎えるまでの
3〜4カ月、内部進学生は半年近くの間、『やらない』『出来ない』でもいい、
という意識、認識、何よりも『生活』に慣れてしまうことになります。

そうして、迎える一学期中間テストで、思いもしなかった点数を取って、
慌てて、どうにかしようにも、期末テストまでの1カ月で、そういった意識、認識、
さらには『生活』を改めることは難しいでしょう。

そうなると、この一年次一学期、『最もテストで点数が取りやすい、成績が取りやすい』期間に、
最悪なスタートを切ることになり、夏休みは“もう”部活動などの予定で埋まってしまって、
対応・対策する『時間』も『期間』もなくなり、一年次から『基礎学力』を落して、
進級・進学の問題を抱えることになります。

一昔前までは、そこから目覚めて、やる気を入れ直して、何とか持ち直すという方も
おりましたが、昨今は、ほとんどの方が、そのまま、落ちこぼれていくことが
多くなっています。

それからは、呼び出し・面談のオンパレードで、お子さん本人はおろか、
親御さん、ご家庭の方も“慣れてきて”、危機感が無く、
そうは言っても、どうにかしてくれるんでしょうという言動、態度、姿勢を
取られる方が増えてきております。

部活動を辞めさせる、スマホを取り上げるということが、虐待と言われる、思われる方も
いるかもしれませんが、親御さん、ご家庭の方がそこまでの『覚悟』を示されない限り、
お子さんも、そうは言っても、どうにかしてくれるんでしょうという言動、態度、姿勢を
貫かれることになるでしょう。

各ご家庭の教育方針に口を出すつもりはありませんが、
それが通っている私立校・中高一貫校での、結果、成績に
繋がるようになることを祈ります。


③小学校の総復習をしておくことに関して、
これは特に苦手科目をという教育関係者が多いとは思いますが、
個人的は、得意科目“も”というのをオススメします。

結局、そうなると、ほとんど全教科やることになりますが、
小学校時代の主要科目、算数、国語、社会、理科、そして今後はこれに
英語が加わり、5科目となりますが、これら『全て』復習しておかないと、
中学校、特に授業の進度が速い私立校・中高一貫校の授業において、
ついていけなくなると思います。

それも部活動が本格的に始まったり、あるいは前日夜更かしして、
授業中に『寝る』といった状況になった場合、あっという間に
置いてけぼりとなり、定期テスト、成績はガタ落ちとなります。

私立校・中高一貫校だから、そういったことをじっくりゆっくりやってくれる、
補習や補講で対応してくれると思っているかもしれませんが、仮にそうしたとしても、
圧倒的に『間に合わなく』なっていきます。

今後の私立校・中高一貫校は、各校、各先生の考えで、極端になると思いますが、
おそらく、そういった『間に合わなくなった』、その上『やらない』『出来ない』と
なった方を、切り捨てるかのように、授業を、テストを突き進めていくと思われます。

そうなった時、学校・先生からの支援は、『“ご家庭で”“ご自身で”対応して下さい』という
態度、姿勢を取ることになります。

学校・先生が、素晴らしい、質の高い、教育・指導をしてくれるものだと思っていた
親御さん、ご家庭の方からすれば、寝耳に水かもしれませんが、その学校の勉強に、
『ついていける』、『出来る』『やる』方に向けて、質の高い、教育・指導を
施すことを考えると、『やらない』方は論外ですが、『ついていけない』方も、
ある程度、切り捨てる覚悟をもって、授業を進めてくることになるでしょう。

この影響が出てからも、今までの生活を、勉強を、学力を省みず、
『今まで通り』を貫かれる方から、学校から去っていくことになっていくと思います。

進学が決定した時には、『そんなこと』考えもしないでしょうが、
親御さん、ご家庭の方も含めて、いえ、親御さん、ご家庭の方“こそ”が、
このことをよく考えておかないと、お子さんの学校生活は厳しいものとなることでしょう。

よく考えての判断、決断をするようにして下さい。


④部活動を決めておくこと、実際にどんな部活動か見ておくことに関して、
個人的にはこれが、昨今、進路を分ける最も重要なことになっていると思います。

何よりも親御さん、ご家庭の方が軽く考えられているように見受けられます。

昨今の部活動は、入ったが最後、辞めることも難しく、かといって、
続けさせていても、それに反比例するかのように点数は、成績は下がっていき、
上がる要素がどんどん無くなっていきます。

そうして、学年が上がるほど、部活動は活発になり、進級・進学の問題は大きくなり、
基礎学力を取り戻す機会、時間も無くなり、物理的にも精神的にも追い込まれていくことになります。

学校・先生からの呼び出し・面談において、どんなに相談しても、『どちらも頑張って下さい』と
言われるだけで、決して『部活動を辞めたほうがいい』などという、“パワハラ発言”を
することはありません。

また、顧問の先生も、他の生徒の手前、休みなどの特例を認めた方を
レギュラーにする(特別扱いする)わけにもいかず、
『休まれるようならレギュラーにはなれません』と、言わざるおえない状況・状態になっています。

かなりねじれた、ゆがんだ状況・状態を生んでいる部活動の問題ですが、
多くの親御さん、ご家庭の方も、そこまで問題視されないのは、
言い方が悪いですが、部活動が『良い託児所』になっているためだと思われます。

平日、夕方帰ってきて、家でゴロゴロされる、あるいは家に帰ってこないで、
街中をフラフラ遊び回る、休日同じような感じで、“引きこもる”、
“問題”を起こされる『より』は、健康的でコミュニケーションなども取れる、
『部活動』は親御さんにとっても好都合な存在と思われていると思います。

ですから、なおのこと、辞めさせることなどできなくなると思いますが、
『そのまま』の状況・状態で、“いつか”“どこか”のタイミングで、
“勉強”に目覚めて、覚醒して、今までの負債を取り戻すようになることは、
まずありません。

そして、そうなって欲しいのであれば、私立校・中高一貫校での進級・進学ではなく、
『受験』させることを念頭にされるほうが良いでしょう。

私立校・中高一貫校での進級・進学は、1年間、3年間の『成績』『記録』
“積み重ね”によって、決まることになります。

限られた機会、回数において、“いつか”“どこか”でと言っている限り、
その“いつか”“どこか”のタイミングで、進級・進学『出来ない』ことが
決まることのほうが早くなります。

そのことをもう一度よく考えて、お子さんの部活動、勉強、未来・将来との
天秤のバランスを計ることをオススメします。


⑤生活のリズム、特に勉強習慣を整えておくことに関して、
高校、大学の進学が決まってからもそうですが、先の進路、今回であれば、
中学進学が決まってから、今までの苦行から解放されるかのように
一切の勉強をしないで、遊び呆ける、そしてそれを許される親御さんが多いですが、
どの進学決定のタイミングにおいても、これをしてしまうと、その後の、
特に『一年次』の勉強、テスト、成績は失敗する可能性が高くなります。

大人である親御さんなら、わかっていると思いますが、学校に限らず、
会社や習い事でもそうですが、最初の内は、習うことも簡単で、
それをきちんと突き詰めて、学んでおけば、その次からは『比較的楽に』
なることはご存知でしょう。

“たかだか”学校の勉強“ごとき”など、まさにそれがよく当てはまり、
出来るだけ早い段階で、出来るだけ『点数』を稼いでおけば、後々になって、
そこまで苦しめられることは無くなります。

だからこそ、塾ではこの一年次、あるいは一学期こそ、しっかりと時間を取ってでも、
勉強する習慣、少なくとも宿題・課題を“必ず”やり、提出期限までに提出する、
この、何があっても『締め切り』を守る意識、認識、習慣を身につけることを、
強く推奨していますが、それを部活動やスマホの片手間でやろうとして、
失敗される方が多いです。

そこからは言い訳のオンパレードとなりますが、なまじ一年次一学期を
そうして、『過ごして』も、何とかなった実績を作ってしまわれると、
なかなか直すことは難しくなります。

内部進学生は、内部進学が決定した=学校・先生が、学力を認めたのだから、
そこまで焦らずとも、大丈夫、受験生は、受験を終えたばかりで、
そこまでしたくない、合格した実績・実力があるのだから、
大丈夫と思われることでしょうが、私立校・中高一貫校に入ってすぐに、
落ちこぼれ候補生とならないためにも、進学が決定した時期からこそ、
定期的な勉強習慣を身につけるようにしておくことをオススメします。


⑥中学の準備(予習)をしておくことに関して、
これは学校、先生次第だと思いますが、小学校と異なり、
中学校以降は、別に先生の授業を、教えを待たなくても良いとなります。

さすがに、そうして、もう予習をして、わかっていることだからと、
授業中寝始めるのは、先生への印象が悪くなりますが、
塾で習おうが、自分で勉強しようが、授業でやっている内容よりも
先々のことをやっていることを咎める、あるいは制止する先生はいないでしょう。

逆に小学校時代の先生だと、学校の授業でやっていること以外のことを
やらないようにという先生が多いですが、中学からは基本的にそういわれる
先生は少ないです。

ですから、小学校時代、先生に“そう”言われていたから、
予習はやってはいけない、さらには予習しても意味がないと思われているようであれば、
この中学進学が決定してからは認識を改められるほうがよろしいでしょう。

特に中学時代に関しては、予習をしている方の優位性は非常に高く、
成績上位を目指すのであれば、やっているのが当たり前となるでしょう。

そうでなければ、せっかくの質の高い、進度の速い授業を“活かせない”ことでしょう。

昨今は、進学決定後に、事前に宿題や課題を渡してくれる学校・先生も
多いと思いますが、その宿題や課題をやり終えて、時間があれば、
ぜひやっておくことをオススメします。


⑦一年間、三年間の目標を決めておくことに関して、
ここから先の提案は、これまで提案してきたことをやって尚、
時間があるのであればの話です。

概念的なことで、考える、思う、願う“だけ”のことだから、
簡単に出来そうだからと、これ以降に提案していることから、
まずやろうとしないで下さい。

特にこの『目標』を決めることに関しては、小学校時代から
よく“推奨”されていて、何度もやらされてきたことでしょう。

小学校時代には“出来なかった”ことかもしれませんが、
この中学進学を機に、もう一度挑戦してみることをオススメします。

そして、仮に中学時代に出来なくても、高校、大学と必ず
『挑戦』しておかないと、大人になってからはかなり苦労しても
『出来ない』ということが当たり前となってしまいます。

そうならないためにも、この中学時代から、目標を決めて、
それを達成するための生活、習慣、努力、継続を身につけられるように
してみて下さい。


⑧興味があること、夢や将来についてのことを調べておくことに関して、
これもまた、小学校時代に小出しにやらされていたかもしれませんが、
中学以降は、もっと現実的に、自分の夢や将来に繋がる情報を、
集めるようにしておくことをオススメします。

最近ではネットですぐに調べられるようにもなっているわけですから、
もっと細かく、もっと色々なことを調べられるようになっています。

スマホなどで、ゲームやSNSをしている時間を、そういった情報収集に
費やせば、夢や将来をより現実的に見れる、実現的に行動できるように
なると思います。

高校以降は追い立てられるように、未来や将来を“決めつけられる”ことに
なりますので、まだまだ可能性がある中学時代からやっておくことを
オススメします。


⑨一人でできることを増やすことに関して、
まずこれを、多くの親御さん、ご家庭の方が、
「中学生になったのだから、“何でも”『自主的』にやってくれ」と
望まれることが多いですが、『何もやらない』ということも
“一人でできること”に含まれてしまうことを考えると、
ある程度、親御さん、ご家庭の方の介入がないと、難しいと思います。

そして、もう一つの危険性として、『自分の好きなことを好き勝手にする』ことが、
これに当てはまってしまうと、最終的には“ソレ”しかやらない、やりたくない
“ソレ”しか出来ないということになる危険性があります。

親御さん、ご家庭の方の多くが、自分で、一人で、自主的に、
『やってもらいたい』ことの多くが、今までいちいち確認や指示していた、
朝起こすことや明日の準備をするなどの、『基本的な生活習慣』とともに、
学校から出される宿題や課題、今日の復習、明日の予習などの、
『勉強・学習習慣』を、“やってもらいたい”ということでしょう。

おそらくこれは親御さんの中でも、お母様が切に願われていることでしょうが、
十数年間連れ添った、旦那様をよく見て、よく考えて頂けますでしょうか。

来年、あるいは30代、40代と節目を迎えた時にでも、今までの生活や習慣を、
見直して、ガラリと変えて、一切を、自分で、一人で、自主的に、やってほしいと、
『言った』ところで、『願った』ところで変わりましたでしょうか、
また、変わると思いますでしょうか。

一つ一つを小言のように、口うるさく言ったところでも、なかなか改善されず、
それどころか、喧嘩が増えてという経験をしてきていませんか。

それと全く『同じこと』が、お子さんと起こると思って下さい。

いやいや、手塩をかけた“自分の”子供なのだから、『言うことを聞いてくれる』、
『願い、期待を察してくれる』と思っているようであれば、そのことが、
反抗期の子供たちと差異を生む原因の一つだと思います。

一人で『やらせること』と『出来ること』と『させなければならないこと』、
『躾けなければならないこと』とを、親御さんが本当によく考えて、
お子さんと向き合いつつ、管理、マネジメントをしていかない限り、
この問題は上手くいくことなく、さらに私立校・中高一貫校においては、
子供が勝手に育って、考えて、うまくやるということは、まずありえません。

むしろ、生徒の自由、自主性を重んじる、推奨する私立校・中高一貫校では、
本当に、全て、『自己責任』ということで、好き勝手に出来る部分があります。

学校でも、ご家庭でも、その環境、状況に置かれて、
さらには『やって良い』と言われている、失礼ながら『放っておかれて』いたのに、
問題が起きてから、文句を言われる、否定されることに、納得できる子供は少ないでしょう。

これをこじらせていくと、中学時代に関わらず、学生時代はずっと、
親子、学校・先生との衝突は避けられないことになります。

私立校・中高一貫校で、この状況に陥って、最終的に『雨降って地固まる』
大団円となることは、まずありません。

その前に、進級・進学出来ないことが決定し、親子間での会話において、
必ず『そもそも、自分の意思で、この学校に行きたいと思ったわけではない』という
話が出てくることになります。

これはお子さんからすれば、自分の人生を狂わせたのは親御さんだと訴える
最終手段としての発言なのでしょうが、これに反論できる親御さんは少ないと
思います。

そこまでこじれてしまうことのないように、親御さんは、これまで以上に、
お子さんをうまく導いていかないと、私立校・中高一貫校においては、
最大の悲劇、不幸、屈辱を味わうことになります。

それを避けるためにも、よく考えておくことをオススメします。



【後書き】

最後にこれは親御さん、ご家庭の方だけに向けて、偉そうな助言をさせて頂きます。


私立校・中高一貫校の中学に、『入学』させたのだから、もう後は、子供が一人で、
あるいは、学校・先生が、素晴らしい教育・指導で、『何とかしてくれる』だろうと、
思っているなら、勘違いしているなら、それは『間違い』です。


むしろ、お子さんを私立校・中高一貫校に入れたら、今まで以上に
お子さんの管理、マネジメントを、しっかりと行わなければ、
あっという間に下位クラス、落ちこぼれ候補として、
学校・先生から呼び出し・面談の日々を迎えることになります。


お子さんを私立校・中高一貫校に入学させた親御さん、ご家庭の方“こそ”、
夢や希望に溢れて、お子さんの素晴らしい青春時代を、まるで自分のことのように
喜べると思っているかもしれませんが、その理想・期待を、いつまでも引きずり、
冷静な判断・決断が遅れることのないようにオススメします。


複数教科において、成績『1』となっているのに、部活動やスマホなど、
『今まで通り』の生活を続けさせ、好き勝手にやらせ、申し訳程度に
塾や家庭教師を利用しても、私立校・中高一貫校では通用しませんので、
気を付けて下さい。


偉そうに感じられるかもしれませんが、『そうして』失敗してきた方を、
長年多く見てきたからこその、助言だと思って頂けると幸いです。


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自習空間シリウス(時間制自習室)

【住所】
東京都豊島区西池袋5-8-9 藤和池袋コープ2F(地図

【TEL・FAX】
03-6912-7063

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