eikan-seirios’s blog

立教専門塾栄冠ゼミ・私立校中高一貫校専門アルファのブログです。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。

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今後の一学期のスケジュールを“親御さん”が確認する

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プロジェクト・案件・仕事の内容、さらには、
その進捗・スケジュールすら把握していない『上司』が、
急に思いついたかのように、
「そういえば、あの案件・プロジェクト・仕事はどうなっている?」
と聞いてきて、さも自分は「管理職」としての仕事をしていると
言わんばかりに、あーだこーだと、根掘り葉掘り聞いては、
ダメ出しやその場で思いついたようなアイディアや指示を出してくる。


その結果、理不尽なやり直しや進行の遅れが生じて、
無意味な残業、作業を強いられる。


取引先のお客さんからならまだしも、
同じ会社の上司から、こんな扱いを受けて、
嫌になったということは、お仕事をされている
親御さんであれば、一度や二度は経験してきたと
思います。


特に今の親御さん世代の方は、新人時代はもちろんのこと、
中堅になっても、後輩・部下がなかなか入ってこないために、
つい最近まで、そんな経験をしてきた方は少なくないかと
思います。


最近になってようやっと、コンプライアンスが重視され、
ハラスメントなどの問題を浮き彫りに出来るように
なってきたとは思いますが、こうした嫌な思い、気分で、
過ごしたこと、時は、あったと思います。


いきなり何を書き出したのかと思われたかもしれませんが、
この話、こうして、“書き出して”みると、はっと思われませんか。


わからない方には、ストレートに問わせて頂きましょう。


『お子さん』に対して、“同じ”ような言動、態度を
取っていませんか、取ってしまっていませんか。


特に、『記録』される『結果』で、進級・進学の合否が決まる
私立校・中高一貫校では、『結果』が求められるという点において、
会社企業と非常によく似ている点があります。


先月にも書きましたが、進級・進学の条件や規約は、
企業間で取り交わされる『契約書』と同じで、
成績のつけ方や各教科のカリキュラム、シラバスは、
仕事の『仕様書』であり、学校行事のスケジュール・予定表は、
そのまま、案件・プロジェクトの『スケジュール』、
そして、各学期各定期テストで記録される成績・点数は、
その仕事の『進捗状況』と言えます。


さて、先日から嫌味のように書いておりますが、
まともな会社で、まともなお仕事をされている親御さんであれば、
これらを、どう扱うか、どう対応するか、わかっている、
その上で、それらをないがしろにし、確認などを後回し・先送りに
することで、どうなるか、どういう結果になるかも、
わかっている、経験されていると思いますが、いかがでしょう。


いやいや“たかだか”学校の勉強、テスト“ごとき”のこと、
さらには、高校・大学へ“内部進学”することに、
『そこまで』大げさな考えをしてまで、対応するのは、
馬鹿馬鹿しい、子供なのだから、学生なのだから、
もっと、自由に、伸び伸びと、後先考えず、
様々なことに挑戦して、経験して、青春時代を、
学生時代を謳歌してほしい、でしょうか。


生徒の自主性、自由を重んじる私立校・中高一貫校では、
その通り、大半の方は、『そこまで』大げさに考えなくとも、
様々な経験をして、青春時代を、学生時代を謳歌して、
高校・大学への進学まで、進まれます。


しかしながら、親御さんとお子さんとで、
『冒頭にあったような』ことで、
もめたり、“互いに”反抗・反発しあって、
関係がギクシャクすることがあります。


その時に、社会に出れば、『冒頭にあったような』理不尽も、
ありえることなんだぞと、教えるというつもりで、
社会の“厳しさ”として、“あえて”(かつての)「上司」のような
言動、態度を取るというのも、一つの教え、教育になるかもしれませんが、
今の時代、ソレを新入社員、後輩・部下にやったら、どうなりますか。


と言いますか、“今”『そういったこと』は、
出来ないようになっていませんか。


長々と嫌味ったらしく遠回しに書きましたが、
冒頭に書いたような『上司』の方のように、
“お子さん”の通っている『学校』のこと=
『契約書』『仕様書』『進捗状況』も知りもせず、
それどころか、『スケジュール』すら把握していないのに、
テスト前になって、あるいは、テストの結果(点数)が出て、
“急に”思いついたかのように、“偉そうに”
「そういえば、学校の勉強のほうは、どうなっている」
と聞いて、現状と残り時間と機会を知って、
お子さんを責め立てますか。


そうして、さらに、お子さんに責任丸投げで、
「(この状況を)(今後)どうするか、
 このままで、(仕事が、進級・進学が)
 うまくいくと思っているのか」
と問い詰めますか。


冒頭の状況にあった時、親御さんは、
どういう言葉を投げかけられたかったですか、
そして、どういう上司であれば、仕事がしやすかった、
あるいは、頼りがいがある、相談しやすい上司だったですか。


少なくとも、仕事内容、スケジュールすら把握していないのに、
文句や指示だけ出してくるような上司では無いと思いますが、
どうですか。


もう一度、改めて、お聞きしますが、今、親御さんは、
『お子さん』に対して、そういう上司のようになっていませんか、
そして、なりつつありませんか。


ぜひ、今一度、よく考えて頂き、お子さんの学校のこと、
『進級・進学の要綱、条件、基準』『各教科の成績のつけ方』
『各学期各教科のカリキュラム・シラバス
『成績、テストの結果』を再確認して、そして、せめて、
『学校行事の年間予定表・スケジュール』だけでも、
よく見直して、今後のお子さんの学校生活を、
サポートしてあげて下さい。


そうしなければ、お子さんは、冒頭の話の状況の時の、
当時、親御さんが思ったであろう、
『自分が通っている学校(やっている仕事)のことを、
 よく知りもせずに、それどころか、スケジュールすら、
 わかっていない(把握していない)のに、
 偉そうに、文句やダメ出し、指示を出して、
 勉強(残業、作業)を“強制”しやがって』
と思われることでしょう。


途中にも書きましたが、社会に出れば、
そういった『理不尽』なこと、経験をすることがありますので、
そういったこと、経験を、学生時代の内に、させておきたい
というお考えであれば、止めはしませんが、今や社会人となった方でも、
ソレに耐えきれず、鬱になってしまう方もおりますので、
気を付けて下さい。


今時期ですと、お仕事においても、
“そういったこと”に気を使っていて、
お疲れかもしれませんが、お子さんの大事な進路、
人生を考えれば、社運をかけた大プロジェクト以上の、
最も大事な案件・仕事だと思えることでしょう。


後々になって、残り『時間』と『機会』を失ってから、
冒頭のような上司になってしまわれないよう、
時間がある今、ぜひ、お子さんの通っている学校のことを、
スケジュールを、確認し、把握して、
今後の良き相談相手(上司)になれるように、
しておくことをオススメします。

 

 

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