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立教専門塾栄冠ゼミ・私立校中高一貫校専門アルファのブログです。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。

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私立校・中高一貫校で、記録される結果

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学生の皆さんは、今日、遅くとも来週頭には、
期末テストを終えると思います。


今学年になって、初の学期、この一学期に、
“わざと”点数を、成績を落としてやろうなどと
思った、考えた方はいないでしょう。


よっぽど、学校を辞めたい、転校したいという理由が無い限り、
そして、それを親御さんが許さないなどといった家庭の事情が無い限り、
テストと称されるもので、“わざと”点数を落とす、そして、
成績を落とすということはされないと思います。


そうはいっても、まだ幼さが残る中高生の場合、
嫌な、ムカつく『先生』を困らせてやろうと、
授業中ふざけたり、テストを真面目にやらなかったりして、
自ら墓穴を掘ることもあるかもしれませんが。


『記録』される『結果』で、進級・進学の合否が決まる
私立校・中高一貫校で、こうした行為を行うことは、
愚かを通り越して、負け確定ということが出来ます。


先日も書きましたが、『記録』される『結果』で
合否が決まるシステム・物事においては、
審査・評価をつける側が圧倒的に有利であり、
審査・評価される側が、優位な立場になることは
ほぼありません。


ほぼと書いたのは、よほどの『結果』、それこそ、
世界でも認められるような『結果』を出し、
その方が『在校』することで、学校としての
価値が高まるといったほどの存在であれば、
多少の融通が、我が儘が許されるということも
あるかもしれません。


しかし、失礼ながら、多くの方は、
そこまでの存在感は示せず、
審査・評価されるのを甘んじて受けざるおえない
状況・状態だと思います。


にも関わらず、学校の先生に歯向かう、反抗する、
ご自身がそうしているつもりは無くとも、
“そう”見える、感じ取れるような言動、態度、姿勢を
示す方が、いつの時代も一定数出てきます。


多くの方は、そうした青春時代の『失敗』で、
『長いものには巻かれろ』とまではいいませんが、
そういった『側』との付き合い方を学んでいきます。


良い意味でも悪い意味でも『結果が全て』の
私立校・中高一貫校の場合、そうした尖った
個性を持つ方を、面白い、将来大物になる、
個性を大事にしろといった考えの学校、先生が
おりましたが、昨今は、少なくなってきた印象です。


その最たるところが、結果至上主義で、
テストの点数“のみ”で成績を付ける先生が
少なくなってきた、というよりも、今や、
ほぼいないのではないでしょうか。


というのも、“そう”してしまうと、
今は、多くの方が不合格、成績1・2となってしまい、
問題になってしまうことでしょう。


そのため、『平常点』と『定期テスト』の組み合わせにより、
『成績点』を決めることになり、複雑な成績のつけ方と
なってきたと思います。


十数年~数年前までは、この複雑な成績のつけ方を逆手にとって、
『平常点』をうまく取り、『定期テスト』では、
赤点ギリギリでも、成績点上、(進級・進学に)
問題無くすることを要領良くやれる方がおりましたが、
昨今は、学校・先生側も、“その”対策としてなのか、
『平常点』としての宿題や小テストなどの数、量を増やし、
『テスト』の難易度も上げて、きちんと『できる、やれる』人が、
評価されるようになってきました。


その反面、やらない方は論外ですが、
要領が悪く、なかなか『やれない』『出来ない』、
そして、テストで点数が取れない方“も”、
徹底的に炙りだされてきて、その中でも、
ついていけない、置いていかれる方が、
『やらない方』同様の落ちこぼれ扱いに
なってきているように思います。


こうなると、一見、頑張っている、きちんとしていると
見える方も、『結果』から自分の、お子さんの状況・状態を
客観視し、ついていけない、置いていかれることを
再認識し、対応・対策しなければ、問題はどんどん
悪化していくことになります。


そして、その時、もっとも問題になるのは、
『時間』と『量』、それに付随するのが、
『部活動や趣味、習い事』、そして『スマホ』でしょう。


今の子供たちは、勉強だけに関わらず、
何かにかける『時間』が圧倒的に足りません。


しかしながら、時間のかけ方と集中の仕方、
さらには、その方法論を掴んでいる、
身につけている方は、様々なことにおいて、
要領良くやれて、成果(結果)を出しているため、
今の私立校・中高一貫校の現状、環境は、
『そういう方』にとって、素晴らしいものに
なっています。


実際に、どの私立校・中高一貫校でもそうだと思いますが、
成績上位者のほとんどは文武両道が出来ている、つまり、
学校の成績だけでなく、部活動や習い事、趣味などにおいても、
大会・コンクールなどで、『結果』を出している方が多く、
昔ながらの、いわゆる『勉強だけが出来る“ガリ勉”君』
という方は少ないと思います。


仮に、その『勉強だけが出来る“ガリ勉”君』だとしても、
そのレベルが、全国、世界レベルに通用するもので、
その“勉強”の分野で突き抜けているという方が
増えてきていると思います。


情報化、記録化が進み、そうした情報を手に入れやすくなった、
そして発信、応募しやすくなったからかもしれませんが、
活躍している方の多くは、大人でも驚くぐらい最新の技術や
情報を取り入れて、『研究』されていると思います。


そうした成績上位者が輝く一方で、
落ちこぼれていく方が軌道修正することが
どんどん難しくなっています。


そして、文武両道のモデルケースの方と
横並びさせられることになるので、
『刺激』になればいいのですが、
『落胆』となって、悩み苦しみ、
葛藤することになるところに、
記録される『結果』が駄目押しのように、
烙印を押されると、浮上する、軌道修正するには、
かなりの時間と労力、気力が必要になると思います。


“たかだか”学校のテストの点数、成績“ごとき”のことで、
大げさな物言いかもしれませんが、その点数、成績で、
記録される『結果』で進級・進学の合否が決まる
私立校・中高一貫校では、“たかだか”“ごとき”で
済ましていると、その結果、数字が示す、示している
現状と問題を見逃してしまうことになります。


点数が悪い、成績が悪いことが問題ではなく、
“なぜ”その点数になっているのか、
“なぜ”その成績になったのか、
その原因と対策を“考えない”で、
『時間』と『機会』を過ごしてしまうことが
大問題=進級・進学出来ないとなってしまいます。


新入生の一年生にとっては、一回目の成績、
『記録』される『結果』となりますが、
二年生は四回目、三年生は七回目となり、
もう、この私立校・中高一貫校で、
『結果』が『記録』されることの重みを
わかった、わかっていると思います。


今回の結果を、真摯に受け止めて、
今後に活かせるよう、よく考えて、
この夏休みから行動することを
オススメします。

 

 

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