もっとも点数、成績が取りやすい一学期に失敗した方は、この夏休みの過ごし方をよく考える

始業時からうるさいくらい書いてきましたが、
この一学期、もっとも点数、成績を取りやすい一学期を
『落した』方は、夏休みの過ごし方次第で、
二学期以降の成績下降が止められなくなります。

それでも、８割近くの方が、要領良く、
学校の勉強と定期テストに“付き合って”、
難なく進級・進学出来ます。

その８割の内、上位２割の成績上位者は、
そのまま駆け抜ける、突き抜けるように
希望の進路へと進まれる、つまり、
“多くの選択肢”の中から、
進路を『選べる』立場になって、
進学していくことが出来ます。

残りの６割の方は、『選べる』のは、
進学するかどうかの権利だけで、
“希望”の選択肢を得られるかどうかは、
クラスメートや友人知人との探り合いのように
なります。

その際に、関わってくるのが、テストの点数、成績の
『結果』となります。

この中位者６割の方の『結果』の差は、
数点から十数点ほどで、たかが数点の違いで、
進路が変わるという点においては、
『受験』と似ています。

ただ、受験と異なり、『一発勝負』ではなく、
長期的な、戦略的な勝負＝各定期テストの点数、
各学年・各学期の成績となり、
その『記録』された『結果』で、
決まることになります。

そのことを、よく考えて、この夏休み、そして、
二学期以降、二年次以降をどうするのか、
意識して行動しないと、希望する進路に
進むことが出来なくなります。

まだ幼さを残す中高生に、そんな長期的なことを
考えろと言うのは難しいかもしれませんが、
この事実、現実を、知らずに、知らされずに、
自分の希望する進路に行けるものだと、
勘違いしたまま、（勉強も、部活も）何となく頑張る、
頑張っていれば、認められる、与えられると
思っていると、三年次に、早ければ二年次に、
厳しい現実を突き付けられることになります。

この一学期で、合格点を、平均点を取った、
赤点を取らなかった、成績３を取った、
成績１を取らなかった、『こと』に喜んで、
安心して、余裕を見せて、
『一学期の失敗』に気付かないと、
二学期以降、点数や成績、何よりも、
『学校の勉強』に悩まされることでしょう。

“そう”ならないためにも、この夏休みからの
二学期以降の対応・対策をきちんと考えておくことを
オススメします。

さて、この一学期を『失敗』ではなく、
大失敗、いえ、大問題としてしまった、
つまり、『複数教科』で、不合格、成績１と
なってしまった方は、考え方、生き方を
一変するくらいのつもりで無ければ、
絶対評価の私立校・中高一貫校で、
落ちこぼれていくことを止めることが
出来なくなります。

この夏休み、長期休みを、『学び直し』に使い、
二学期以降の予習も進めておかないと、
この一学期の『挽回』は、難しいでしょう。

三年生は、“もう”後がありませんので、
この夏休みに『やらない』という判断・決断を
するのであれば、それは通っている私立校・中高一貫校での
（内部）進学を諦める、さらには、そもそもの
高校・大学への進学を諦めるということに
なるでしょう。

国内、現役、偏差値、学校の形態等にこだわらなければ、
今の日本では、高校・大学に進学すること自体は
可能ですが、果たしてそれを本当に望むのか、
よく考えられたほうが宜しいと思います。

この夏休みにそのことを考えておかないと、
１２月になって、精神的にも『追い詰められた』
状況・状態で、選択を迫られることになります。

これは、“むしろ”親御さんが、よく考えて
判断・決断をし、万が一のために、
そういった『情報』を集めておくことをオススメします。

今なら、他校受験、転校、海外留学等を、ゆっくりじっくり
検討し、それぞれの選択・志望先も選べると思います。

二学期以降に、進学出来ないと、
『なってみて、わかった』で、
慌てて、更なる選択ミス、失敗を
しないように、今の内から、
最悪の想定をしておくことをオススメします。

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