勉強などに関して、次に向けて
準備・用意しておきましょうと言うと、
（勉強）出来ない方ほど、『心構え』や
『気持ち』の切り替えと勘違いされます。
失礼ながら、親御さんにもその傾向が見られますが、
勉強、特に『学校の勉強、定期テスト』に、
『心構え』や『気持ち』の切り替えは
必要ありません。
それこそ、根性論、精神論で、やる気を出して、
集中力、爆発力をもって、勉強すれば、
勉強できる、テストで点数を取れると
言っているようなものとなります。
二学期に向けて、物理的、具体的な準備・用意は、
筆記用具の確認から始まり、提出する夏休みの宿題を
まとめたり、さらには、ハンカチ・ポケットティッシュを
用意するなど、『幼稚園・小学校時代』に、言われたような、
用意・準備をして下さい。
“そんなこと”“今さら”やるなんて、
“恥ずかしい”“馬鹿馬鹿しい”と思われるかもしれませんが、
“そんなこと”すら出来ない、出来ていないのに、
どうやって、“そんなこと”より難しいことを、
学び、身につけ、習慣化し、成長していくことが
出来ると思いますか。
勉強もそうですが、“まず”は、簡単なことでも、
きちんとやって、『出来ること』を確認して、
その上で、ソレ以上にやること、出来ることを
増やしていくしか、『近道』はありません。
一度やったことは、二度と忘れません、
失敗しませんという特殊な方もいるかもしれませんが、
多くの方は、この経験を、体験を何度かしてきて、
自分なりの、自分的のやり方、方法論を確立していきます。
“たかだか”準備や用意“ごとき”で
大げさなと思われるかもしませんが、
そうした意識、いえ、無意識、無自覚が、
“たかだか”学校の勉強、テスト、成績“ごとき”と
繋がっていくと思われます。
二学期に向けての準備や用意が遅れれば、
授業の、勉強の準備や用意（予習）など、
当然のように遅れていき、最終的には、
高校・大学への進学の準備・用意
（内部進学、受験勉強）が遅れる＝
残り時間（現役）では間に合わないと
なっていくことでしょう。
概念的なことだから、そんなこと、
『なってみないと、わからない』ことではありますが、
なってみて、わかった時には、多くの物事が、
『原因』のように見えてくると思います。
二学期になって、中間・期末テストを終えて、
成績が出て、三学期になって、学年末テストを終えて、
最終的に、進級・進学の合否が出た、『その時に』、
『あの時から、あのことから、
やっておけば、気を付けておけば、
結果が変わっていたかもしれない』と
後悔することのないように祈ります。
二学期に、必要な準備や用意は、
各学校、さらには、各学年、各個人で、
異なるとは思いますが、ソレを、事前事前に行い、
何よりも、準備や用意をすることに『注意を払う』
その習慣を学生時代の内に、身につけておくことを
オススメします。
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