“偉そうに”先々のことを予想・予言できる“先生業”

勘の良い、察しの早い方であれば、
もうとっくに気付いている、そして、
対応・対策をし始めていると思いますが、
勘が悪い、察しの遅い方、失礼ながら、
ここまで点数、成績を落してきた方の多くが、
当てはまるかと思いますが、そういう方ほど、
今週以降、授業についていけない、
わからないところが続出してくると、
『なるべくして、なる』でしょう。

そうして、予言・予想通りに
“そう”なったら、なってみてわかったで、
残り時間で、出来ることは限られてきますので、
期末テストの結果は『なるべくして、なった』の
結末を迎えることでしょう。

先々に習うことまで体系立って、
『決まっている』学校の勉強は、
簡単に、“偉そうに”予想・予言が
することが出来ます。

なぜなら、学校行事のように、
この『学校での勉強』『授業で習うこと』は、
文部科学省で定めた『学校教育』に“基づき”、
行われる内容が決まっており、私立校・中高一貫校の場合、
そこに独自の教育を追加しているものがありますが、
ソレも含めて、『何（単元・範囲）』を、
『いつまで（学期・テスト）』に行うか、
公示、あるいは、お知らせされているはずです。

公示、あるいは、知らされていないというのであれば、
学校・先生に問い合わせて下さい。

“普通”であれば、どんな学校でも、
年間、そして、３年間の教育カリキュラム、
シラバスを、『定められて』おり、
ソレに沿って、学校の授業、テストが
行われています。

学校の先生が、その日の気分で、
「今日は天気が良いので、気象に関する授業を行います」
「これからの世界では、英語が大事だから、
　今日の国語の授業は、全て英語で行います」などと、
その場その時で、先生の気分次第で、
授業が行われるわけではありません。

ということがわかっていれば、当然、
『先々に習う（起きる）こと』はわかるので、
“今”習っていることが、どう影響するか、
“ソレ”をサボれば、どうなるか、
簡単に、偉そうに、予想・予言することが
できることになります。

個人的な見解ですが、これは、
「先生」と言われる職業、
学校の先生はもちろんのこと、
『お医者さん』『弁護士』などの方々に、
“共通”することだと思います。

つまり、先々に起きうるであろうことを
『知らない』人からすれば、
“先”に“生”まれた（知っている）ことで、
優位な立場に立てる、立っていると、
言えるのだと思います。

しかしながら、この学校教育、各学校の
教育カリキュラム、シラバスは、
『学生の皆さん』はもちろんのこと、
親御さんも、“知ろうとすれば”
知れることであり、学校・先生から、
示されていると思います。

であれば、その『情報』を知らないほうが、
“知ろうとしない”ほうが、そして、
それを“役立てようとしない”ほうが『悪い』、
と言うことが出来ます。

今風で言うと、『情弱（情報弱者）』でしょうか。

この『情報』を知った今、
先々のことを予想・想定できる、
明確なものがあるにも関わらず、
対応・対策もしないはおろか、
ソレを確認もせず、できない、わからないと
うろたえる、喚く、嘆く、拗ねる方をみて、
皆さんはどう思われるでしょうか。

この二学期の授業で習う内容は、
基本的に難しい単元・範囲で、
学校・先生も（授業に、クラスに）慣れてくるので
進度が早くなり、学校行事の前後は、学校の先生も
忙しいため、“淡々”と授業を進め、今、この時期に、
テスト前の対応をする、つまり、授業をある程度、
“速足で”進めておくことが予想できます。

こんな簡単な予想、年間スケジュール、
カリキュラム・シラバスを読めば、
“誰でも”出来ることでしょう。