eikan-seirios’s blog

立教専門塾栄冠ゼミ・私立校中高一貫校専門アルファのブログです。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。

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迎えた6月

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学生の皆さんは、各地域、各校で、 様々な形で、この6月を迎えられたかと思います。 今回の事態下での対応などで、格差が出たと 騒ぎ立てる一部の大人達もおりますが、 元々の教育環境、学校においてもあった格差が 浮き彫りになったことを嘆いても現状は 変わりません。 オンライン化の授業やICT環境、宿題・課題、 問題集など、元々、それらをやれる土台があった 学校、先生が、今回の事態下において、緊急に 対応したことによって、なされたことだと 思います。 平時でも、この6月を迎えるにあたって、 すでに部活動を引退した方や、 まだしていない方、ここまでで、 成績を取ってきていて、推薦を 狙える方など、様々な状況の方が、 出てきます。 一律一様、平等公平を謳う方の多くは、 今この瞬間の格差を騒ぎ立てることが多いですが、 学校教育、そして学問においては、環境・状況の差より、 積み重ねてきた努力とサボってきた怠惰の格差が、 もはや一律一様の授業を行えなくなってきているほうが 問題だと思います。 環境・状況が揃っていて、素晴らしい授業が 行われている私立校・中高一貫校といえども、 『やらない』方は論外ですが、やれない、 ついていけない、出来ない方も、厳しく 切り捨てられるように扱われます。 何よりも、屈辱的な結果(テストの点数、成績)を、 毎回示されて、なおかつ、進路を、選択肢を 狭められるように追い込まれていくことは、 精神的な拷問に近いと思います。 以前も書きましたが、恵まれた環境・状況を 与えられるということは、それに伴って、 求められること・ものは、多く、高くなります。 それこそ、今の世の中において、 恵まれた環境・状況を与えられているにも 関わらず、好き勝手にやって、サボって、 自己中心的な考え方、行動をしていれば、 どこかの誰かが、正義の使者として、必ず、 制裁を、断罪をしてくると言えるでしょう。 その制裁、断罪もやりすぎる点が問題になりますが、 恵まれた環境・状況を与えられている方は、 その標的になりやすいのは事実だと思います。 『謙虚にして驕らず』という言葉がありますが、 これからの皆さん、特に恵まれた環境・状況を 与えられている方は、この言動、姿勢、態度を 保ち続けないと、たちまちのうちに妬みや憎悪の 対象にされかねません。 多角的な観点から言えば、オンライン授業などが 出来ることが恵まれた環境・状況だと言えるのか、 つまり、実際に受けている学生にとっては、 使いづらかったり、分かりづらかったり、 そもそも家でも休校中でも嫌な勉強を “強いられる”ということが、恵まれている などとは到底思えない、代われるものなら代わってよ、 という方もおられることでしょう。 しかし、世間一般の、一方的な、正誤、善悪の見方から 言うと、オンライン化授業が出来ていることは、 恵まれていると思われてしまうことでしょう。 なぜなら、それが出来ていない方が、また、 その出来ていない方を味方するかのように 騒ぎ立てる方が、出来ている、出来る 環境・状況にある=恵まれている、あるいは、 出来ていない、出来ない環境・状況である= 不遇を強いられている、不平等、不公平、差別と 考えられるためです。 普通に与えられている方にとっては、 そこまで恵まれているとは思えない、 むしろ煩わしい、面倒だ、嫌だと思われる方も いるかと思いますが、世間ではそれを我儘、傲慢、 怠慢と見られることになります。 例えていうなら、どんなに金があっても、 金持ちには金持ちの悩みがあるんだと いったところで、金がない方からすれば、 そんな『悩み』、恵まれた環境・状況 を考えれば、大した悩みじゃないだろうと、 冷たくあしらって、厳しい目で見るのと似ています。 個人的には、そういった状況・環境による格差によって、 格差が生まれることは少ないと思う、そう思うことによって、 それらの格差が環境・状況が揃わないと、良くならないと、 決して覆らないと思いたくないというのが心情ですが、 騒ぎ立てている方を見ていると、状況・環境の格差によって、 格差は決して覆すことが出来ないと証明・示唆しているように 思えてきて、悲しくなります。 やはり、生まれや育ちの環境・状況が、 徹底的かつ圧倒的な格差を生んで、それを、 覆すことはできないのかと、思わされてしまいます。 アイディアや創意工夫、それこそ『考える力』によって、 そういった状況・環境の差など物ともせず、成功していく サクセスストーリーが好きなのですが、どうやら、 現実はそうそう甘くないと、痛感させられます。 何より、普段、夢や希望に満ちた言葉で、 子供たちや頑張っている人たちを 応援しているような方が、 騒ぎ立てているのを見ると、 いたたまれなくなってきます。 こういった時こと、夢や希望に満ちた言葉で、 状況・環境などに左右されず、そんなもの物ともせずに、 大丈夫です、こうしましょう、ああしましょう、 いつでも無限の可能性と未来・将来が待っていると、 理想論、希望諭を唱えて頂きたかったと思います。 普段の日記では、一発逆転の理想や根性論で、 何とかなる“わけ”ではない 私立校・中高一貫校の進級・進学という 問題に関して、考えている手前、 数字や記録といった現実的かつ、 悲観的に物事を捉えた書き方をしていますので、 こういった時でも、追い打ちをかけるかの ようなことを、書こうと思えば書けたといえますが、 騒ぎ立てている方を見て、思い止まりました。 冷静に、賢明にこの事態を見られてきた親御さん、 そして、不安や葛藤を抱えながらも、過ごしてきた 学生の皆さんは、この6月を迎えて、学校が再開となった、 再開となることを、今後の進路を、勉強を、 どうしていくのか、よく考えて、この6月を 過ごされることをオススメします。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   ┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓   ┃通┃┃塾┃┃生┃┃募┃┃集┃┃中┃   ┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛ 立教専門塾池袋栄冠ゼミ 公立・私学中高一貫校生専門塾アルファ 自習空間シリウス(時間制自習室) 【住所】 東京都豊島区西池袋5-8-9 藤和池袋コープ2F(地図) 【TEL・FAX】 03-6912-7063 【PR】■□■□■□■□■□■□■□■□  私立校・中高一貫校生の学校生活に合わせた、  勉強の仕方を電子書籍で提案!  試し読み・ご購入は以下のサイトで  ご確認下さい。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■