私立校・中高一貫校ならではかもしれませんが、
この三学期、受験休み（自宅学習期間）によって、
多くの方は、学力、学習習慣を落す、狂わすことになります。
とはいえ、中学二年生以降は、
“もう”経験してきたことでしょうから、
その対応・対策を考えられることが出来るでしょう。
中学一年生は、初めてのことだから、
休みが増えてラッキー、それも、
受験を経験してきた方であれば、
一年前の苦労、苦しみを思い出して、
ここぞとばかりに、遊んでやる、
サボってやると企んでいる方もいるかもしれません。
二学期までで、進級・進学に問題無い『結果』を出している、
出し続けている方であれば、こういう時こそ、
“受験無く”高校・大学に進学出来る
私立校・中高一貫校生の特権と言えるかもしれませんが、
進級・進学に問題を抱える、つまり、二学期までで、
『結果』を出せなかった方は、この期間を、
遊べば、サボれば、今学年の成績はもちろんのこと、
その先の進学まで、“出来ない”となるべくして、
なった道を歩まれることになります。
特に中学二年生、高校生は気を付ける必要がありますが、
中学二年生は、進学の合否が“１１ヶ月後”に決まり、
高校生は、この学年末の成績で、“進級”の合否が
決まることになります。
中学二年生は、“まだ”、
「どうせ、進級、さらには、進学“させてくれる”んだろう」
と思われている方は少なくないと思います。
実際に、どんな結果になろうと、
うるさい小言・説教を言われるだけで、
“今まで”進級出来てきているし、
これからも、できるんでしょう、と、
この期間から、そして、春休みまで、
さらには、“三年次一学期”まで、
過ごされてしまうことでしょう。
それでも、地頭がよく、要領良くやれているのであれば、
三年次に“なってから”、やる気になれば、ちょっと頑張れば、
何とかなる“かもしれません”。
しかし、何とか“ならなかった”時のことは、
考えておくことをオススメします。
残り１１ヵ月と書きましたが、今年末に、
進学出来ないということが決まった場合、
その後は、選択肢を、権利を、どんどん失うことになります。
それも、進学出来なかった傷心中だからといっても、
時間は待ってくれませんので、選択を迫られることに
なります。
「なって（経験して）みないと、わからない」ことかもしれませんが、
“そう”なってから、今、この時期の、過去の、時間を、生活を、
自分を、恨んでも、恨みきれないことになりますので、気を付けて下さい。
高校生は、さすがに、わかっていると思いますが、
高校進学は許された与えられたかもしれませんが、
高校での進級は、許す、与えるものではなく、
「数字・数値」でのみ、決まることになります。
もう義務教育期間の中学生ではありませんので、
“本当に”厳しく、シビアに、審査・評価が下されますので、
安易に、簡単に何とかなるなどと思わないようにして下さい。
むしろ、想定以上の点数を取っておかないと、
ギリギリの点数では、普段の授業態度や宿題などの
『平常点』で、“減点”される可能性もありますので、
注意して下さい。
まぁ、先日書いたように、仮に留年することになっても、
親御さんとの話合い、親御さんの考えや覚悟を
理解されている上であれば、それも人生経験と
言えるかもしれませんが。
いずれにしても、この時期の学習習慣が、
（遊んだ、サボった）『時間』が、
学年末テスト、今学年の成績に、
影響しない（原因とならない）ように、
過ごすことをオススメします。
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