まだ小学生感覚が残っている中学１年生は、
「このままだと（勉強していないと）、
高校に進学出来ないぞ」と、いくら言われたところで、
「“そう”は言っても、学校から追い出す、学校を辞めさせる
（退学させる）ことは、出来ないんでしょう、
進級させてくれるんでしょう」と思われている方は
少なくないでしょう。
『自分が』はもちろんのこと、自分から見ても、
授業に、勉強についてこれていない、点数・成績が悪そうと
見える友人知人、クラスメイト、部活動の先輩など“も”、
進級・進学“出来ている”“出来そう”に見えているから
かもしれませんが、貴方・自分にとっての都合の良い、
事実・現実“だけ”を見るのではなく、きちんと、
実際の、学校の、進級・進学の、事実・現実を
「確認」して、「知って」、『見て』下さい。
昨年の１２月に、『進学』の実際、事実・現実を
確認出来た、知ることが出来た、見ることが出来たと
思いますが、この３月は、『進級』の実際、事実・現実を
確認する、知る、見ることが出来ます。
高校生は、自分“が”、あるいは友人知人、クラスメイトが、
体験することになるかもしれませんが、
中学生は、高校の諸先輩を見ることで、
知ることが出来ます。
もし、自分が見る・知るかぎり、
進級出来ない方は居なかった、見なかったというのであれば、
学校のＨＰやお知らせなどで、各年の『生徒数』を確認すれば、
その数が変わっていることに気付けると思います。
この確認は親御さん“も”して頂きたいのですが、
もしこの数（生徒数）が“年々”減少傾向にあるようであれば、
学校・先生側は、審査・評価を“厳しく”していることに
なります。
あるいは、言い方が悪いですが、
今まで通りの審査・評価にも関わらず、
生徒の皆さんの学力が下がったため、
相対的に、進級出来ない方が増えたと
なります。
昨今、私立校・中高一貫校でも、
本当に、学力差が激しくなってきており、
分数の計算がおぼつかないのに、中学校へ内部進学
出来てしまった、方程式の計算が怪しいのに、
高校へ内部進学出来てしまったという方が、
“確実に”その先に「進級」出来なくなってきています。
“受験”を経験してきた方であれば、
「そんなこと（ソレで中学・高校に進学出来るなんて）
ありえないこと」だと思われるかもしれませんが、
これは内進生あるあるですので、残念ながら、
そういう方は、「一定数」おります。
まさに、「温情」で進学出来てしまったと言えますが、
逆に言えば、“そんな”状況、レベルで、進学出来ても、
高校・大学はもちろんのこと、中学校でも、
『通用しない』＝授業に、勉強についていけなくなるのは、
教育関係者でなくとも、簡単に予想・予言できることでしょう。
しかしながら、“温情で”生き延びた、進学出来た、
許された、与えられた方々にとっては、しめしめ、
これでうまくやれた、何とかなった、やり過ごしたと、
悪い意味での『成功体験』となり、『次も』、そして、
『何を言われても』『どんな状況・状態になっても』
「このままだと（勉強していないと）、
高校・大学に進学出来ないぞ」の言葉に、
耳をかさない、現実味を感じられない、そして、
信じられないのだと思います。
こうなってしまうと、限られた『時間』と『機会』の中で、
『記録』される『結果』、その積み重ねで、合否が決まる
システムでは、進級・進学“出来ない”と
『なってみて、わかって（理解・経験して）頂く』しか
なくなります。
“このこと”すらも、
「なって（経験して）みないと、わからない」を
貫き通されるのであれば、「なるべくして、なった」
後悔、挫折、屈辱を味わっていただくことになります。
嫌味のように聞こえるかもしれませんが、
『記録』される『結果』で、進級・進学の合否が決まる
私立校・中高一貫校では、“こう”なっていくことを、
止めることが出来ない（一発逆転出来ない）となりますので、
気を付けて下さい。
うるさいくらい書いておりますが、
「なって（経験して）みないと、わからない」をこじらせて、
学校、先生、大人からの『温情』にあぐらをかいて、
“いつまでも”“何度でも”“どんな状況・状態になっても”
許される、与えてもらえる、何とかしてもらえると、
考えていると、いつか必ずその「しっぺ返し」を
受けることになりますので、よく考えて、
『時間』と『機会』がある内に、対応・対策、
行動をしておくことをオススメします。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓
┃通┃┃塾┃┃生┃┃募┃┃集┃┃中┃
┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛
自習空間シリウス（時間制自習室）
【住所】
東京都豊島区南池袋3-18-39
久保田ビル 202号室（地図）
【TEL・FAX】
03-6687-2343
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
