受験無く高校・大学に進学できる私立校・中高一貫校の場合、
進級、そして、進学が“決まれば”（結果が問題無ければ）、
基本的に官軍、つまり、勝ち、勝者と言えます。
一方で、負ければの結果は、悲惨です。
学校から追い出されます、そして、何よりも、
その学校から先に『選択出来た（得ることが出来た）』
選択肢、権利を、一気に、全て失うことになります。
さらに、よく書いておりますが、周りの友人知人、
クラスメート、それも、一緒にふざけ合って、
馬鹿なことを言ったり、やったりしていた方は、
『進学出来て』、貴方（だけ）は、『進学出来ない』
ということが、決まった状況・状態で、学校生活を
送ることになります。
それは“たった”数か月のことかもしれませんが、
理不尽な、厳しい社会、現実を突きつけられていると
思います。
学校の勉強が人生の全てじゃない、
高校・大学に進学することが幸せ、幸福とは限らない、
など、“救いの”言葉、応援は、この時期、特に
私立校・中高一貫校で、進級・進学“出来なかった”方には、
慰めを通り越して、嫌味にしか聞こえないでしょう。
同じ学校で、同じ教室で、同じ先生の授業を受けて、
同じテストをやって、同じように勉強してきた（つもり）なのに、
自分“だけ”が、進学、あるいは、進級できない。
もちろん、サボった自覚も、後悔もあり、自分自身を戒めたり、
自分が悪い、悪かったという気持ちもある、あったでしょうが、
自分『だけが』進級・進学出来ないという『結果』『現実』は、
あまりにも『理不尽』かのように感じれると思います。
ですが、これが『記録』される『結果』で合否が決まる
システムの、“最終”結果、結末となります。
今振り返れば、あの時に、あの時から、
どうしておけば、ああしておけば、あるいは、
止めておけば、対応・対策しておけば、と、
思える『時』『タイミング』は、
無数にあったことでしょう。
“たかだか”学校の勉強、定期テスト、成績、さらには、
高校・大学への内部進学“ごとき”のこと、冷静に、的確に、
そして『事前に』対応・対策していれば、ここまでの仕打ち、
進学出来ないとなることは無かった、と思われると思います。
ですが、残念ながら、“そう”出来なかった方が、
内部進学出来ないで、学校を去ることになります。
１年生は、“まだ”２１カ月、５回の学期（成績）、
９～１１回の定期テストと、『時間』と『機会』がありますが、
２年生は、“もう”９カ月、２回の学期（成績）、
４～５回の定期テスト“しか”、残り『時間』と『機会』は
ありません。
そのことを、もう一度、よく考えて、今年末に
笑って年を越せれるようにしておくことをオススメします。
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