物理時間は非常に残酷なもので、
具体的な数字・数値で表してしまうと、
時間の『短さ』『少なさ』が、
可視化されてしまいます。
また、よく書いておりますが、
時間を表わす、考える時、
数字・数値が少ない、小さいほど、
長く、遠い“先”の未来のように
感じられます。
“１カ月後”“約４週間後”“３１日”と
書かれると、随分先のこと、“まだまだ”
「時間」はたっぷりあるかのように
錯覚されると思います。
ですが、７４４時間、４万４，６４０分、
２６７万８，４００秒と書かれると
どうでしょう。
今、何気なく過ごしているこの一秒、一分、
一時間を、『何に』使い、『どう』過ごしているのか、
よく考えられることが出来ると思います。
中高生の学生時代は、各々３年、１，０９５日、
２万６，２８０時間しかありません。
“その”時間（期間）を経過してからは、
“もう”決して『取り返す』ことの出来ないことになります。
もちろん、その貴重な、大事な『時間』を、
“たかだか”学校の勉強“ごとき”のこと“だけ”に、
費やしましょうなどとは言いませんが、
高校・大学へ進学“したい”と思った時に、
その時の自分の、お子さんの『学力（実力・能力）』で、
“残り”『時間』が足りるかどうかが、
問題になってくることになります。
そして、『記録』される『結果』で
進級・進学の合否が決まる私立校・中高一貫校生は、
その『時間』の縛りに加えて、『機会』（テスト・成績）の
回数、さらには、『結果』による『条件』が、
課せられます。
最近よく書いておりますが、こうした
“限られた”『期間（時間）』と『機会』内で、
『記録』される『結果』、その積み重ね、条件によって、
合否が決まるシステムにおいては、『先行逃げ切り型』が
圧倒的に有利になり、優遇されることになります。
そして、その逆、『後追い型』で、
どんどん追い込まれて、
不利・不遇な状況・状態で、
一発逆転を“狙わざる”おえないと
なってしまうと、厳しい結末を
迎える可能性、リスクが高まります。
普段の勉強や宿題もそうですが、
この夏休みの宿題などは、
“そうなる”運命の『縮図』『予言』のように
なります。
また、これもうるさく書いておりますが、
学校の勉強、特に私立校・中高一貫校は、
“事前に”先々のやること（勉強の範囲）、
やるべきこと（宿題などの提出物）を、
“きちんと”示されており、
「なってみないと、わからない」ことではありません。
一部、急な、突発的な授業や課題を出されるかもしれませんが、
基本的に、“年間”あるいは“進学までの３年間”の
スケジュール・カリキュラムが『決まっている』
学校の勉強は、“事前に”対応・対策が可能です。
この一学期に点数・成績を落とした方は、
すでに出されている『夏休みの宿題』などは、
早く終わらせ、二学期に向けての対応・対策を
始められるようにしておくことをオススメします。
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