昨今の、私立校、中高一貫校、髙・大付属校は、
（ほぼ）100%内部進学する大学付属校すらも、
『日本の』有名国公立、私立大学への進学、
それも、受験合格を“目標”というより
“前提”とした教育、授業が行われるように
なってきています。
どの学校もそうだとは思いますが、一応名目上は、
“文武”両道、（日本の学校の）勉強ができるだけでなく、
心身ともに成長し、（国内）最高の学府に、さらには、
海外の、国際的に認められる大学に、進学させる、
進学出来ると、うたわれています。
当然、生徒の皆さんからすれば、
相手（学校・先生）が、
“勝手に”そう思っている、言っているだけで、
ありがた迷惑、余計なお世話、
勝手に、ひと（自分）の将来・未来を
決めるなと、思われるとは思います。
しかし、残念ながら、相手（学校・先生）は、
そのための教育、授業、指導を決める権限があり、
そして何よりも、その『結果』を審査・評価する立場を
持っています。
このことが、よく書いている、
私立校・中高一貫校では、
“（半）強制的に”勉強すること、
『結果』を出すことが、求めらている、
そして、ある意味“義務付けられている”と
言える所以でもあります。
最終的に、大学受験で
一発逆転（学歴ロンダリング）できる、する、
進学校では、少し“緩い”かもしれませんが、
それでも、「進級」の条件は、一般、公立の
学校よりも厳しいものとなっています。
そして、高校・大学に進学出来る、
中高一貫校、付属校では、『（内部）進学』の
条件が、『時間』と『機会』、さらには、
『記録』される『結果』によって、
最後の最後での“一発逆転”が、
許されない点において、ある意味、
受験するよりも“厳しい”“難しい”ものと
なります。
ですので、“いつか”“やる気になった”
“その時から”頑張れば、努力すれば、
“いつからでも”“どんな状況・状態からでも”、
夢は叶う、一発逆転できる、という、
世間一般的な“励まし”“応援”の言葉は、
実際に、その時、その状況になってしまうと、
「嘘」ということになります。
これもまた、よく書いている、
“限れた”『時間』と『機会』内で、
『記録』される『結果』、その統計、平均、
さらに、（進級・進学の）『条件』によって、
進級・進学の合否が決まる「システム」の
厳しさ、難しさの所以です。
昨今、このことを、この厳しさ、難しさを、
軽く、甘く考えて、対応・対策が遅れる、
何よりも、基礎学力・知識を著しく落して、
『時間』と『機会』を失ってしまう方が、
“極端に”なってきています。
“極端に”というのは、一昔前までであれば、
「そうは言っても」“ギリギリ”三年次、
一学期、二学期までに、成績的に、学力的に
“返り咲き”、内部進学の権利を手にすることが
できる、ある意味、『地頭（基礎学力・知識）』はあった、
あるいは、本当に、要領良く、世渡り上手な方がいたため、
上記の「システム」だとか、「条件」、さらには、
「（強制的な）勉強」「結果」などは、
“大げさな”話で、そんなことを、
いちいち気にする必要はない、
世の中、何とかなるものだと、
言うことができた、というより、
“そう”体現される方がいました。
ですが、昨今においては、
早ければ一年次一学期の時点で、
遅くとも二年次二学期において、
“もう”『成績的に』『学力的に』
残り『時間』と『機会』では、間に合わない、
取り返せない、取り戻さないと、
“追い込まれて”しまい、残りの学校生活は、
進級・進学“出来ない”ことをただ待つだけ、
という状況・状態で、過ごすことになっています。
これが“昨今の”落ちこぼれ、深海魚となります。
親御さん世代、さらにはもう一つ二つ下の世代までは、
『落ちこぼれ』『深海魚』と揶揄されても、
学校・先生が、教育関係者が、“大げさに”
言っているだけで、結局のところは、
何とかなった（進級・進学できた、卒業できた）、
と経験された、あるいは、
（友人知人たちから）見聞きされたと思います。
しかしながら、“もう”その認識は改めないと、
“本当に”とんでもないことになる、
なってしまってから、選択肢が無くなる、
そして、ただ、学生時代の貴重な時間を、
失ってしまうことになってしまいます。
大げさに書いているつもりではありますが、
学年が上がるごとに、そうなっていく、
『なるべくして、なっていく』方が、
年々、増えているように感じられます。
高校・大学に進学することだけが、
学生時代の勤め、目標、生き方ではありませんが、
高校・大学に進学することを目標・前提としている
私立校・中高一貫校に“わざわざ”入学・進学した、
そして、“嫌々でも”在籍しているのであれば、
高校・大学への進学の権利・選択肢は、
手に入れておくことをオススメします。
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