eikan-seirios’s blog

立教専門塾栄冠ゼミ・私立校中高一貫校専門アルファのブログです。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。

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多くの物事で、(一見)許容されるようになってきてはいるが、(その実)寛容では無くなってきている

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許容:その程度ならよしとして許して受け入れること

寛容:心が広く、他人を厳しくとがめず、よく人を受け入れること


情報化、記録化が進んだ昨今、多くの物事で、
『許容』されるようにはなってきていますが、
『寛容』では無くなってきているように思えます。


例えば、遅刻や忘れ物などに関して、
一昔前であれば、「その場」で、“怒られ”、
今ではありえないことではありますが、
げんこつ一発で、不問とし、「次は気を付けるように」で、
その“失敗”を、記録として残すようなことはしなかったことが
多かったと思います。


しかし、昨今は、「その場」では、
『何も言わず、言われず』に、その“失敗”を、
一見「許容」されたかのように思えますが、
きちんと『記録』として残され、“後々”になって、
“厳しい”審査・評価(罰、制裁)が下されるように
なっています。


特に最近は、ハラスメントの問題から、
「何も言わない(触れない、関わらない)」のが
正解となっていますので、一見すると、
「許容」されることが増えた、広くなったように
見えるため、この「寛容」が“見えづらく”
“わかりにくい”、許容と寛容を勘違いされやすく
なっているように思われます。


こうなってくると、『どこまで』が“本当に”
許されることなのか、許容されることなのか、
冒頭の「その程度ならよし」の“その程度”とは、
どの程度なのか、そして、相手が果たして
本当に寛容なのか、つまり“心のそこから”
受け入れているかの、ボーダーがわかりにくくなります。


元々、自己主張の弱い、良く言えば、
思慮深く奥ゆかしい日本人は、寛容的だったと
思われますが、昨今の世情を見ていると、
ある程度は「許容」はする(許す、受け入れる)ものの
そこまで「寛容」にはなれない
(“決して”許さない、受け入れられない)と
なってきている方が増えていると思います。


SNS上での炎上やヘイトなどが良い例だとは思いますが、
学校教育においても、静かに、そして、
急速に、確実に、『不寛容』になりつつあると
思われます。


評論のような前置きになりましたが、
『記録』される『結果』で進級・進学の合否が決まる
私立校・中高一貫校で、今まさにそうなりつつあると
言えます。


元々、そういった厳しい側面があった
私立校・中高一貫校ではありますが、
昨今の“徹底された”情報化・記録化によって、
より一層厳しくなってきているように思います。


上記した例、遅刻や忘れ物などもそうですが、
学校生活、授業中、定期テスト、成績の結果、
“その”前後の『言動』『態度』『姿勢』までも、
ある程度は「許容」されつつも、記録としては、
「寛容」ではなくなっている=厳しい審査・評価が
下されるようになっていると思われます。


下手な口出し、手出しが、ハラスメント、虐待と
言われかねない昨今、この傾向は、今後、間違いなく、
強まっていき、『記録』として残る『結果』は、
厳しい罰則(不寛容)となることが予想されます。


今はまだ「子供だから」「学生だから」
「中学生・高校生だから」「1年生・2年生だから」
「一学期・夏休みだから」で『許容』されては
いるかもしれませんが、徐々に、そして、
気付いたら“一気に”『寛容』が失われることに
早めに察しておくことをオススメします。


この『夏休みの宿題』も、
“まだ”「許容」はされていると思いますが、
来週には、さらに来週末には、その『許容』も
無くなり、さらには、やり残す、未提出などと
なってしまえば、『寛容』を失って、厳しい罰、制裁を
『記録』として残してしまうことになります。


『許容』されている内に、そして『寛容』が残っている内に、
『結果』を示しておかないと、“本当に”『寛容』を
失った時、非情なまでの厳しい罰則を受けることに
なりますので、気を付けておくことをオススメします。

 

 

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