受験無く高校・大学に進学出来る
私立校・中高一貫校にとって、
高校生、そして、三年生にとっては、
この二学期で、進級・（内部）進学が
決まることになります。
正確には、高校生は進級の合否が
“ほぼ”決まるということになりますが、
三年生は、“嫌でも”“確実に”
内部進学の合否が決まることになります。
夏休みからうるさく書いてきましたが、
いかがでしょう、“残り”『時間』と『機会』への
危機感が出てきましたでしょうか。
“受験”が無いとはいえ、この二学期の点数・成績で、
『進級・進学の合否が決まる』ということは、
ある意味、この二学期は、受験生同様、
残り『時間』に追い込まれてくるということが
出来ます。
この『時間』と『機会』は、「留年」しない限り、
“やり直すこと”が出来ませんので、気を付けて下さい。
特に、義務教育期間中の中学生は、そして高校１年生は、
今まで散々『許容』されてきた、つまり、
どんな点数・成績だろうと、『進級・進学』出来てきた、
“だから”今回も、この次も、許される、与えられる、
認められる、それが当然だと思っているかもしれませんが、
先日も書いたように、もう『寛容』では無くなっています。
いつまでも、どんな状況・状態になっても、
許される、与えられる、認められる
『時間』と『機会』を失っています。
“もう”最後の『時間』と『機会』を迎えています。
これが、“限られた”『時間』と『機会』内で、
『記録』される『結果』によって、
合否が決まる、決まってしまうシステムの、
最も怖い、厳しい、『時間』と『機会』となります。
もっとも、もうすでに、進級・進学の条件を、
ほぼ満たしている方にとっては、気楽に、
緩い（余裕がある）『時間』と『機会』と
なっていると思いますが。
また、ここ数年、ギリギリでやり過ごしてきた方への
最後の“ふるい”をかけて、先に進ませない、
引導を渡すかのような形で、進級・進学“出来ない”と
なる方が出てきています。
今までであれば、そうは言っても、
本人の（進級・進学したい）強い意思を尊重して、
“温情”で、進級・進学出来ていたこともありましたが、
当人の意思が感じられない、あるいは、
そうして進級・進学しても、後が続かない、
結局、進級した学年で、学校を去ることになることが
増えたため、この時点での、不合格を言い渡されるように
なっていると思われます。
この二学期まで、うまくやり過ごした、
だから、この二学期“も”と、“そう”思っている、
思い込んでいる方は、気を付けておかないと、
悪い意味での、大どんでん返し、一発逆転のようになって、
一気に転落することになります。
そうなると、その後の対応・対策（転校、受験、留年、留学）も、
後手後手になってしまいますので、注意して下さい。
１・２年生にとっては、２・１年先のこと、
“他人事”のように思われるかもしれませんが、
その日、その時は、貴方にも“必ず”やってきますので、
余裕が、時間がある内に、進級・進学の問題に、
悩まされることのないように、「先行逃げ切り」で、
“条件”を満たすようにしておくことをオススメします。
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