eikan-seirios’s blog

立教専門塾栄冠ゼミ・私立校中高一貫校専門アルファのブログです。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。

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自由研究のやり方

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夏休みの宿題で一番困るのが自由研究だと思います。
しかし、この宿題は誰でもいつでも自由にでき、人によっては簡単な宿題ともなります。


大学生、大人になると、こういった宿題、自分で調べて、自分でまとめて、
自分の意見・考察を書く、レポートの宿題を求められます。


むしろ、このようなレポートの提出しか求められませんので、
将来を意識して、真面目に取り組むと、後々になって、非常に役立つ勉強となります。


こう言っては語弊があるかもしれませんが、自由研究は学校の勉強で数少ない
“社会に出て役立つ勉強”の一つです。


皆さんがよく言う、“社会に出れば役に立たない学校の勉強”ではないので、
ぜひ真剣に取り組んでみてください。
普段そう言って他の勉強をしない方は、ここぞとばかりに勉強して下さい。


さて、そうは言っても、実際のところは、どうすればいいのか、
わからず、手がついていない、だからやらないといったことになって、
適当にごまかそうなどと思っていませんでしょうか
それでは先が思いやられます。
たとえ、高校、大学と進学しても、溜め込んでおいたツケは必ず返ってきます。


中学・高校時代には思いもしないほど、大学でのレポート地獄、会社に入っての
書類提出の毎日となりますので、学生時代にレポートのまとめのコツを
掴んでおきましょう。


親御さんや友達の誰かに頼んでやってもらうのもいいですが、
最終的には自分でやらないと、損をすることだけは忠告しておきます。


大学生になって、大人になって、レポートはどう書くんだっけ?
これでいいのかな?ということになって、怒られるだけならいいのですが、
仕事ができない、任せられないということで、何もやらせてもらえなくなります。
自分の好きな仕事に就くことも、就いてからの仕事もできない、という悲劇となります。


そこまで見据えて、しっかり勉強しましょう! とまでは言いませんが、
少なくとも、自分の自由にできる勉強、よくわからなくとも後々になって役立つ勉強
なのですから、他の勉強よりはちょっとだけ真剣にやってみましょう。


しかしながら、自由研究で何をやったらいいか、書いたらいいか
わからないという方がほとんどだと思います。


小学校・中学校と必ず出されるので、要領を掴めば、そろほど難しいものでは
ないと思うのですが、これは学校の先生にも問題があると思います。


いくら“自由”研究とはいえ、レポートの書き方・書式、研究する過程、
何をどう研究するかということを教えずに、ただ漠然と●●について調べる、
●●について書けというのは、あまりにも横暴すぎると思います。
少なくとも、どういうレポートならいいのか、“先生自身”が作ってみて、
こういう風なレポートを作ってみましょうというくらいでないと、
レポートは書けないと思います。


理系の大学生の方や、研究職のレポートなどを見ると、
非常に理路整然として、これぞ“レポート”だと思えます。
ある意味、アートのような出来のレポートを見ることができます。
このようなレポートを見て、初めて、あーこういう風に書けば、まとめれば、
いいのか、真似してみようと思えます。


私見ではありますが、画像や図を駆使して、研究結果をグラフや表にしてある
レポートほど、わかりやすく説得力があると思います。


今は携帯電話で簡単に写真も取れ、パソコンでグラフや表をきれいに書けますので、
時間があれば小学生・中学生でもそのレベルのレポートを作ってみてほしいです。


前置きが長くなりましたが、先生や学校に教わっていないから、
いきなり“自由”に研究して、“自由”にまとめて書けと言われると、
何も出来ないのが当たり前だと思います。


そこで、あくまでも一例、参考例としてですが、“自由研究のやり方”を
提案してみたいと思います。
これは理系の大学生、卒業生に聞いたレポート作りの話しをまとめたものですので、
必ず役に立つと思います。


まず、自由研究のテーマを決めます。
研究内容が学校側から指定されている場合は、それをテーマとして下さい。


次に、テーマに対する疑問を書き出します。
例えば、“エコについて”というテーマであれば、まず“エコ”って何だろう?
どういう意味だろう、何でこういう言葉が生まれたんだろう、
誰がいつ言い始めたんだろう、身近なエコって何だろう、などが
疑問として出てくるはずです。


仮に、全くそういう疑問が起きないとしても、テーマのキーワードに対する根本的な疑問、
つまりそのキーワードの意味、いつ、だれが言い出したのか、原理は、
何に使われているかということは必ずありますので、その疑問を書き出して下さい。


次に、それらを見て、最終的にそのキーワード・テーマが今後どうなっていくのか、
自分にどう関わるのかを、この段階で一度考えて、必ず“書き出して”みて下さい。


これで、最初のとっかかりができます。


つまり自分が思った疑問に対して、ある仮定の結論を自分の中で決めている、
結果は違ったとしても、その違ったことに関して、考察することができますので、
もうこの時点でレポートの全体像が見えてきます。


ここで勘違いしないで欲しいのが、自分の思っていたこと・考えていたことと、
違った答えが、結果が出ることを恐れて、あまり考えないというのはNGです。
何も知らない状態で考えたことですので、違った答えが、結果が出て当たり前です。
その違いをレポートに書くことが重要になってくるのです。


レポートの本質はあるテーマ・キーワードに対して、“疑問”を持ち“仮定の結論”を
想定して、“調査”し、“結果”を出し、“その結果と仮定の結論との相違”を
“考察”することによって、“一つの、自分の結論”を出すことです。


これは正に人生の勉強となります。


話しが少しそれましたが、続けます。
最初のとっかかりが出来たら、次に調査をしましょう。


この調査は多ければ多いほどいいです。
図書館に行って、キーワードに関する本や資料を10冊は借りて下さい。
別に全てを読破する必要はないです。
レポートの良いところは、本や資料を全部読まなくとも、
関連している一部、あるいは一個の図やグラフなどを参照するだけでよいところです。


それらを抜き出して、まとめてみましょう。


そうすると、特に難しく考えるまでもなく、現状の、現実の、今の結果・結論が
出てきます。


それが正しいか、間違っているかを考えるのは、最後の考察でやりますので、
調査の段階では考えなくて構いません。
とにかく現状はどうなっているのか?を調査しましょう。


この調査も難しいという方、“何を調査すべきか”がわからないという方がおります。


その時の“何を”が、一番最初に思った・一番最初に書き出した“疑問”です。
それを調べて下さい。


そこでわかりやすいのが、一番最初に提案した、キーワードの意味、いつ、だれが言い出したのか、原理は、何に使われているかなどです。


これに付け加えるとしたら、そのキーワードの歴史やそのキーワードに関わる人物などを
サブ的に調べておくと、高評価を得られます。


こうして、調査して、結果が出たところで、一番初めに書き出した自分の思ったこと
(仮定の結論)を見返してください。


調査をする前に、この一番初めに書き出した自分の思ったこと(仮定の結論)を
“書き出しておいて下さい”と提案したのが、ここで活きてきます。


この自分の思ったこと(仮定の結論)を調査しながら、考えてしまうと、
自分の思ったことがブレる、つまりわけがわからなくなってしまいます。


調査しながらですと今迄知らなかったことを知ってしまい、
あれ、最初からこう思っていたんだっけ?と、混乱し始めてしまいます。


最初に思ったこと、思っていたことは、最初に書き出しておかないと、
結論を書くときに、“考察”ができません。


結果として、ただ調査の結果を羅列することになり、
“自分の結論”を書くことができなくなります。


これでは、レポートを読む人にとって、「だから何? これは資料集?」と
思われてしまいます。
それを避けるために、最初に思ったことは、その時に書き出すようにしておきましょう。


これで調査の結果と仮定の結論との相違を考察して、自分の結論を書き終えたら、
後書きとして、自由研究をやってみての感想などを書けば、レポートとして最高点を
もらえると思います。


最後に少しだけ、書式に関してのアドバイスをさせて頂きます。

レポートは、表紙をつけ、必ずページ番号を入れること、
参照・調査に使った・行った場所、本や資料(タイトル、出版社、出版された年月日、
参照したページ数)を書いた付録をつけて、左上をホッチキスでまとめる、
量が多くなった場合、穴を開け、紐でまとめる、
または少しお金がかかってしまいますが、文房具屋さんで
レポートをまとめるフォルダのようなものでまとめるのも良いと思います。

今ですと、パソコンでキレイに書けるので、時間があれば親御さんのパソコンを
使わせてもらって、やるのもいいと思います。


これらが出来るようになれば、今後あらゆる面において困ることはなくなります。


学校の勉強なんて、社会に出て役立たないと声高に言う方は、
この自由研究の勉強、物事の考え方、調査の仕方、レポートのまとめ方は、
必ず社会に出て役立つ勉強なので、ぜひやってみて下さい。


時間のある夏休みだからこそ、じっくりゆっくり試しながらできる勉強です。
ぜひ試してみて下さい。


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