記録される結果で合否が決まるシステム上、
限りある『機会』の内、半分以上の機会が過ぎ、
『結果』が『記録』されてしまうと、
残りの『機会』での挽回が、『数字・数値的』に
出来ないことが決定付くことになります。
救済、あるいは、一発逆転の方法、手段、例えば、
再試や追試などがあるのであれば、
ひっくり返せることもありますが、
昨今は、それらの『結果』においても、散々な『結果』を
『記録』してしまい、より決定的に、絶対的に、否定される、
決定してしまうことになってきているようにも思われます。
そこまで追い込まれてしまうと、もう本当に
救いようがない、手の施しようがないと
なってしまいます。
このブログでは、このシステムで縛られている
私立校・中高一貫校生にむけて、うるさいくらいに
“残り”『時間』と『機会』を強調し、
出来る限り事前に早めに、対応・対策することを
強く推奨しておりますが、『なってみないと、わからない』
をこじらせてしまう方、失礼ながら、これは
親御さんもですが、この状況・状態にまで、
追い込まれてしまいます。
“そう”なってみて、慌てられるのは、
親御さんのほうが多いですが、“そう”なる頃には、
もう部活動や習い事などは辞めるに辞められず、また、
私生活や習慣、趣味やスマホなどを止める、変えることも
できないために、『時間』が作れず、その上で、
『学校の勉強、授業』はどんどん進むために、
『（学校の勉強・授業に）ついていけない、
（学校の勉強・授業が）わからない』は、
さらに加速していき、残り時間と機会では、
間に合わない、ということになります。
このような状況・状態に追い込まれる様子が、
現実世界での『借金』に似ているため、
よく点数や成績に関して、『貯金』『余裕』
あるいは、『借金』『負債』と表現しております。
現実では、『自己破産』すれば、
借金帳消しにすることが出来る方法・手段があるように、
私立校・中高一貫校においては、
内部進学を諦める、あるいは、他校転校・受験、
留学などの方法、手段があります。
ですが、先日も書きましたが、ここで思われることでしょう、
『何のために、私立校・中高一貫校に入学・進学したのか』
と、自問自答することになると思います。
特に受験無く高校・大学に進学出来る
私立校・中高一貫校においては、
内部進学出来るのは当然の権利と
思い込んでいる、勘違いしている方は
少なくないですが、それは、学校の勉強、
テスト、成績を、基準、条件をクリアすることが
義務付けられていることを無視して、
得られる権利ではありません。
そして、『記録』される『結果』と、
抜け落としていく基礎学力によって、
その権利は、徐々に失われることになります。
そのことがわかっていて、もがき苦しみ、
葛藤しているという方もいるかと思いますが、
うるさいくらい書いている『時間』と『機会』は、
誰よりも残酷に、そして着実に、厳しい現実を
突きつけてくることになります。
まだ幼さを残す中高生には、厳しいことかもしれませんが、
私立校・中高一貫校の、記録される結果で合否が決まるシステムと、
進度の早い授業、勉強、大量に出される宿題、そして、
問題数が多く難度の高い定期テストに、
どう対応していくか、何よりも『結果』を
残していく、記録していくかを、よく考えて、
行動しておかないと、『なるべくして、なった』の
後悔、悲劇、不幸に見舞われることになります。
そのことを、『なってみて、わかった』と
ならないように、行動し始めておくことを
オススメします。
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