残りの“物理”時間を最大限に使えるようにする

テスト中、前の方は、もうわかっていると思いますが、
物理『時間』は、有限で、確実に『進む』ため、
テストや締め切りなど、『何もしなくとも』
その日、時間が迫ってくることになります。

このことを、若いうちは、
『なってみて、わかった』で、
経験していくことが多くなりますが、
学生の皆さんは、その代償が、
進路や人生の岐路を迎える時に、
一気にやってくることになります。

『勉強』そのものは、“いつでも”“どこでも”
“どんな状況からでも”始めることが出来る、
遅い、手遅れとなることはありませんが、
学校での授業、勉強、テスト、成績という結果は、
『なってみて、わかった』で、取り戻せない、
取り返せない、そして、ソレら全てを、
『無かったことに』することが出来ません。

高校・大学に進学しないという道を選ぶとしても、
その記録された『結果』＝経歴、学歴は、
学校を卒業してからも、少なくとも『数年』は、
長ければ『十数年』付きまとうことになります。

残念ながら、この日本においては、
おそらく、世界において“も”、
“まだ”そうなる、そういう傾向があります。

ＡＩなどの科学技術の革新によって、
世界が、社会が、激変する可能性もありますが、
“この日本”では、世界から見ても、出遅れることが
予想されます。

となると、“今”、“現状”の世界観、社会に
生きている、生かされている、学生の皆さんは、
その締め切り、残りの物理時間のことをよく考えて、
逆算して『行動』しておかないと、
進路や人生の岐路などの『締め切り』において、
苦しめられる、悩まされることになります。

特に、受験無く高校・大学に進学できる
私立校・中高一貫校の場合、その進学できる『権利』を
得るための条件が、『記録』される『結果』の積み重ねと
なりますので、２年９カ月、８回の学期（成績）という
時間と機会の中で、進学のための『条件』をクリアしないと、
進学出来ないということが決まってしまいます。

それが、通っている学校の附属の高校・大学に
進学出来ないだけであって、『受験』をすれば、
それなりの高校・大学に進学できるのであれば、
『思い出作り』だったと割り切れるかもしれませんが、
他の高校・大学への進学も厳しい、受験（勉強）が
出来ないとなると、通っていた学校での
『記録』された『結果』は、後悔の元凶となり、
悔やんでも悔やみきれないものとなるでしょう。

この厳しく恐ろしいシステム、
限られた時間と機会の中で、
『記録』される『結果』を積み重ね、
進路、進級・進学の合否が決まることが
採用されているのが、『単位制』『絶対評価』の
私立校・中高一貫校となります。

そのシステムにおいて、『機会』に関しては、
学生の皆さんが操作、つまり、回数を増やしたり、
日程を延ばしたり、遅らせたりすることは出来ませんが、
『時間』に関しては、貴方の“使い方”“過ごし方”
次第で、操作することが出来ます。

しかし、その操作も、『物理的な』残り時間が、
減れば減るほど、出来なくなっていきます。

中間テストまでの残り時間もそうですが、
期末テストまでの残り時間もよく考えて、
『時間がある』内に、最大限、その『時間』を
有意義に、有効に、使えるようにしておくことを
オススメします。

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