今年やり残したことはない？

教育関係者がこう書くと、
「はいはいはい、宿題を、勉強を
　やれって言いたいのだろう」と
思われるかと思いますが、
受験無く高校・大学に進学出来る
私立校・中高一貫校生であれば、
宿題ならまだしも、勉強に関しては、
「言われたところで、やるわけがない」ということは、
わかっています。

よく書いておりますが、『記録』された『結果』で、
進級・進学の合否が決まる私立校・中高一貫校生にとって、
“進級・進学に問題の無い”『結果』＝点数、成績を、
出している（取っている）のであれば、
“それ以上”に勉強をする必要はありません。

もちろん、より高みを目指す、つまり、
難関上位校への指定校推薦、受験等を考えている、
あるいは、学問の探究を個人的に、趣味的に
行っているというのであれば、『勉強』することを、
止めはしません。

しかしながら、『記録』される『結果』で、
進級・進学に問題無い結果を出しているのであれば、
別のことに、それこそ、夢や将来・未来に関することを
“勉強”する、挑戦するほうが、宜しいかと思います。

というよりも、ソレが、高校・大学への、
進学の「保険」をかけつつ、（学校の）勉強以外のことに、
チャレンジできるのが、“受験無く”高校・大学に進学出来る
私立校・中高一貫校生の『特権』ということが出来ます。

ですので、こうした『結果』が『記録』されない期間、
長期休みの期間においては、必要最低限の勉強＝宿題と
休み明けテストの対策“だけ”をやって、それ以外の
時間と体力を、“学校の（受験用の）”勉強以外のことに、
集中することをむしろオススメします。

といっても、ほとんどの方が、こうした期間に、
ダラダラと過ごしてしまう傾向がありますが、
高校・大学への進学の『保険』があることと、
（受験）勉強に、取られてしまう『時間』を
丸々別のことに使えるということをよく考えて、
私立校・中高一貫校での学生・青春時代の貴重な
『時』を過ごされることをオススメします。

その上で、今年、春休みや夏休みの、『時間がある時に』
余裕があった時に、自分が、『（学校、受験）勉強以外に』
したかったこと、やりたかったこと、しよう・やろうと
思っていたことを、よく思い出して、残り少ない今年に、
そして、年が明けてから来年から、始める、始められるように、
してみて下さい。

また、この時期、よく提案していることではありますが、
ちょっと頑張れば、行動すれば、達成できる夢や目標や、
来年に向けての準備や用意をし始めることなども、
やってみることをオススメします。

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