今年の１月は、区切りよく日曜日が７の倍数なので、
わかりやすいのですが、今日で、今年二週間が経過します。
先週の日曜で、５２週ある内の一週目を経過しましたので、
今日で、二週目を終えて、今年も残り５０週となります。
何だ、まだまだあるじゃないか、５０週もあるなら、
あれも出来る、これも出来る、あれもしたい、これもしたい、
と、今は様々な目標や野望、希望、期待がある今年だと思いますが、
この二週間、“気付いたら”、あっという間に、『何もせずに』
『何も残せずに』過ごしてしまったという方は気を付けて下さい。
今月“すらも”残りは二週間ちょっととなっています。
今日までの二週間を、あと２５回繰り返したら、
一年が終わります。
いやいや、さすがに、今日までの二週間のような過ごし方を、
毎週、毎月やるつもりはない、この二週間は“特別”で、
正月休みや祝日、三学期始業などがあって、出来なかった、
やらなかっただけで、来週から、明日からは、
普段の日常、一週間が“また”始まるので、
やり始める、出来る。
先日も書きましたが、そうした『特別』な日を作り、
正確には、休むのに、“サボるのに”、都合の良い言い訳が出来る、
『特別』な日を作ると、その“日”は増えていくことになります。
そして、今まさに、その“日”は、“週”となり、それも、
“二”週間となって、増えたことになります。
時間の使い方、日程、それも人生計画のような長い月日の、
日々の使い方を、偉そうに語れる身ではありませんが、
“失敗”してきた経験は、多くの方“同様”してきていると
思いますので、ソレに関しては、失敗してきた先輩として、
語らしてもらいます。
学生時代の３年間、内部進学がある私立校・中高一貫校の場合、
実質、合否が決まる２年９カ月間、ほぼ毎日が『特別な日』になります、
“そう”出来ます。
ですので、『特別な日』はお休み、ご褒美として、“やらない”日とすると、
やらないではなく、出来ない、やれないになっていきます。
これは勉強に限らずですが、学校の勉強以外のことでも、
そうした現象になっていきます。
もちろん、“そう”ならずに、何かを成し遂げることが出来る方も、
中にはいると思いますが、皆さんの周りの友人知人、クラスメート、
さらには先生や親御さん、大人達を見て、“そう”なっているように
見えませんか。
もし、“そう”なっていない方々に囲まれているのであれば、
それは幸せなことだと思います。
しかし、残念ながら、この日本においては、多くの方が、
“そう”なっている、“そう”なってしまっていると
思います。
その多くの原因は、『余裕』がないことが挙げられます。
あえて、『余裕』と表現しましたが、多くの大人達が、
この言葉で思い描くのは、『お金』だと思います。
お金がないから、買いたい物も買えない、
したいこと・やりたいことが出来ない、
残念ながら、未来ある子供達、学生の皆さんの中にも、
そう思われている方は少なくないと思います。
この考え方に囚われていることは、非常に残念なことですが、
それ以上に、限りある人生の、限りある『時間』を、
どう使うのか、どう過ごすのか、そのことを考えていないことが、
一番残念なことだと思います。
そして、そのことを、もっとも『時間』を自由に使える時期、
学生時代に、考えられずに、『特別な日』はお休み、やらない日を
増やそう増やそうとして、結果として、その『特別な日』が、
少なくなっていく、あるいは、『特別な日』が『特別』じゃなくなっていく、
となっていませんか。
よく書いておりますが、
『記録』される『結果』で、進級・進学の合否が決まる
私立校・中高一貫校生、特に受験無く高校・大学に、
内部進学できる付属校生は、『記録』される『結果』を
進学の条件に出来れば、出来ていれば、学校の勉強以外の
“何か”に、夢に、やりたいことに、集中できる、自由にできる
『時間』が、受験で進学する学生より、多く持てると言えます。
その上で、高校・大学への進学という保険、いえ、選択肢も、
持てることになります。
その『余裕』を失って、無くなって、『なってみて、わかった』と、
さらには、進級・進学の選択肢も失う、無くなると、
『なるべくして、なった』と、ならないように、
よく考えておくことをオススメします。
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