受験生はテスト終了、在校生はテスト前

大学受験もこの時期には、ほぼ終わりを迎え、
受験の熱、雰囲気も、落ち着いたと思います。

受験生の方は、お疲れ様でした。

先日も書きましたが、結果はどうあれ、
受験という『経験』は、時が経てば、
受験前後の後悔や不安、葛藤などは、
『思い出』として、風化していき、
忘れ去ることが出来ることでしょう。

しかしながら、在校生の皆さん、
特に『記録』される『結果』で合否が決まる
私立校・中高一貫校生は、
この学年末テストに限らずではありますが、
定期テストの結果は『記録』として残り、
その『結果』が、進級・進学の合否に、
直結することになります。

学校内の定期テスト、成績は、
思い出でも、経験でもありませんので、
気を付けて下さい。

最終的に、受験するつもりであれば、
途中過程の『思い出』『経験』、学力の『確認』として、
済ますことが出来ますが、“受験無く”高校・大学に
進学出来る私立校・中高一貫校に入学・進学された方で、
「最初から」“そう”するつもりだという意思、覚悟を
持っていた方は少ないと思います。

昨年末に内部進学出来なかった三年生は、
泣く泣く、あるいは、嫌々、“そういう”結果となり、
今まさに、『記録』に残ったものに、後悔した、している
かと思います。

一二年生、さらには、内部進学が決定した三年生は、
“そう”なった先輩、同級生をよく見ておき、
「他人事」に考えないようにしておくことを
オススメします。

もうすでに、“そういう”方々同様の行動、
つまり、“もう”三学期、学年末テストの結果なんて、
「関係無い」「やる意味がない」と
投げやりな言動、態度、姿勢を取り、
テスト前でもお構いなしに、好き勝手に
過ごして、卒業を待つ、といったことをしないように、
そして、来年、再来年に、自分“も”そうならないように、
して下さい。

進学が決まった三年生の中にも、そういった方々と
一緒になって、ふざけて、過ごされるかもしれませんが、
昨年末から忠告している通り、“まだ”内部進学『内定』
状態であって、『確定』ではありません。

この三学期の結果次第では、内部進学取り消しとなる
可能性が無いわけではありませんので、気を付けて下さい。

特に、『素行』によっては、一発アウトとなることも
ありますので、卒業、そして、入学するまでの間も、
注意して下さい。

昨今は、どこでも、そして、すぐに、
『通報』『録画』『録音』出来るツール、
スマホを、“誰もが”持っている時代となっています。

まだ『子供』『学生』“だから”で、
許されるものかどうかは、
年々、わからなくなってきています。

内部進学が決定した方は、改めて、
気を張って、気を付けておくことを
オススメします。

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