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※授業内小テストの勉強の仕方 〜国語・理科・社会編〜ですが、全般編を読んだ上で、話を進めさせて頂きます。
基本的に、この国語・理科・社会教科においては、授業内で小テストを行うことは
まず無いでしょう。
一部、国語なら漢字のテスト、理科なら実験レポートの提出、
社会なら地名や人名の確認テストのようなものがあるかもしれませんが、
それらも特に対策など考えない方のほうが多いと思います。
ですから、『普段』から積み重ねる必要がある数学・英語の授業・勉強や小テスト対策を
差し置いてまでやりましょうとは言えません。
もちろん、余裕がある方なら、特に言われないでもやられているかもしれませんが。
しかし、昨今の学生の皆さんの学校生活、部活動、生き方を見ていると、
あまりに『忙しく』、様々な理由という名の『言い訳』ができるようになっており、
さらにはサボるためのツール(スマホやゲーム、漫画など)も、多種多様な上に、
『時間』を奪うようになってきているように思えます。
そうなると、将来・未来に、役に立つかどうか、大事かどうか、
わかりずらい、この三教科は、一番ないがしろにされやすいでしょう。
塾でも、この三教科を、普段からやるという話を聞いたことがありません。
大抵の方が、これら三教科に関しては、
『テスト前にやれば大丈夫です』と言われる方ばかりです。
実際に、テストの点数、成績においても、その言葉を裏付ける結果を
出しているので、何を言われても、念仏にしか聞こえないでしょう。
ただ、『平常点の取り方』の国語編、理科・社会編に書きましたが、
その言動・態度・姿勢から、授業中における平常点、そしてこの、
“たまに行われる”小テストなどの結果から、『普通に』行っていれば、
成績が『+1』されていたという話を聞けば、少しは耳を傾けられると思います。
授業中の言動・態度・姿勢に関しては『平常点の取り方』において、
書かせて頂きましたが、そういった授業崩壊を起こしていないでも、
それに近い状態・状況を、自分一人、自ら起こしていないか、
気付くようにして下さい。
他の方が、成績を取っているのは、最低限、友達のノートを写して平常点を取り、
『テスト』できちんと点数を取って、文句の言われないようにしているだけであって、
テストで点数が取れない方が、一緒になって、『やらないで済む』わけではないということを
知って下さい。
というよりも、それは『成績』が物語ることでしょう。
失礼ながら、この三教科において、成績が下がる、あるいは下位の成績を取る方は、
数学・英語も、ズルズルと成績が下がっていくことでしょう。
おそらく、この三教科に関していえることは、興味が無い、あるいは別に知らなくてもいいと
思えることに対する、その人の性格、言動・態度・姿勢がそのまま出てしまっていると思います。
そうなると、数学・英語において、『学校の先生の説明』が、『わからなくなり始める』、
=『興味が無くなる、別に知らなくてもよいと思う』ようになっていき、こうなると、
主要科目の成績は全滅となってしまうことでしょう。
この傾向に陥ったら最後、もうこれは、学校と生徒とのミスマッチとなりますので、
私立校・中高一貫校では典型的な例として、2年次から3年次への進級時に、
進学できないことが決定する、あるいは転校を勧められることになります。
厳しいこと書かせて頂きましたが、ここまでのことを書かなければ、
『あるかないかわからない』、小テストのことを考えて、
勉強しましょうといっても、『本気』になれないでしょう。
冒頭にも書きましたが、まず基本的に、国語・理科・社会の三教科に関しては、
小テストなどないでしょう。
ですから、『普段』の授業をきちんと聞く、ノートを取る、宿題・課題を出すなどを
していれば、平常点は取れるとは思います。
しかし、もし万万が一、小テストなどあった場合に備えて、
やっておきましょうと、以下の項目を提案したいと思います。
もちろん、そんな『あるかないかわからない』ことを考えて、
数学・英語の授業・勉強・小テストを差し置いてまで、
これをやりましょうとは言いません。
ただ、余裕があって、さらに、この三教科においても、
好成績を修めたいというのであれば、やってみることをオススメします。
① 普段から漢字の書き取りや単語の暗記、
ノートまとめ、プリント整理をやっておく
→週末にまとめてでもいい
② 前日は範囲の総ざらいをする。
③ 『課題』として出された場合は、必ずやる
④ 余ったテスト問題用紙があればもらっておく
⑤ テスト用紙、解答用紙をまとめておく
→テスト対策になる
⑥ 実施日時、点数は記録しておく
①に関して、これは他の勉強法の提案でも、小言のように書いていることではありますが、
この国語・理科・社会科目において、“あえて”小テストを行うということは、
数学・英語同様、『普段』の授業を聞いているかどうかの確認のためだと言えます。
ですから、『普段から』、最低でも毎週末にまとめてでも、やっておかなければ、
小テストはできないことでしょう。
数学や英語と異なり、週に2・3回程度しかない国語・理科・社会は、
小テストなどやっている時間がないとは思いますが、
授業内、それも10〜20分ほどであれば、あってもおかしくはありませんので、
それに対応するためにも、その日、その週に習ったことを、その都度、
“覚えて”おかなければなりません。
覚え方、つまり暗記の方法が人それぞれだとは思いますが、
全員に共通する絶対的な事実として、『それには一定量の時間がかかる』ということです。
そうなると、“普段”『忙しい』『時間が無い』方ほど、
まとまった時間など“普段”は取れないのでしょうから、
“普段”から少しづつでもやっておかなければなりません。
出来る限り、その日、その週に習ったことは、その日、その週に、
『覚えておく』ことをオススメします。
②、③に関して、『定期テスト前』に、よくやっていることだと思いますが、
それを、事前に予定されている小テストの場合でもやってみましょうという提案です。
抜き打ちだとしても、普段からやっていれば、そこまで悪い点数を取らないとは、
思いますが、ちょっと目を通すだけでも出来ることだったりしますので、
1・2分の準備時間中でも、目を通しておくことをオススメします。
また、小テストとしてやったのにも関わらず、自己採点させて、
出来なかった問題を課題として出される場合もあります。
この場合、必ず“自分”でやることをオススメします。
友達の答えを丸写ししても構いませんが、次の小テストや定期テストなどにおいて、
その行為はバレることになりますので、気をつけて下さい。
④、⑤に関しては、後の『定期テスト』対策ではありますが、国語・理科・社会教科において、
小テストの結果よりも、こちらのほうが大事だと思います。
この三教科は問題集もなく、また教科書にも問題が少なかったりする中、
学校の先生が“わざわざ”用意してくれた、あるいは作ってくれた、問題だということに
注目して下さい。
この小テストを、問題を、問題集として、定期テストの勉強にしっかり活用して下さい。
⑥に関して、出来ればで良い程度に考えて下さい。知っておけば、次の学期、次の学年の時、
先生の小テストを行うかどうかの傾向が見えてくると思います。
抜き打ちテストに対応するためにも、やっておけば、得するかも程度なので、
負担になる、無理をするようであれば、そこまでしてやることではありませんので、
無視して下さい。
国語・理科・社会の場合、文中にも書きましたが『あるかないかわからない』
小テストを気にするよりも、普段の授業態度・姿勢、ノートを取る、宿題・課題を出すと
いった平常点を取れていれば、じゅうぶんなことだとは思います。
ただ、人より、頭一つ抜きん出るつもりなら、小テスト対策もやっておくといいでしょう。
それはそのまま、定期テスト対策にもなることでしょうから。
また、文中にもかきましたが、『あるかないかわからない』小テストのことを考えて、
数学・英語の授業・勉強・小テストを差し置いてまでやる、『それら』から、
逃げる『口実』としてやるのは止めて下さい。
『平常点の取り方』の国語編、理科・社会編に書きましたが、
この三教科は『普通に』授業を受けていていれば、
『平常点』がもらえます。
むしろ、こちらを徹底することに注力することをオススメします。
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