来週は、二学期初の連休、祝日を迎え、
登校日、授業も少なくなりますが、
その代わりと言わんばかりに、
宿題や課題などが出される、すでに
出されたかと思います。
授業の遅れを宿題、課題でというわけではなく、
知識、技術習得に必要な『演習』を、
自宅で、自学自習で行ってもらうというのが、
昨今は増えてきていると思います。
実際に、宿題、課題の量＝学力向上に影響が見られる、
という統計データが、学校・先生側にも、蓄積されてきたのだと
思われますが、私立校・中高一貫校は、その傾向を、
独自に解析し、実際の学校教育、指導、授業、カリキュラムに
反映することが早く行えると思います。
そのため、同じ私立校・中高一貫校に
兄弟、姉妹で通われていたとしても、
たった数年の差で、全く異なる教育体系、体制に
なっていることもあると思います。
親御さんにとっては、そういった意味でも、
負担が増えることになるかと思いますが、
うるさいくらい書いている通り、
進級・進学要綱、条件、基準、
授業シラバス・カリキュラム、
各教科の成績の付け方、
学校行事などの年間スケジュールなどを、
各学年、各学期、各定期テストごとにでも、
都度確認し、現状とすり合わせてみて、
次の学年、学期、定期テストの対応・対策を
お子さんと一緒に考えて、決断しておくことを
オススメします。
限られた『期間・時間』と『機会』で、
合否が決まるシステムでは、そうした対応・対策を
サボればサボるほど、窮地に追い込まれ、
一発逆転を、可能性を、未来・将来を、
否定されることになります。
その逆に、このシステムを逆手にとって、
さっさと合格の基準、条件を満たしてしまえば、
もう後は安泰、仮に一回二回、悪い点数を取ろうとも、
『その時』は、調子が悪かっただけで、仕方ない、
別に、それが原因で、進学出来ないとなるわけではないと、
安心できる状況・状態になれます。
一発逆転がある受験でもそうですが、
『まさか』の失敗、突然の不調などで、
不合格となることがありますが、
記録される結果で合否が決まるシステムでは、
ソレを“避けられる”、あるいは、
仮にそうなっても“救ってももらえる”、
保険がきくということが出来ます。
保険をかける人生など面白味がないという考えもあるかと
思いますが、この日本において、学生時代の『進路』は、
まだまだ結果一つで明暗を分けることになっており、
かけられる保険はできるだけかけておくほうが、
精神的にも楽になると思います。
そして、最終的な『進路』という大きなものに対しての
『保険』もそうですが、『成績』『テスト』というものに対しての
『保険』としての『平常点』＝宿題や小テスト、授業態度など、
保険をかけれるものに対しては、出来る限り早めに、多めに、
かけておくことをオススメします。
勉強することは、基本的には、後々になっても
『無料（自学自習）』で、『（知識、技術習得に必要な）時間』を
かければ出来ますが、こうした用意や準備（宿題を早めに終わらせるなど）は、
お金をかける（他人にやってもらうなど）こともできず、
『（終わらせる）時間』を物理的に増やす、早める、短縮するということが
出来ません。
来月のテスト前になって、そのことに“また”苦しめられる、
悩まされることのないように、来週の『時間』のある時に、
早め早めにやって、『終わらせて』おくことを
オススメします。
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