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立教専門塾栄冠ゼミ・私立校中高一貫校専門アルファのブログです。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。

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中学1年生の勉強の仕方〜理科編〜

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中学生になって、興味が分れるのがこの理科だと思います。


「暗記」科目と思われがちな社会や理科でも、
特にこの理科に関しては、科目として、もしくは授業の単元によって、
大きく好き嫌いが分れるところだと思います。


ここでどうしても、“小学生”感覚が出てしまいます。


好き嫌い=興味のあるなし。


今週頭の「全般編」でも書きましたが、
中学生以降、定期テスト、成績が「記録されるもの」としての認識が、
あるかないか、よくわかるのが、この理科だと思います。


この単元の話は、つまらないから、嫌いだから、
でも理科は“暗記”科目だから、授業中聞いていなくても、
テスト前にプリント・ノートを暗記すればいい。


というような、ギャンブルのような考えを持つ方が多いと思います。


中学以降の「理科」、そしてその先の高校の「物理・生物・化学」は、
好き嫌い、興味のあるなし、関係なく、テストがあり、成績がつきます。


よく生徒から、自分は「文系」だから、「理系」科目はどうでもいいと
いうようなことを聞きます。


学校の勉強が社会に出て役に立たないという方ほど、
そういうことを言っているように思われます。


これからの社会、世界において、その「理系」科目が、
最も役立つ“勉強”だと私は思います。


これからも科学技術が発展していくとなると、むしろ「文系」科目“だけ”の知識は、
社会に役立たないものとなりかねません。


小学校時代から、“理科”に対する苦手意識を持っている、
嫌い、興味がないという方は、“中学”に入る時をチャンスにして、
意識を変えてみて下さい。


また、これも大きな問題になってきますので、書かせて頂きます。


小学校から「理科」が好き、あるいは得意、興味がある方、
実はこういう傾向の強い方ほど、中学校以降の「理科」に、
嫌気をさす、興味を無くす、点数が取れないということに陥ります。


突き抜けて好きで、“素直”な方なら、それほど困らないのですが、
「理科」好き、得意、興味を持っている方に多いのが、
自己流の“理論・理屈”好きで、何でも“批判的な疑問”を持つことです。


学校で習うことの多くは、過去の多くの科学者が、それらの法則や現象を、
発見し、提唱し、そして理論立てたものです。


“それら”を“自己流”で勝手に理論立てたり、屁理屈をこねたり、
その“法則、現象”が、本当にそうなるのかと批判的な疑問を持つことを、
“理科”の勉強とかん違いしてしまうことが、最も問題になってきます。


批判的な疑問を持ったり、自分主体に実験をしたがったりということは、
大学に入ってからして下さい。
(入る前には、それが如何に難しいことか、気付けます)


それまでは、多くの先人が発見し、理論立てた“こと”を、“知識”を、
身に付けることを意識して行わなければ、学年を重ねるごとに、
「理科」が嫌いになってしまいます。


昨今、どの学校でも、理科の“実験”の授業が増え、
理科も学びやすくなってきています。


ですが、そのためか、かん違いされる方が増えてきていると思います。


とりあえず「実験」してみて、後から「理論・理屈」が発見される。


よほど先進的な研究をしているならありえない話ではないかもしれませんが。
“本来”はそういった「実験」を行う前に、きちんとした「理論」を学び、
あるいは自分で考えた別の理論を証明するために、
その「理論」の証明のための「実験」をする、
「実験データ」を取るための「実験」を行うというのが一般的だと思います。


アニメや漫画に描かれている科学者のイメージで、
何でも実験して、そこから新しいものを何でも作り出されると思って、
“実験”が好き、楽しい=「理科」好き、楽しいと思っていると、
中学以降は、その大好きな「理科」に苦しめられることになります。


“実験”も大事ですが、過去の多くの科学者が残した、証明した“理屈・理論”を
学ぶこと“も”大事です。


特に、何度も強調して書きますが、中学以降の「理科」の勉強は、
基本的に「座学」、理論・理屈重視の勉強をしていかないと、テストで点数が取れません。


仮に授業が“実験”主体の授業だったとしても、その理屈・理論を勉強しないで、
実験で起こった現象を、“自分の感覚”で、「なんとなくこうなる」で済まさないように
して下さい。


さて、こういったことを前提に考えて頂いた上で、
中学校に入ってからの理科の勉強の仕方を書いていきたいと思います。


1) 教科書に書かれていること(特に理論や理屈)は
   絶対のもの(そうなる)として考える

2) できるだけ、“実験”をする前に、
   どういう結果になるか(理屈・理論)を知っておく

3) わからないところは、先生に答えを“聞かない”
   自分で調べて、“答えがあっているかどうか”を先生に聞く

4) 一冊ないしは数冊、理科の“問題集”を何度も“解いてみる”

5) 単語帳・まとめノート・用語集などを作る

6) 本・資料を集める癖を身に付ける

7) 日常生活にある「理科」を探してみる


注)もちろんのことではありますが、全般編で書いた、
  授業中寝ないなどは「当たり前」のこととして、省いております。


1)〜5)に関しては、「学校」の「定期テスト」において、
必要になってくるものです。


特に、1)の教科書に書いてあることは“素直”にそうなるものだと、
思い込むくらいのほうが、良いです。


3)は、これは理科の先生に実際に“聞いてみれば”わかると思いますが、
おそらく理科の先生は、“答え”を教えてくれません。
なぜなら、“聞く”内容・程度によっては、先生も“答え”られないような理論や理屈もあり、
それを“考える”ことが理科の最大の勉強となるからです。
ですので、“答え”だけを聞きにいくと、“考えてこい”と言われると思います。


4)の“問題集”は買ってもいいですが、学校の図書館やインターネットにも、
ありますので、とにかく多くの“類似問題”を解くことが重要になってきます。


理科と社会においては、定期テストの“範囲”は狭いので、どうしても、
「答え」になる単語・選択肢が限られてきます。


ですので、テストにおいては「聞き方・問い方」が変わってくることが、
多くなります。


そういった「聞き方・問い方」に対する対策が、「多くの問題」を解くことです。


多くの問題集を解いてみれば、やってみれば、
定期テストのほとんどの問題の“答え”が、単語が、正しい選択肢が
限られていることに、「気付き」ます。


そういう風に“気付ける”くらいの問題数をやっていれば、
学校の「定期テスト」で困ることはないでしょう。


6)、7)に関しては、理科の宿題や自由課題などに有効となります。


学校の先生によっては全く宿題が出ないかもしれませんが、
もし“出た”時に、大きな“加点”になることとなりますので、
ぜひ普段からやる癖を身に付けておきましょう。


特に、理科を専門に道を進もうと考えている方は、
6)の本・資料集めは、“できること”が当たり前で、
さらになるべく「多く」の、そして「良書」を見つけることが
求められることになります。


学校の先生も知らないようなことが書かれている本や資料は
たくさんあります。


そういったものを“見つけられる”、“見つけている”ことは
大きな評価を受けます。


若いうちから、この感覚をもっていると、いずれ役立つ時が、
きますので、ぜひ試してみて下さい。


最後に、この理科を「暗記」科目とタカをくくって、
中学時代を過ごすと、「高校」に入ってから、
苦労することを、念をおしておきます。


高校からの「物理」「化学」「生物」は、
“重要単語”を覚えている、覚える、なんてことは、
「当たり前」のテストとなります。


そこから、さらに、深いところ、解説や計算など、
仮の(理論)実験を行った時どうなるかの検討など、
「覚える」だけでは、点数の取れない状況になりますので、
ぜひ、この中学時代に、中学に入学したら、
新しい気持ちで、改めて、理科を習って下さい。


“優しい”ことに、中学で習う「理科」は、小学校で習ったことを
もう一度、やってくれます。


“少し”だけ多く、深くなるだけのことですので、
先生の授業をゆっくりじっくり“素直に”聞いておけば、
理科の定期テストで困ることはありません。


数学でも書きましたが、この「理科」も、「好き嫌い」関係なく、
「点数」の取れる科目としておくことをオススメします。


好きだけど、「点数」が取れない悲劇や、
嫌いだからといって、成績を落として、進級・進学できないなんて、
喜劇にならないように、しておきましょう。


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