高校・大学に進学できる、させる、してもらう勉強、授業、カリキュラム、教育指導

新入生の方も、この一学期を経て、
もうわかったと思いますが、
学校、特に私立校・中高一貫校は、
高校・大学に進学できる、させる、してもらう
勉強、授業、カリキュラム、教育指導を
行っている学校が多いです。

つまり、高校・大学に進学することを前提とした
勉強、授業、カリキュラム、教育指導となりますので、
高校・大学に進学するために“必要な”勉強、授業、
カリキュラム、教育指導が行われていることになります。

『学校教育』『学校での勉強』に関して、
多くの有識者の方々は、一言物申すと、
様々な教育論、思想などを語られますが、
文科省が定める、高校卒業の要件、必修単位などを
満たす必要があり、一概に、この科目、教科は
要らないと切って捨てることが出来なかったりします。

そういう意味では、各学校、実によくカリキュラムを
考えられて、生徒の皆さんに、『多くの選択（志望校）』を
選べるようになっています。

その中でも、私立校・中高一貫校は、
上記したように、高校・大学に進学することを
前提にしている学校が多いため、
『高校・大学に進学できる』だけの、
勉強、授業、カリキュラム、教育指導が
行われています。

生徒の皆さん、あるいは、これは親御さんの中にも
勘違いされている方もいるかもしれませんが、
貴方、もしくはお子さんが、
『（今のところは）高校・大学に進学するつもりはない』と
思っていようが、考えていようが、
学校・先生側は全く関係無く、
高校・大学に進学させる、してもらう
勉強、授業、カリキュラム、教育指導を
突き進めていきます。

その結果、〝その”勉強、授業、カリキュラム、教育指導に
ついてこれない方に、屈辱的な、否定的な、そしてさらには、
人格・人性を無視したかのような点数や成績を、具体的な
数字で、示されることになります。

昨今は、進級・進学出来ないことを匂わせるような忠告や説教を、
学校・先生側がすれば、パワハラ、教育虐待と言われかねないので、
『結果』で、『数字』で、わかってもらう、知ってもらうということを
徹底してきているように思われます。

それが、顕著になって現れているのが、この一学期、
それも一年次に、『複数教科』で、不合格、成績１といった
『結果』を突き付け、
『このままでは（うちの学校の勉強について来れなければ、
　卒業要件を満たせず）高校・大学に進学出来ません』と、
『無言で』『数字で』訴えていることになります。

その意思・意図を感じ取れず、まぁ、今回は
（今学年、今年度、進級・進学したばかりで）
仕方ない、で済ませていると、学校・先生からの、
忠告・警告を無視したことになり、『次の結果』で、
それを証明する『結果』を出してしまった場合、
転校や留学、他校受験といったことも、
考えている、そうなっても構わないと、
見られることになります。

実際には、そこまで厳しく見られ（審査・観察し）ている
学校・先生はいないと思いますが、進級・進学要綱の条件を
“満たせない”ことが決まった瞬間からは、突き放すとまでは
言いませんが、そこまで親身になって、相談にのってくれる
ことはないでしょう。

“そうなる（転校や留学、他校受験）ことも考えられて、
　学校生活を過ごしてきた結果（＝自己責任）ですよね”
という対応になります。

２年９ヵ月、８回の学期（成績）、１４～１６回の
定期テストと、限られた『時間』と『機会』の中で、
『記録』される『結果』によって、合否が決まる、
『そのこと』もまた、初めに、そして、呼び出し・面談等で、
都度、言われている・公示されている、とはいえ、
『対応出来ない』方にとっては、『結果』で迫られる形で、
学校から追い出されることになります。

３年生は、もうわかっていると思いますが、
この一学期の結果をもって、その最後の
忠告・警告がされたことになります。

もはや後はありませんので、その忠告・警告を無視しての
『結果』に後悔することのないようにしておくことを
オススメします、

１・２年生は、２年後、１年後、
“そこまで”追い込まれることのないように、
むしろ、余裕や貯金を作って、進学を万全のものに
出来るように、この夏休みから軌道修正し始めて
おくことをオススメします。

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